子供のための紫外線対策協会(紫外線.com)

紫外線対策が必要なのは、子供だということをご存知でしょうか?紫外線対策の必要性と協会活動をこのブログでお伝えします。

くすりの適正使用協議会 > テッタ先生の豆知識 「紫外線」 ページのご紹介

2009年05月12日 | 紫外線対策
テッタ博士の豆知識2009年5月8日

http://www.rad-are.com/box/tetta/index.php?id=83
 ↑↑↑
詳しくは、こちらのページからご覧くださいませ。

連載シリーズ「テッタ博士の豆知識」、今回は、「紫外線」です。
 太陽の光を浴びすぎると、紫外線が肌にダメージを与えたり、皮膚癌など健康に悪い影響を与えたりすることが知られています。太陽光のうち、地表には紫外線(波長290~320nm:UV-B、320~400nm:UV-A)、可視光線(波長400~760nm)、赤外線(波長760nm~)が届いています。




 この中で特に皮膚に有害な影響与えるのが紫外線です。紫外線の地表への照射量は4月から増加し、5月には「強い」ランクに入ります。従って紫外線対策は、暑くなる7、8月だけでは十分ではなく、5月頃から行うことが必要です。
 さらに紫外線はオゾン層破壊といった地球環境問題に関連しており、今後ますます注目されていきます。

紫外線の種類と性質
 紫外線は波長によって、UV-A、UV-B、UV-C(波長290nm以下)に分けられており、波長が短いほどエネルギーが強く、生体に有害な影響を与えることが分かっています。

UV-C オゾン層で吸収され、地表には到達しない。
UV-B ほとんどはオゾン層で吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害である。日焼けを起こしたり、皮膚癌の原因になったりします。
UV-A UV-Bほど有害ではないが、皮膚の深いところまで到達し、皮膚の張りをなくし、しわの原因になります。長時間浴びた場合の健康影響が懸念されている。



紫外線による健康影響(功罪)
○紫外線の功

○紫外線の罪



対策
日焼けしてからの手入れでは遅い!


◆紫外線保健指導マニュアル(環境省)
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html
◆紫外線情報(気象庁)
http://www.jma.go.jp/jp/uv/
◆紫外線情報:きょう・あすの予報
http://mws.wni.co.jp/cww/docs/uv/yoho4410.html

◆紫外線.com
http://www.shigaisen.com/

以上

くすりの適正使用協議会様より、紫外線.comをあわせてご紹介いただけました。
詳しい画像や、説明がありますので、ぜひご覧くださいませ。

紫外線.com



みんなの紫外線対策特集

2009年05月11日 | 紫外線対策
http://setasapo.jp/tokusyu/tokusyu0905.html

「せたサポネット」様で、紫外線.com(子供のための紫外線対策協会)の
情報を掲載していただけました。

とっても素敵な特集で、勉強になります!

ぜひご覧ください。





目の紫外線対策

2009年05月03日 | 紫外線対策
目のケア:子どももサングラスを 紫外線カットし眼病予防
 ◇黄色系で顔側面覆う製品/帽子も忘れずに
 連休でスポーツやレジャーを楽しむ家庭も多いだろう。忘れてはいけないのが子どもの紫外線(UV)対策。特に目のケアは認識が薄くなりがちで専門家は「紫外線の害は長期間蓄積される。子どもの目を守って」と注意を呼びかけている。【大和田香織】

 さいたま市の百合ケ丘幼稚園では登園時、帽子に加え、サングラスをかけてくる子が珍しくない。自然体験に力を入れる石関健園長が、医師の講演会を開くなど、子どもの紫外線対策を呼びかけているためだ。長男(5)と次男(3)を連れてきた赤田美奈子さん(40)は「朝は顔に直接光が当たるので気になります。『子どもにサングラスなんて』という声も聞きますが、自分でできない幼児期だけでも保護してやりたい」と話す。卒園した長男(8)が小学校でかけたがらなくなったという並木真美恵さん(32)は「小学校でも関心が高まってほしい」と期待する。

 ■白内障、瞼裂斑…

 紫外線は強く浴びると雪目(ゆきめ)(角膜の炎症)になるが、長年浴びると水晶体が濁る白内障や黒目が白い膜で覆われる翼状片(よくじょうへん)などを引き起こす。

 金沢医科大学感覚機能病態学(眼科学)の佐々木洋教授は「紫外線の障害は長期間蓄積される。薄曇り程度なら地域を問わず子どもにも紫外線対策が必要だ」と語る。米国や皮膚がん発生率の高い豪州では、政府などが90年代から目も含めた紫外線対策を子どもにも呼びかけており、学校向けの指針などでUVカットサングラスの使用を勧めているという。また、世界保健機関(WHO)は日焼けサロンに関する03年の報告書で、皮膚や目の障害を取り上げ、18歳以下の使用禁止を求めている。

