天城峠は雪で、名物の河津桜は6分咲きでした。観光客は少なく、見頃は来週以降になるようです。
さて、春と言えば(やや強引ですが)、街歩きの再開。健康維持と好奇心充足のために、ぜひせひお薦めしたい習慣でございます。
江戸時代の人も健康のために街歩きをしていた・・・かどうかは分かりませんが、江戸では精密な地図が売られていました。
300年も前に世界最大の都市であった江戸は、政治と消費の中心地。
テレビでお馴染みの悪旗本や悪徳商人だけでなく、武士や商人にとって日々の生活に欠かせなかったのが、「江戸切絵図」だったのです。
いつ、誰が、どのように考え、どのように改良していったのか? 筆者も多少調べたことがあるのですが、興味ぶかいエピソードが一杯です。
トークイベント「紫紺倶楽部」の会場、明治大学があるのは、中級旗本が住んでいた駿河台。明治大学の場所は、数家の旗本屋敷だったそうです。同様に、霞ヶ関の官庁街も、有名ホテルも、劇場も、江戸時代にはどのように使われていたのかを知ることが出来ます。
街の様子は変っても、地下には当時を知る手掛かりが、そっくり残されています。
地下に埋もれている先人(この場合は江戸時代の)たちの生活の様子や、当時の建築の規模を知ることが出来るのですね。「江戸考古学」、そんなジャンルがあるのです。
江戸を知る手掛かりとしての「江戸切絵図」を、発掘のお話とあわせて江戸考古学の研究者に解説していただきます。ご期待ください。
「紫紺倶楽部」開催について
会 場 : 明治大学(駿河台キャンパス)リバティタワー1階
1時半 開場 2時 開演 入場料 2000円
第34回
開 催 日: 3月14日(日)
タイトル: 江戸切絵図入門
ゲ ス ト: 追川 吉生さん(東京大学埋蔵文化財調査室助手)
上記イベントのお問い合わせ・ご予約は
オリオンプロモーション 嶋 まで
携帯090-1702-5076
FAX03-3689-9732
メールshimajyo.oripro@nifty.com
嶋 丈太郎
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