渡良瀬橋夕景

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アトリ科の情報

2024年03月01日 | 鳥のミニ図鑑

アトリ科・・・17種、8種が繁殖するが夏鳥はいない

《参考》

🆙・ くまたかのブログ3 カエデの木に集まる野鳥-2024-02-18

・ くまたかのブログ3 探鳥で公園をはしご-2024-02-11

・ くまたかのブログ3 渡良瀬遊水地で探鳥-2024-02-08

・ くまたかのブログ3 残雪の金山-2024-02-07

・ キンタの野鳥日記 水飲みに現れた「カワラヒワの群れ」。

 


◆《アカウソ》:冬鳥として渡来する亜種、胸は紅色を帯びる。

◆《アトリ》:スズメより少し大きく、雄の冬羽は雌に似ているが頭部は黒味が強く、下面の橙色は濃い。枝に止まってジューイと鳴く。冬鳥として渡来し、秋には群を作って山地の林で木の実を食べる。春には広い耕地に出現し、地上で草の種子や穀類を食べる。年によっては何万羽という大群が渡来する。
◆《イカル》:スズメより少し大きく、雄の冬羽は雌に似ているが頭部は黒味が強く、下面の橙色は濃い。枝に止まってジューイと鳴く。冬鳥として渡来し、秋には群を作って山地の林で木の実を食べる。春には広い耕地に出現し、地上で草の種子や穀類を食べる。年によっては何万羽という大群が渡来する。
◆《イスカ》:先が食い違ったくちばし、多くは冬鳥として渡来、本州中部以北及び北部の松林で少数が繁殖する、渡来数は年によって多少があり、全く来ない年もある、飛びながらチョッチョッと鳴く
◆《ウソ》:嘴が短くて太い。雄の頭上は黒く頬と喉は紅色。翼の大部分と尾が黒い。ヒーヒーホー、フーなど口笛のような声。本州中部以北の高い山の針葉樹林で繁殖する。秋冬には山麓から山地の林に小群ですみ、木の実を食べる。サクラやウメの若芽も好むので、公園にも来ることがある。

◆《オオマシコ》:雄では頭部が濃い紅桃色で喉は銀色。地鳴きは、チーという鋭い声。冬鳥として九州以北の山地の林に渡来するが少ない。
◆《カワラヒワ》:オリーブ褐色。雄の頭部には黄緑色味が強い。地鳴きはキリリコロロと鳴く。九州以北の低地から低山で繁殖し、北の地方のものは冬、温暖地に移動する。秋冬には河原、農耕地に群を作ってすむ。夏には庭のヒマワリの種子を食べにくる。

◆《コイカル》:尾は長めで凹形。嘴は太くて橙黄色。雄は頭から喉にかけて光沢のある黒色。地鳴きは、キョッ、ズァー。主に冬鳥として西日本に比較的多く渡来する。冬期は低地から山地の落葉広葉樹林に群れですみ、木の実を食べに村落にも来る。

◆《シメ》:太っている。雄の頭上と頬の茶褐色、尾は黒褐色で外側の尾羽の先は白い。地鳴きチチッ、ツツッなどと鋭く鳴く。主に北海道の低地から山地の林で繁殖。秋冬は温暖地の落葉広葉樹林にいてカエデなどの種子を食べる。

◆《ハギマシコ》:後頭部から首が黄色っぽい。胸、腹、翼の一部、腰はバラ色と黒が混ざる。飛びながらジュッ、ジュン、ピーピーと鳴く。主に冬鳥として渡来するが多くはない。本州中部以北の海岸や山地の崖や岩場にいることが多い。波状をえがいて流れるように飛ぶ。群馬県などの絶滅危惧種

◆《ベニヒワ》:冬鳥として渡来、数の多い時は、本州でも見られる
◆《ベニマシコ》:雄の冬羽は全体にバフ色が強くなる、雌は頭部の下面も淡い黄褐色で黒い縦斑がある。ピッポ、フィッフィッと柔らかい声で鳴く。北海道、青森の下北半島で繁殖。低地の低木林、林縁、低木のある草原にすみ、雄は突出した枝や電線にとまってさえずる。秋冬には本州以南の低地から山地の低木林や川岸などにいる。

◆《マヒワ》:雄の冬羽は全体にバフ色が強くなる、雌は頭部の下面も淡い黄褐色で黒い縦斑がある。ピッポ、フィッフィッと柔らかい声で鳴く。北海道、青森の下北半島で繁殖。低地の低木林、林縁、低木のある草原にすみ、雄は突出した枝や電線にとまってさえずる。秋冬には本州以南の低地から山地の低木林や川岸などにいる。


▶アカマシコ…【全長】14cm、数少ない旅鳥

▶ギンザンマシコ…【全長】20cm、大雪山のハイマツ林で繁殖

▶ゴシキヒワ…【全長】14cm、日本海の島で渡りの時に見られる

▶コベニヒワ…【全長】13cm、まれな冬鳥

▶ズアオアトリ…【全長】16cm、北海道での記録あり

▶ナキイスカ…【全長】15cm、冬鳥

 

 

 

 

 


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