子供のための紫外線対策協会(紫外線.com)

紫外線対策が必要なのは、子供だということをご存知でしょうか?紫外線対策の必要性と協会活動をこのブログでお伝えします。

UVカットクリームの SPFは、高いほど良いのでしょうか?

2014年12月01日 | 紫外線対策

どうせ使うなら数値が高い方がいいのでは??
と思ってSPF50などの日焼け止め化粧品を毎日塗っていませんか??

でも、実は、SPF20以上のものになるとUVカット率は大差がありません。

SPFの数値が高いものは落とすときに肌への負担が大きいのも心配です。
普段使いには、SPF15~20で十分です^^

数値より使い方や使い量が大切!!

http://www.shigaisen.com/
http://www.epochal.jp/

紫外線散乱剤

2014年12月01日 | 紫外線対策
http://www.shigaisen.com/

紫外線散乱剤は、肌の上に膜を作って、紫外線を跳ね返す成分。
こちらのほうが紫外線吸収剤よりも肌に優しいので普段使いにはおすすめ!
「吸収剤フリー」とか、「ノンケミカル】など度表示されています。

紫外線吸収剤について

2014年12月01日 | 紫外線対策
肌の上で紫外線を吸収する成分。
サラッとして使用感がとてもいいのですが、毎日使うと肌の負担になることもあります。

チョコレートが紫外線防御効果!?

2011年08月17日 | 紫外線対策
【8月16日 AFP】カナダのラバル大学(Laval University)栄養補助食品・機能性食品研究機構(Institute of Nutraceuticals and Functional Foods)は15日、ダークチョコレートに紫外線による皮膚のダメージを防ぐ効果があるかを調べる実験を行うと発表した。

 これまで、ドイツと英国で、チョコレートに含まれるポリフェノール化合物が皮膚表面に近い部分の血流を増加させ、皮膚を紫外線から守るのに一定の効果があったとする実験結果が示されてきたが、どれも決定的な証拠と言うには実験規模が小さ過ぎた。

 同機構は今回、25~65歳の色白の女性60人を対象に実験を行い、チョコレートに紫外線防御効果があるか確認する。被験者を2つのグループに分け、一方には毎日チョコレートを3枚、他方の対照群にはプラセボ(偽薬)を与え、12週間後に研究所で皮膚に紫外線を当てて日焼けによる損傷を調べる。

 被験者を女性に限定するのは、研究者が天然ホルモンの男女間のばらつきをコントロールできるようにするためだという。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2820300/7644974?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics


紫外線と紫外線対策については、紫外線.com
http://www.shigaisen.com/

紫外線対策ウエアブランドEPOCHAL
http://www.epochal.co.jp/
http://www.epochal.jp/

学校でも紫外線対策を!

2011年08月08日 | 紫外線対策

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110806/k10014744161000.html

紫外線の影響で白目が隆起する「瞼裂斑(けんれつはん)」と呼ばれる目の病気について、屋外で部活動をする中学生で初期症状がある割合が高くなっていることが、厚生労働省の研究班の調査で分かりました。専門家は子どもの目の紫外線対策が必要だと指摘しています。

「瞼裂斑」は紫外線の影響で白目が変色して隆起する病気で、進行するとドライアイになったり、将来白内障にかかるリスクが高くなったりするとされています。調査は金沢医科大学の佐々木洋教授など厚生労働省の研究班が行い、石川県内灘町の中学生およそ300人を対象に目の状態を調べました。

その結果、中学1年生では瞼裂斑の初期症状のある割合が26%で、3年生になると42%に増えていることが分かりました。
また、屋外で活動する野球部では62%、ソフトボール部が55%、サッカー部が43%の生徒に初期症状がある一方、バレーボール部や弓道部など屋内で活動する部では30%以下でした。佐々木教授は「これほど多いとは想像していなかった。

