渡良瀬橋夕景

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サギ科の情報

2024年07月22日 | 鳥のミニ図鑑

サギ科・・・日本では19種、うち16種が繁殖。雌雄同色が多い。

《参考》

🆙・ キンタの野鳥日記 「ハス」と「ヨシゴイ幼鳥」。

・ キンタの野鳥日記 【梅雨明けしました。】 農道を占領する「サギ達」。

・ キンタの野鳥日記 「ハス」と「ヨシゴイ」。

・ キンタの野鳥日記 「ヨシゴイ幼鳥」と「コフキトンボ帯型」。

・ キンタの野鳥日記 「ヨシゴイ」と「ハスの花」。②

 


◆《アオサギ》:頭は白くて、額の両側から目の上を通り後頭でつながる黒色帯がある。後頭の羽毛は冠羽になる。地上では、ゴァーと鳴く。 九州以北で繁殖し、留鳥。水田、湿地、川、湖沼、干潟等にいる。

◆《アマサギ》:白いサギで最小 くちばしは夏も黄色、頭部と首、背に橙黄色の飾り羽が出ていて、他は白い、夏鳥として渡来する地方が多いが、日本南部で越冬するものもある、水田や湿地にすみ、牛や馬の近くにいてハエをとったり、牛や馬の追い出すカエルやバッタをとる

◆《アカガシラサギ》:旅鳥または冬鳥

◆《クロサギ》:本州以南の海岸の留鳥

◆《コサギ》:黒いくちばしは、冬も黒い 足の指が黄色、本州から九州で繁殖し冬も残る、水田、湿地、川、湖沼などにすみ、浅水中で片足を前に出してふるわし獲物を追い出してとる習性がある、ゴァーッ、ゴァーッという鼻声で鳴く

◆《ゴイサギ》:普通、くびを縮め、背がまるく、ずんぐりした形をしている。成鳥は頭と背が黒くて、白い冠羽がある。日中は杉林などでやすみ、夕方から水辺で魚をとる。主に夜間、飛びながらクワッ、コアッと鳴く。本州から九州で繁殖。留鳥、漂鳥

◆《ササゴイ》:成鳥は頭上が黒色、背は青淡色の光沢のある黒褐色。飛びながらキュー、ピューと鳴く。夏鳥として本州から九州に渡来し、繁殖。夕方から活動し、川や水田で魚をとる。夜間に活動し、川岸や浅い水中に立っていて、魚をとらえる。

◆《サンカノゴイ》:遊水地では留鳥。2023年、日本野鳥の会の調査で栃木県は1羽のみ確認

◆《ダイサギ》:白サギ類の中で最大、全身が白色で夏羽では飾り羽がでる。ゴアーッと鼻声で鳴く。本州と九州で繁殖し、冬も残るものがある。水田、湿地、川、湖沼、干潟等にすみ、水の中をゆっくり歩いてエサをとる。

◆《チュウサギ》:水田に多く、コサギとダイサギの中間の大きさ、主に夏鳥として渡来し、九州から本州で繁殖、水田や湿地で餌をとる、夏羽はコサギに似ているが大きい。足全体が黒い

◆《ミゾゴイ》:夏鳥として渡来 沢や渓流でサワガニを取る

◆《ムラサキサギ》:まれに渡来、以前、渡良瀬遊水地の記録があるが、最近の記録なし

◆《ヨシゴイ》:ヨシ原にすむ、小さなシギ、♂は頭上が黒く、体は黄褐色、夏鳥として渡来し、九州以北で繁殖する、水田、湿地、アシ原などにすみ、草の上を低く飛ぶことが多い、オーオーと鳴く


▶オオヨシゴイ…【全長】39cm、夏鳥として渡来

▶カラシラサギ…【全長】68cm、全国の池、河川などに渡来。足は黒く、足指は黄色

▶ズグロミゾゴイ…【全長】49cm、沖縄に生息

▶タカサゴクロサギ…【全長】58cm、迷鳥

▶リュウキュウヨシゴイ…【全長】40cm、奄美大島などの留鳥

 

 

 

 

 


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