渡良瀬橋夕景

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花の観察 トウダイグサ科の仲間

2023年11月01日 | 花の観察

 鳥を探し始めて30年以上経ちますが、花の観察は、ほとんど素人なので、先輩について歩いて、いろいろ覚えています。もし間違いがありましたら、ごめんなさい。

◆トウダイグサ科…花があまり目立たない科でめずらしい

▲アカメガシワ 野山、空き地。果期は8~10月。花期は6、7月

▲エノキグサ 別名:アミガサソウ。畑や道ばたなどに生える。高さ30〜50cm。葉は互生し、長さ3〜8cmの長楕円形〜広披針形で鈍い鋸歯があり、先はやや尖る。花序は葉腋につき、上部に小さな雄花が穂状につき、基部に編笠状の総苞に抱かれた雌花がつく。雄花は小さく、8個の雄しべが膜質の花被に包まれ、開花すると花被は4裂する。雌花の花被は深く3裂し、軟毛が多い。子房は球形で、表面には小さい突起と軟毛が密生し、果期にも残る。花柱は3個で、先端が糸状に裂ける。さく果は直径約3㎜の球形で、中に直径1.5㎜ぐらいの種子が3個入っている。花期は8〜10月。(参考・野に咲く花)


▲オオニシキソウ 一年草。茎は淡紅色を帯び、直立または斜上して高さ20〜40cmになる。葉は対生し、長さ1.5〜3.5cmの長楕円形で、基部は左右が非常に不ぞろい。杯状花序は枝先にまばらにつく。腺体は円形。腺体の付属体はよく発達し、白い花びらのように見える。さく果は直径約1.7㎜の卵球形で無毛。花期は6〜10月。(参考・野に咲く花)

▲オゼタイゲキ ハクサンタイゲキの変種で、尾瀬と玉原湿原で見ることができるとのこと、花期は6、7月


▲コニシキソウ 一年草。毒草。茎は長さ10〜20cmになり、地を這って広がる。葉は対生し、長さ0.7〜1cmの長楕円形で、表面の暗紫色の斑紋がよく目立つ。基部は左右が非常に不ぞろい。枝の上部の葉腋に汚れた淡紅紫色の杯状花序をつける。さく果には白色の寝た毛が密生する。花期は6〜9月。(参考・野に咲く花)。有毒部位:全草。

▲タカトウダイ 別名:ハクトウタイゲキ。毒草。在来種、特徴:葉は細長い披針形(竹の葉のように細長く先端がとがり基部のやや広い形のもの)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの タカトウダイ

▲トウダイグサ 越年草。在来種。毒草。別名:スズフリバナ。日当りのよい畑や道ばたなどに生える。高さ20〜40cm。葉は互生し、長さ1〜3cmのへら形〜倒卵形。茎の先にやや大型の葉を5個輪生し、葉腋から放射状に枝をだす。各枝先に2〜3個の総苞葉に抱かれるように小さな杯状花序がつく。腺体は楕円形。子房は平滑。さく果は直径約3㎜で熟すと3裂する。花期は4〜6月。(参考・野に咲く花)。全草にアルカロイドを含む、茎や葉を傷つけるとでる汁液も毒を含む

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの トウダイグサ

▲ナツトウダイ 毒草。在来種、特徴:上部の葉は三角状。花期は4〜6月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ナツトウダイ

▲ナンキンハゼ 野山、街路樹。果期は11~1月。花期は7月

▲ノウルシ レッドリスト種

▲ハイニシキソウ 花期は九州以北では9-10月


▶マルミノウルシ…国の準絶滅危惧、栃木・群馬県の絶滅危惧Ⅰ類


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