帽子やサングラスを使うなど子どもの紫外線対策が必要で、学校でも対策を始めてほしい」と話しています。

紫外線.com

2009年11月の上空オゾン量

2009年12月26日 | 紫外線対策
2009年12月25日2009年11月の上空オゾン量、紫外線強度を公表 気象庁は、札幌、つくば、那覇の国内3地点と南極・昭和基地で実施しているオゾン層と地上に到達する有害紫外線の強度の状況に関する2009年11月の観測結果を発表した。
 国内3地点の月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は、参照値(注1)と比べ、札幌は2.2%減、つくばは0.1%減、那覇は1.3%増であった。また昭和基地は参照値より、6.6%少なかった。
 一方、国内3地点の日積算紅斑紫外線量(注2)の月平均値は、参照値である観測開始(注3)~2008年の月別累年平均値と比べると、那覇は少なく、1平米あたり1.89キロジュール。札幌とつくばは並で、それぞれ1平米あたり0.41キロジュールと0.88キロジュールであった。
 国内全域の日最大UVインデックス(注4)の月平均値のデータでは、北陸の一部で参照値(注5)より10%以上大きく、北海道の一部と中国・九州・奄美諸島の一部で参照値より10%以上小さかった。
 米国・航空宇宙局(NASA)の衛星のデータから作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、ロシア西部で10%以上少なく、北アメリカで比べて10%以上多かった。また、南極大陸周辺で10%以上少なく、特に南緯70度・西経110~50度付近の領域では30%以上少なかった。南緯70度・経度0度~東経50度付近の領域では参照値に比べて10%以上多かった。


(注1)札幌、つくばは1971~2000年、那覇については1974~2000年の月別平均値。また、昭和基地についてはオゾンホールが明瞭に現れる以前の1961~1980年の月別平均値。
(注2)紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す量。紫外線が人体に及ぼす影響は波長によって異なるため、280~400ナノメートルの波長範囲について、波長ごとに波長別紫外線強度に人体への相対的影響度を掛け、積算して求める。
(注3)日積算紅斑紫外線量の観測開始は、札幌、那覇が1991年、つくばが1990年、昭和基地が1993年。
(注4)紅斑紫外線量を日常使いやすい数値にしたもの。気象庁では上空のオゾン量データや、気象台やアメダスで観測された気象データなどを基に毎時の数値を推定している。
(注5)1997~2008 年の月別累年平均値で、平均的な日最大UV インデックスの状況を示す。

>> この記事の関連情報は 環境情報普及センターが運営する「EICネット」でご覧になれます。
>> 提供:「EICネット」【(財)環境情報普及センター】

日焼け止めの音楽!

2009年12月14日 | 紫外線対策
【12月13日 AFP】オーストラリア保健当局は、海水浴客に日焼けの危険性を警告するため、日焼け止めを塗る時間を知らせる短い音楽を流すことを決定した。

 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州がん対策当局の「Cancer Council(がん委員会)」は、約5秒間の音楽を流し、海水浴客に日光浴を止めて日焼け止めを塗るよう呼び掛けるという。

 夏季期間中、シドニー(Sydney)のクロナラ(Cronulla)やゴスフォード(Gosford)の砂浜で、日焼け防止音楽を一定の間隔で流し、若者の危険な日焼けに歯止めをかけたい考えだ。

 がん委員会、皮膚がん予防専門家のSofia Khayech氏は、「多くの若者は肌の予防方法を知っているけれど、遊んでいるときは忘れがち」と述べた。オーストラリアは今夏も猛暑が予想されている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2674211/5035937

スキーのときの紫外線対策

2009年12月11日 | 紫外線対策

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200912080178.html


ゲレンデは紫外線にご用心 夏のビーチの2・5倍 '09/12/8

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 ゲレンデなど雪山で目が浴びる有害な紫外線量は、雪面の反射により夏のビーチの約2・5倍に上ることが、金沢医大の佐々木洋ささき・ひろし教授(眼科学)と医薬品メーカーのジョンソン・エンド・ジョンソンの共同調査で分かった。

