渡良瀬橋夕景

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花の観察 タデ科の仲間

2023年11月01日 | 花の観察

 鳥を探し始めて30年以上経ちますが、花の観察は、ほとんど素人なので、先輩について歩いて、いろいろ覚えています。もし間違いがありましたら、ごめんなさい。

▲アキノウナギツカミ 観察ポイント:花の上部は淡い紅色、下部は白色。別名:アキノウナギヅル。秋に咲く一般的な種、葉は細長く、基部は矢じり形、茎に刺がある。花期は5〜10月。茎にはトゲがあるので、トゲを使えばウナギも掴めるとの意味の和名

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの アキノウナギツカミ

▲アレチギシギシ 本州中部にふつうに見られる。道ばたや川岸、鉄道沿いなどに生え、高さ0.4〜1.2mになる。ほかのギシギシ類に比べてほっそりしている。葉は長さ10〜20cmの長楕円形〜披針形で、基部は円形〜浅い心形。ふちは細かく波打つ。花は間隔をおいて輪生状につくので、花序はまばらに見える。花のあと内花被片は翼状になり、中央部のこぶ状の突起が大きく、よく目立つ。花期は6〜10月。(参考・野に咲く花)

▲イシミカワ 果実は鮮やかな瑠璃色、葉は矢じり形で刺が目立つ。花期は7〜10月。

▲イタドリ 多年草。茎は節があり、中空。葉は小さく裏が淡い緑色。花期は7~10月

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの イタドリ

▲イヌタデ 一年草。在来種。別名:アカマンマ。道ばたや畑、荒れ地などにごくふつうに生える。高さ20〜50cm。茎はふつう赤みを帯び、下部は地をはう。葉は互生し、広披針形〜披針形で先はとがる。托葉鞘は長さ7〜8㎜の筒形で、ふちに長い毛がある。花序は長さ1〜5cmで、紅色の小さな花を多数つける。まれに白色の花もある。花被は長さ1.5〜2㎜で5深裂し、花のあとも残ってそう果を包む。そう果は3稜形で光沢のある黒色。花期は6〜10月。(参考・野に咲く花)

▲イブキトラノオ 花茎は30cmから高いものは100cm以上にまで伸び、先端に白色か淡紅色の花穂をつける。花期は7、8月。利尻岳の情報、

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの イブキトラノオ

▲オオミゾソバ 葉はミゾソバに比べてくびれが強めに入りやや細長い。葉柄に翼がしっかり現れる。花期は8〜10月。

▲オオイヌタデ 道端や荒れ地、河原に生える。茎葉よく分枝して高さは0.8〜2mになり、節はふくらむ。葉は長さ15〜25cmの披針形で、先は長くとがる。托葉鞘は筒状で、普通ふちに毛がない。花序は長さ3〜7cmと長くて先は垂れ下がり、淡紅色または白色の花をつける。花被は4〜5裂し、果期には先が2分岐した脈が目立つ。そう果は扁平な円形で黒褐色。花期は6〜11月。(参考・野に咲く花)

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの オオイヌタデ

▲サナエタデ 在来種。道ばたや畑などに生える。オオイヌタデと似るが高さは30〜60cmとやや小型で節はふくらまない。葉は長さ4〜12cmの披針形で、ときに裏面に白い綿毛が密生する。托葉鞘は膜質で、ふちに毛がない。花序は長さ1〜5cmで、先は垂れない。花被は淡紅色又は白色で、2分岐する脈があり、果期には目立つ。花期は5〜10月。(参考・野に咲く花)


▲シロバナサクラタデ 雌雄異株、茎や葉は乾燥すると赤みを帯びる。花期は8〜11月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの シロバナサクラタデ


▲スイバ 多年草。別名:スカンポ。葉をかじると酸っぱい、10円玉磨きに使えます。花期は5〜8月。

▶ヒメスイバ…多年草。ヨーロッパ原産。スイバの小さいもの

▲ナガバギシギシ 花期は6〜8月。有毒部位:全草

▲ニオイタデ 迫間湿地で確認。花期は8~10月

▲ハナタデ 花序に花がまばら。花期は8~10月。別名:ヤブタデ

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ハナタデ

▲ハルトラノオ 茎先につく花序は、密につき、花冠裂片に見えるのは萼裂片で、萼は白色で5深裂。花期は4月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ハルトラノオ


▲ママコノシリヌグイ 一年草。観察ポイント:葉は長さ3~8cmの三角形で先端が尖る、花は桃色で5枚、茎に下向きの刺がある。花期は5〜10月。

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ママコノシリヌグイ


▲ミズヒキ 別名:ハチノジグサ。葉の上半分が赤、下半分が白。花期は8〜10月

▲ミゾソバ 一年草。別名:ウシノヒタイ。茎、葉に下向きのトゲがある。金平糖に似た花。花期は7~10月

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ミゾソバ

▲ヤナギタデ 在来種。葉がピリッと辛く、古くは香辛料の代わりに利用。在来種、特徴:花穂は長く伸び垂れる、花色は淡い紅色。花期は6〜11月。『蓼食う虫も好き好き』という諺の元になった

《参考》

・ 「HiroKen花さんぽ」 さんの ヤナギタデ

▲ヤノネグサ 茎の下部は地上を這い、上部は斜上し、高さ50cm程度になる。花期は9、10月。


▶エゾノギシギシ…エゾの名がついているが全国的に分布

▶ヒメスイバ…道端や畑地で見られるヨーロッパ原産の外来種

▶ボントクタデ…ピンクのつぼみに小さな白い花


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