 白内障などは50歳以上で発症することが多いが、比較的若いときに症状の表れる病気もある。白目に黄色いシミ状の隆起ができる瞼裂斑(けんれつはん)は、紫外線を浴びる量が多いと10歳前後で発症することもある。視力や視野に異常は生じないが、ドライアイ、充血、眼精疲労の原因になる。

 佐々木教授は「住む場所の紫外線量にもよるが20代で2~3割は患者がいると推定される」と指摘。「紫外線対策は眼病予防につながる。これからは1年で最も紫外線が強い季節。子どももサングラス、UVカットのコンタクトレンズなどを利用して」と勧める。

 ■幼少時から習慣に

 ただし、サングラス選びは注意が必要だ。田園調布眼科(東京都大田区)の石川まり子院長は「暗い色のレンズだと瞳孔が開いた状態になる。紫外線は顔とレンズのすき間からも浴びるので、帽子との併用が必要です。UVカット処理されていないレンズは反射で多くの紫外線を吸収することになり逆効果」と指摘する。

 紫外線は、肌で浴びなくても目から入ることで脳の下垂体が反応し、日焼けの原因のメラニン色素ができるという実験結果もある。サングラスを使うなら黄色系で顔の側面まで覆うものがいい。

 屋外では日陰を選び、つば広の帽子をかぶる。幼少時からそうした習慣を身につけさせることが子どもの目を守る。学校には(1)屋外プールに日よけをつくる(2)水泳はゴーグルを着用させる(3)紫外線の強い時期の運動会は避ける--などの配慮が求められる。

http://mainichi.jp/life/housing/news/20090503ddm013100045000c.html

毎日新聞より



紫外線と紫外線対策情報は、紫外線.com http://www.shigaisen.com/

紫外線対策ウエアブランド EPOCHAL http://www.epochal.co.jp/

日焼け止めを塗っても日焼けする?

2009年03月08日 | 紫外線対策
日焼け止めを塗っても日焼けする?
2008/7/22
日焼け止め(sunscreen)は、有害な紫外線(UV)による日焼け防止対策として最もよく使用されるものの一つだが、多くの日焼け止めにはその有効性に疑問があることが、新しい研究によって示された。
日焼けは皮膚癌(がん)の原因でもあり、皮膚癌は米国では癌の中で最も有病率が高い。紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、UVAは色素沈着、UVBは日光皮膚炎(日焼け)を引き起こすが、いずれも皮膚癌のリスクを高める。米国癌協会(ACS)では、“Slip, Slop, Slap”(さっとシャツを着て、日焼け止めをつけ、スポンと帽子をかぶる)をスローガンに、紫外線防止を勧めている。
米国環境ワーキンググループ(EWG)による今回の研究では、有名ブランドの日焼け止めの8分の1にはUVAを防ぐ効果がないことが判明。EWGのKristan Markey氏は「日焼け止めには思ったほど効果がない。大多数の日焼け止めは紫外線除去に有効でないか、通常の使用方法であっても分解して有毒となる危険性がある」と述べている。
さらに同氏は、日焼け止めが日中の光に耐えられないことを製造業者も認めていると述べ、例として「1日中保護できる」とうたっている日焼け止めであっても皮膚へのダメージを予防するために塗り直す必要があり、2時間毎に塗り直すことを推奨している点を挙げている。
日光皮膚炎の発生率は1999年の31.8%から2003年には33.7%に増加し、太陽光からの防護が不適切であることが示されており、米ブラウン大学医学部(ロード・アイランド州)皮膚科学教授のMartin Weinstock氏は「日光皮膚炎による皮膚の損傷は皮膚癌の直接原因。紫外線放射への曝露予防が最も重要である」としている。
現在、すべての日焼け止めに表示されているSPF(sun protection factor:太陽光防護指数)はUVB遮断に対する有効性しか示していない。米国食品医薬品局(FDA)では、UVBと同様UVAの検査と表示基準を設ける新たな規制を承認しようとしている。Weinstock氏は、新しい表示になるまでの予防措置として、皮膚の変化を頻繁に確認することを勧めている。(HealthDay News 7月13日)
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=613942
Copyright © 2008 ScoutNews, LLC. All rights reserved.
http://www.e-expo.net/world/2008/07/post_246.html


人と紫外線

2008年04月26日 | 紫外線対策
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080420.html


転んだ拍子に骨を折る、転倒骨折をする高齢者は毎年60~80万人(推定)。

寝たきりになる場合も多く、脳卒中に次ぐ2番目の原因となっている。
高齢者にとって恐ろしい転倒骨折が、太陽光と深く関係していることが分かってきた。

太陽光に含まれる紫外線を皮膚に浴びることで作られるビタミンD。
このビタミンDが不足すると、カルシウムの小腸での吸収や骨への吸着が妨げられ、骨がもろくなってしまう。