 佐々木教授によると、目の角膜は皮膚よりも紫外線の影響を受けやすい。雪山などで強い紫外線を短時間浴びただけで角膜や結膜が炎症を起こす「雪眼炎(雪目)」などの急性障害が生じ、雪眼炎を繰り返すと水晶体が白く濁る「白内障」を発症しやすくなる。

 佐々木教授は「サングラスは、顔とのすき間が大きいと紫外線を防ぐ十分な効果が得られない恐れがあり、目を完全に覆うゴーグルが有効」としている。

 雪山は3月に石川県白山市のクロスカントリー競技場の新雪で、ビーチは昨年7月に沖縄県南城市の人工砂浜で調査。眼部に紫外線センサーを埋め込んだマネキン頭部2体を、常に太陽に正面を向けた状態と背を向けた状態で配置、視線は歩行時の標準的な15度下向きに固定して、日の出から日の入りまで紫外線量を計測した。

 太陽を正面にした場合、1日に浴びる総量は、ビーチが1平方メートル当たり換算で260キロジュールに対し、雪山は658キロジュールに上った。雪山では太陽に背を向けた状態でも、多い時で正面を向いた場合の85%以上の紫外線を浴びることも判明した。

 気象庁によると、紫外線の反射率は砂浜で10~25%だが、新雪は80%に達する。さらに高度が300メートル上がると紫外線量は4%増加するため、標高が高いスキー場では十分な対策が必要という。


香港の小学生も、紫外線対策!

2009年10月18日 | 紫外線対策
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2653763/4771708

10月17日 AFP】香港天文台(Hong Kong Observatory)と香港衛生署(Department of Health)が実施した調査によれば、香港の小学生の約70%近くが、毎日の暮らしにおいて紫外線指数に注意を払っているという。

 調査によると、屋外での活動の前に注意する児童が多く、また、女児の方が男児よりも関心が高く保護対策もとっている。

 ことし9月の香港の天気は、例年とくらべて気温も湿度も高く、平均気温は例年よりも1.2度高い28.8度だった。(c)AFP

WHO「日焼け用ベッド」のがん発症リスクの分類を、最高レベルに引き上げ

2009年08月10日 | 紫外線について
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2625898/4406608

【7月29日 AFP】世界保健機関(World Health Organisation、WHO)の国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)は29日、多くの人が日焼けするために利用している「日焼け用ベッド」のがん発症リスクの分類を、最高レベルに引き上げた。

 IARCによると、日焼け用ベッドは1992年にがんを引き起こす要因として「高い可能性」という分類に登録されていたが、その後の研究で、日焼けサロンで紫外線を浴びることが、がんを発症する危険性を高めることが明らかになったという。

 IARC研究員のVincent Cogliano氏は、AFPの電話取材に「日焼け用ベッドの使用は、がんを誘発する。皮膚や目に悪性黒色腫(メラノーマ)を引き起こす」と述べた。「健康な人が日焼け用ベッドを使用する必要は全くないだろう」

 英医学誌「ランセット・オンコロジー(Lancet Oncology)」に掲載された報告によると、30歳以前に日焼け用機器を使用した場合、皮膚がんの中で致死性が最も高いメラノーマの発症の危険性が75%高まるという。

 人工的な日焼け装置とがんとの関連性は以前から指摘されている。日焼け用ベッドの使用については、日光を過度に浴びることと同様、WHOや各国保健機関が警告を発していた。

 しかし、発がん要因であることを科学的に証明するためには高い基準をクリアしなければならず、これまでに多くのがん発生率の疫学調査や、動物での研究が行われてきた。そしてようやく、タバコやアスベスト、アルコールと同様、発がん性が確認された。

 Cogliano氏は、勧告を行うのはIARCの役割ではないとしつつも、今回の新たな評価によってこの問題への関心が高まることを期待していると語った。

 また、医師らも今回の決定を支持しており、数十億ドル規模の「日焼け」市場への規制強化を呼びかけた。

 一方、英国の日焼け用ベッドの業界団体は、日焼け用ベッドの「発がん性物質」への分類引き上げを批判し、「紫外線と皮膚がんの危険性が増大することとの関連性は、やけどなど過度に紫外線を浴びた場合にのみ生じる可能性がある」とする声明を発表した。(c)AFP/Marlowe Hood

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太陽から届くさまざまな光の種類とは?

