趣味と実益の野菜作り日記2

趣味と実益の野菜作り日記の続編 2014年度から大きな畑で野菜作りを本格的に。その様子を失敗も含めて順次紹介します。

カキの実がポトッポトッ 落葉病のようです

2020-10-01 17:35:57 | 日記

熟していない実を朝に2つ拾いました。

なんとか食べることはできましたが・・・
夕方にまた5つ拾いました。

不調です。
日焼けだけでなく、ほかに原因があるのかな。


奈良県のホームページ「柿の実が落ちる」で調べてみると落葉病のようです。
「柿の実が落ちるのですが、どんな農薬を散布すればいいですか」という問い合わせがよくあります。私たちはこういう質問の場合、まず品種やいつの時期に実が落ちるのかを聞き取りしてから返答するようにしています。というのは、実が落ちる(落果と呼びます)のは、病気や虫の被害によるものだけではないからです。
 まず、6~7月頃に起こる落果についてですが、柿をはじめ多くの果樹類は、受粉して種が入らなければ自ら実を落とします。これを生理的落果といいます。自分の子孫を残すための種が入ってない果実を養う余裕がないという訳です。また、柿はその年に伸びた枝に蕾や果実をたくさん着けるので、着きすぎている場合も樹が弱ってしまわないように自ら実を落とします。生理的落果の程度は品種により大きく違います。例えば『たねなし柿』で知られる渋柿の「刀根早生」や「平核無」は通常、種が入らないにもかかわらず、生理的落果は少なめです。甘柿の「富有」は種が入らないと実が落ちやすく、特に日照不足になる梅雨時期に落果が多くなります。
 次に、この時期にはカキノヘタムシガの被害も発生します。幼虫は6月上旬にヘタ付近から果実の内部に食入し、軸の部分やヘタ近くに木くずのような虫糞を出します。被害を受けた果実は色が変わって軟化し、その後茶色く干からびたまま樹上に残ります。カキノヘタムシガの被害は8月にも発生し、この時期にはヘタを残して落果する果実が多くなります。
 最後に、9月以降に発生する落果は、生理的落果が遅くまで続いている場合もありますが、落葉病が原因の場合が多いです。落葉病が発生すると葉に褐色の斑点が出て紅葉し、通常より早く落葉します。その後、果実は軟化して落ちます。
 このように、柿の実が落ちるといっても、様々な要因があり、品種や落果する時期、果実の状態などにより、生理的なものなのか、病気か虫かを判断することになります。・・中略・・
○落葉病の対策
 梅雨入り前の6月上旬にジマンダイセン水和剤などの殺菌剤を散布すると被害を減らすことができます。また、病気が発生した落ち葉が翌年の伝染源となりますので、落葉後に処分しておくと病気は少しずつ減っていきます。」

葉の様子を見ると
葉もほとんど落ちており、

茨城県の落葉病のHPの症状の葉と同じ。
円星落葉病発病葉のようです。
防除のポイントは
1.罹病落葉は伝染源となるため適切に処分する。
2.樹勢の弱い樹に発病が多いので,樹勢の維持や増進をはかる。
3.5月~6月が感染時期となるため,適期に防除する。
4.薬剤散布の際は,菌の侵入部である葉裏にも十分かかるよう散布する。


今までは、落ちた葉も肥料になるだろうと根元にそのまま置いていましたが、罹病しているので残さないようにきれいに片づけます。

とりあえず採れたのはこれで合計15個になりました。




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