その転がった先は…

あいかわらず、風邪にやられてます。おかげで昨日も一日中ベットの中。
卒論発表会も近いというのに、なんにもできてません（￣へ￣；
ヴァナにも、随分とログインできてません！(Ｔ^Ｔ)



さて、このまま終局すると思われていた、ライブドア問題。
事態は思わぬ方向に、悪い方向へと向かい始めたようです。

今朝の朝刊によると、
フジテレビがライブドアの買収を検討し始めているとか。
出掛ける直前だったので、見出し程度しか記事を読んでいないのですが、
あの会長も所詮は同じ穴のムジナだということでしょう。
しかし、それだけでは終わりません。

・・・最悪です。悪夢です。

ライブドア・グループのの買収を考えているということは、
当然、株式部門のライブドア・マーケティングもその例外ではないはず。
（ライブドア側にグループ会社の売却をしないように求めているとの報道もあり、ライブドア・マーケティングは確実に射程圏内に入れているように思えます。）

ライブドアが今回の事件で問われているのは風説の流布という罪。
そして、その「流布」という点において、ある意味、
最も適しているのがテレビ局と言えます。

つまり、テレビで大々的に風説を流すことができたら、
株価は思うがまま、インサイダー取引も自由自在。
しかも、自己の株価だけではなく、
やり方によっては、他社の株価さえも「風評」で動かすことが可能となります。
史上最悪のメディア企業の誕生です。

フジテレビ側は「放送とネットとの融合」を掲げているようですが、
今回の買収で生まれるのは「放送と株価の融合」です。
絶対に買収させてはならないと私個人は強く思います。



東証は、ライブドアの一件で株式市場の健全化を本気で考えているのなら、
まずは、この買収を全力で阻止しなくてはなりません。
国も同様です。

東証の、株式市場の、株主の、そしてこの国の
倫理観が今、まさに試されようとしているのだと思います。