2009年07月24日 | 紫外線について
太陽から届くさまざまな光について

 

太陽は地球から1.5×10の8乗キロメートルも離れていますが、高温で燃えているために放射される光は約50秒で地球に届きます。



光は波のような性質と粒のような性質の二つの特性を持っています。



波の山から山、または谷から谷を波長と呼んでいます。



太陽光線のうち地球に届き、さらに地球を包んでいるオゾン層を突き抜けて地表まで届く光は、波長が短い紫外線(290ナノメートル~400ナノメートル)可視光線(400ナノメートル~760ナノメートル)と赤外線(760ナノメートル以上)です。



紫外線はさらに波長の違いから



紫外線A(320ナノメートル~400ナノメートル)、



紫外線B(290ナノメートル~320ナノメートル)に分けられます。



また、地表には届いていませんが、

波長200ナノメートル~290ナノメートルを紫外線Cと呼んでいます。



太陽紫外線は波長が短いものほど強力なエネルギーをもっているので、

紫外線Bは紫外線Aよりずっと強力な刺激を皮膚に与えることになります。



最も皮膚に悪影響をおよぼす紫外線Cは、オゾンがほとんど吸収するので

地表には届きませんが、エベレストの頂上くらい高くなると一部の紫外線Cが届いています。



近年、環境汚染によりオゾン層の破壊が進み、紫外線A,Bのみならず、Cの影響が心配されています。

南(赤道)へ行くほど、標高が高くなるほど、紫外線の影響は増大する

2009年07月23日 | 紫外線対策
南(赤道)へ行くほど、標高が高くなるほど、紫外線の影響は増大する

南(赤道)へ行くほど、標高が高くなるほど、紫外線の影響は増大する

<南の地域ほど皮膚ガンも前ガン状態も多くなる>

 紫外線の影響は紫外線の強さと紫外線を浴びている時間によって異なります。
当然のことながら、赤道に近づくほど日ざしが強く太陽の出ている時間は長く
なりますから、紫外線の影響も増大します。

 日本列島は南北に細長く伸びた形をしていますよね。

北の北海道と南の沖縄では紫外線の量がかなりの差があります。
札幌市と那覇市を比べてみると、那覇市は紫外線全量が札幌市の約1.6倍、
UVB量は約2倍であることがわかります。

それだけ、那覇市は紫外線の影響が強いというわけで、皮膚ガンのリスクも
高くなります。

<標高の高い空気の澄んだ地域も紫外線が多い>

 標高の高い所に住んでいる人々は褐色の顔をしています。
これは、長時間を戸外で過ごすことと、標高の高い山は空気が澄んでいて、
紫外線の量が多いからです。

ちり、ほこり、排気ガスなどが多いと紫外線を吸収するので、大気汚染の
ひどい都会ほど紫外線の量は少なくなります。
もちろん、排気ガスなどの大気汚染物質は皮膚や気道を痛めつけ、
皮膚ガンや肺ガンのリスクを高めるので、空気が汚れているほうがいい
というわけではありません。

 標高300m上がるごとに紫外線の量は4%ふえると考えられています。

 チベットやアンデスの高山地帯に住む人たちは、私たち日本人と同じ
黄色人種です。
紫外線に対する肌の強さという点では同じですが、同じ中年でも顔に
刻まれたしわが深く、しみもたくさんできていて年齢よりずっとふけて見えます。
これは強い紫外線を受けているからで、日本人でも、農業や漁業に従事
している人の場合には同じような皮膚の変化が見られます。

 最近、高齢者、障害や慢性的な病気の人の間でも、登山の人気が
出ているようです。登山は大自然のなかでの活動であり、ストレスの解消
や生きる意欲を高めるなど、身体的な意味でも精神的な意味でも良い
楽しみ方といえますが、標高が高くなるほど紫外線の量が多くなることは
頭に入れておいたほうが良いのでしょうね。

夏休みは、登山をする方もおられると思いますが、ぜひ、紫外線対策も
心がけて、気をつけて楽しんでくださいね。


 

白髪の原因が!?

