三船敏郎
高い評価が定着している「7人の侍」は取り上げません。お勧めしたいのは「グランプリ」
(1966・日本公開は1967)です。。失意のF1レーサー(演ずるはジェームズ・だーなー)を励まし、見事再起さ
せる役です。ホンダを作り上げた本田宗一郎がモデルで、感涙もののシーンが随所に登場します。
因みに、「7人の侍」で宮口精二が演じた剣客の役は、翻案の「荒野の7人」では、ジェームズ・コバーンが演じて
おります。寡黙にして無類の剣の達人、後の多くの俳優に影響を及ぼしているのです。
福本清三
当然ながら主役ではありませんが、何か気になる存在として画面に登場しております。当然ながらセリフはごくごく少ないのす。
しかし、ある意味、日本人の典型として評価されているのです。「ラストサムライ」で起用され、期待に応えたのは立派でした。
切られ役に徹した俳優ながら、晩年には見事に主役をつとめております。
松田優作
「ブラックレイン」での存在感ある演技は見事でした。体調の悪さを感じさせずに撮り終えました。あと数本の映画を残すことが
出来たなら、どのような演技を見せてくれていたか・・・と考えると、残念でなりません。ハリウッドでも、ヨーロッパでも、彼の
ために進められていた企画が複数あっとと聞いています。
渡邉 謙
「ラストサムライ」は大ヒットしました。あの戦闘シーンは見せましたね。トム・クルーズに当たり負けしていなかったのは ◎
でした。オスカーにノミネートされたことも価値ある勲章と言えるでしょう。なお、あわせて真田広之の演技(および体技)も
高く評価されたことを添えます。
次の機会には、外国俳優篇を考えて
いよいよ本格的な梅雨入りとなります。体調管理にご留意ください。
事務局 嶋 丈太郎
携 帯 090-1702-5076
メール shimajyo.oripro@nifty.com
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