2009年06月22日 | 紫外線対策
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=87529223&expand


白髪は細胞ストレスが原因?Christine Dell'Amore
National Geographic News
June 17, 2009


 白髪が増えてきたことを、職場や家庭で生じる人間関係のストレスのせいにしてはいないだろうか。しかし、その考え方はどうやら間違いのようだ。先日、白髪の実質的な原因は、細胞ストレスにあるとする研究が発表された。



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友人に教える
 今回の研究を率いた東京医科歯科大の西村栄美教授によると、DNAは化学物質、紫外線、電離放射線といった損傷要因の影響を絶えず受けているという。

 例えば哺乳動物の細胞1つが受けるDNA損傷は、1日あたり最高10万回にも及ぶという。この回復不能な被害を最も受けているのが、毛根を包み込んでいる毛嚢(もうのう)内にあり、髪の発色を司っている色素幹細胞である。

 幹細胞とは、自分自身を無限に複製できる能力(自己複製能)と、特殊な機能を持つ細胞へと分化する能力(多分化能)を有する細胞だ。毛嚢の色素幹細胞は、メラニン色素を形成する色素細胞(メラニン細胞)へと分化する。

 若年者の場合、色素幹細胞は自身の複製(生産)と色素細胞への分化(消費)の間でバランスが保たれているため、髪に供給される色素が絶えることはない。しかし年齢を重ねるにつれ、色素細胞への分化が過剰に行われるようになり、幹細胞は自己複製機能を失ってしまう。そして色素幹細胞が枯渇するために髪が白くなる。

 幹細胞の分化はなぜ年齢とともに勢いを増すのか。正確なことはまだわかっていないが、西村教授はDNAが損傷を受け続けることがその原因ではないかと考えている。「幹細胞の分化が促進されるのは、損傷を受けた幹細胞を一掃するためかもしれない。死滅させるよりは分化させた方が良いということだろう」と、同教授は説明する。

 今回の研究で白髪化がテーマとして選ばれたのは、それが「哺乳類の老化を示す典型的な兆候だから」だという。

 実験ではマウスにX線が放射され、化学薬品が注入された。実験後に研究チームがマウスの毛嚢を調べたところ、幹細胞に回復不能な損傷が発見され、その後マウスからは色素のない毛が生えてきたという。

 遺伝子の不安定化を老化の主原因の1つとする研究が発表されているが、今回の実験結果はその説を裏付けるものだ。また、幹細胞の損傷を老化の最大要因とする理論があるが、その信憑性を高める結果にもなっている。

 研究チームは論文の中で、「実験では、ほとんどのDNA損傷を防ぐことができなかった」という見解を示した。

 ジョンズ・ホプキンス大学細胞工学研究所のリンチャオ・チェン(Linzhao Cheng)氏も同様に、幹細胞の損傷を防ぐのは困難だと考えている。特に野外で過ごすことが多く、太陽から放射される紫外線を長時間まともに受ける人は損傷度が大きいという。

 電子メールによるインタビューで、同氏は次のようなコメントを寄せてくれた。「現時点ではDNAの損傷を防ぐことは難しい。しかし今回の研究が白髪化のメカニズムを解明するヒントとなって、毛嚢幹細胞を保護する新しい科学薬品が考案される可能性もある。近いうちに、高齢者向けの白髪予防クリームが発売されるかもしれないね」。

 今回の研究成果は、6月12日発行の「Cell」誌に掲載されている。

Photograph by Joel Sartore/NGS


目の紫外線対策

2009年06月21日 | 紫外線対策
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こどものUV対策情報 <講演を聴いてきました>
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6月12日(金) にさいたま市 百合ヶ丘幼稚園で、

金沢医科大学感覚機能病態学(眼科学) 主任教授 佐々木洋先生

のお話を伺いました。

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百合ヶ丘幼稚園は、子供の健康・成長への配慮いっぱい♪

新聞やテレビにもよく紹介されてます。

とにかく、園長先生ご夫妻が素敵!


幼稚園創立30周年記念イベントとして、


佐々木先生の講演 &
エポカルオリジナル フラップ帽子の園児全員プレゼントが実施されました。

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御講演は<子どもの目と紫外線> (内容一部ご紹介します)
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子供達がお外遊びする時間は、一日につき、
1~3時間が56%、3~5時間が28%というデータがあり、
外で過ごしている時間が長いと言えます。

つまり、紫外線を浴びる機会が多いということ。


子供も10代以降は、紫外線による目のダメージが症状として
あらわれてくるので、UV対策が重要とのことです。

10才からみられる症状は 瞼裂斑(けんれつはん)。

白眼にグレーっぽい斑点がでるそうです。

充血しやすかったり、ドライアイを引き起こすのが主な症状だそうです。



目に入る紫外線が多いのは、なんと、

朝8時台 と 夕方4時。


これは太陽が低く、直射の角度が眼の位置に当たって

まぶしく感じる時が、一番目に紫外線が入りやすいそうです。

年間を通して、太陽が低い アイスランドでは、
サングラスをかけての外出が常識で、
着用率が高いのだとか。


紫外線が影響する眼の病気は、雪目や翼状片(ようじょうへん)・白内障が代表的。


雪目は、紫外線をたくさん浴びた後、数時間後に痛みが生じます。

このような状態を何度もくりかえすと、若くても白内障になる場合もあるそうです。



聞きなれない病気、翼状片(ようじょうへん)は

実は日本人の30・40代10~15人に1人はなっている病気。

黒眼の上に白眼がのってきてしまう症状で、

紫外線の多い沖縄では、3人に1人にみられる目の病気だそうです。



佐々木先生による---サングラス選びPOINT

1、なるべく薄い色のレンズをえらぶ
=============================
黒いレンズだと、眼の瞳孔が開いて、紫外線を吸収しやすくなってしまうから。

2、安全性の高いものをえらぶ
============================
かけているうちに壊れてしまったら、大変危険。強度の高いものを選ぼう。

3、見やすさ
============================
視野が広くとれて、見やすいこと


眼の紫外線対策は

帽子を被ること・サングラス、もしくはUVカット効果のあるコンタクトをすることが有効。

スポーツの練習や観戦など、長く外で過ごすときは

とくに目を守る配慮をしてほしいとおっしゃっていました。


白髪の原因はDNA損傷 毛根の色素幹細胞が枯渇 という記事

2009年06月16日 | 紫外線対策
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061101000956.html

 老化やストレスで白髪になるのは、色素を作る細胞の元になる毛根部の「色素幹細胞」が、DNAの損傷を修復できずに枯渇してしまうのが原因であることを東京医科歯科大や金沢大などの研究チームがマウスの実験で突き止め、12日付の米医学誌セルに発表した。

 白髪になる詳しい仕組みの解明は初めてで、予防法の開発につながる可能性がある。また、さまざまな幹細胞を利用する再生医療やアンチエイジング(抗加齢)への応用が期待されるという。

 チームはこれまでの研究で、毛根の色素幹細胞が枯渇すると、やがて色素を作る細胞も無くなって白髪になることを見つけていたが、なぜ枯渇するのかは不明だった。

 そこで、傷ついたDNAを修復する遺伝子を持たないマウスに放射線を当てて実験。すると、通常のマウスでは全く変化が起きないほどの、ごくわずかな放射線で体毛が白くなった。毛根部を調べると、色素幹細胞が色素を作る細胞に分化していることが分かった。

2009/06/12 01:02 【共同通信】