ビタミンD不足は、さらに歩行速度やバランス、そして筋力の低下を招き、転倒の危険を増すことも分かってきた。

人類進化をひも解くと、その道のりは太陽との闘いだった。
およそ20万年前にアフリカのサバンナで誕生したヒト、ホモ・サピエンスは、強烈な紫外線から身を守るために褐色の肌を獲得した。

しかし、およそ6万年前、アフリカを出て生息域を世界へと広げる過程では、今度は褐色の肌がビタミンDを作るのに必要な紫外線をも遮断してしまうという問題が生じた。

この事態に、ヒトは北へ向かうにつれ肌の色を薄くし、紫外線とのバランスを取った。こうして生まれた肌の色の多様性が私たちヒトの多様性を生んだ。
しかし現在、高度な文明を手に入れたヒトは、地球規模の移民や、ほとんど太陽に当たらない生活など、自らの適応に逆らうような行動をとっている。

その結果、皮膚がんやくる病、そしてビタミンD不足といった、進化の中で解決してきたはずの病に悩まされるようになった。太陽と闘い続けたヒトの進化を振り返り、太陽との付き合い方を考える。

(案内役 俳優 加藤武さん)

NHKのHPより


この放送をみまして、わたくしどもは、非常に感銘を受けました。

人と太陽のつながりと進化、そして、今どうあるべきかを

考えさせられました。


ご覧になった方は、ぜひご感想をお聞かせください。

無駄な紫外線に当たらず美しい肌でいること、健康を守ることは
とても大切なことです。

適度な紫外線対策は、必要だと感じるとともに
人種によって、いるべき場所があることがわかりました。


ぜひ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080420.html

もご覧ください。

紫外線.com

オゾンホールとサングラス

2008年04月13日 | 紫外線対策
別府市で「平和の日」集い 日本ペンクラブ主催のトークショー「第24回『平和の日』別府の集い」が3日、大分県別府市であった。約850人の聴衆を前に、作家ら8人が幅広い視点で平和を語った。

 作家の椎名誠さんと立松和平さんは「風土」をキーワードに対談。椎名さんは、南米パタゴニアの住民がオゾンホールから降り注ぐ紫外線のためサングラスを欠かせない事例を紹介、環境保全が平和な生活の基礎だと主張した。「ことば」を切り口に意見を交わした音楽家の新井満さんと南こうせつさんは、言葉で気持ちを伝えることが平和につながるとの考えで一致。歌「千の風になって」「神田川」も披露した。

 同クラブは3月3日を「平和の日」と定め1985年から各地で集いを開催。九州では94年の長崎市以来2回目。

=2008/03/04付 西日本新聞朝刊=
2008年03月04日02時07分

肝斑?

2008年03月21日 | 紫外線対策

肝斑ってなに?
という記事を見つけました。
以下、ご覧ください。
詳しくは、下記のページまで。
http://www.excite.co.jp/health/topics/rid_1527/


最近、“カンパン”という言葉をよく耳にする。カンパンといっても、非常袋に入れている乾パンではない。“肝斑”だ。シミのことなのか、それとは違うものなのか、とても気になっていたところ、大塚製薬が“肝斑”にも効果があると言われているスキンケア「インナーシグナル リジュブネイトエキス デュアル」を、第一三共ヘルスケアが日本初の“肝斑”医薬品として内服薬「トランシーノ」をそれぞれ発売した。どうやらこれは、ただごとではなさそうだ。そこで、東京都世田谷区にある古畑病院の古畑由美子先生に伺ってみた。

ずばり、“肝斑”って何ですか?
「“肝斑”というのは、皮膚にできる色素斑です」
つまり、シミってことですよね。
「シミの一種ではあるけれど、一般的なシミとは少し異なるのです」
その違いって??? “肝斑”というからには、肝臓と関係があるの?

実はこの“肝斑”という名前は、薄い褐色で形が肝臓に似ているところから付けられたのだそうだ。“肝斑”と一般的なシミを見分けるのに象徴的なのは、頬骨やこめかみ、額や口、首周辺にできて、比較的大きく、しかも左右対称なこと。さらに、季節や体調で濃さが変化していく。また、目の回りを避けて出現するのも特徴だ。一般的なシミは小さな斑点が全身どこにでも現れる。
さらに特徴的なのは、30~40代の女性に突然現れるケースが多いこと。特に日本人をはじめとするアジア人によく見られるのだそうだ。

シミの原因といえば、思い浮かぶのは紫外線。“肝斑”も紫外線と無関係ではないのだが、女性ホルモンが大きく関係していると考えられているそうだ。妊娠時や出産経験のある女性、ピル服用者が30~40代に“肝斑”を発症するケースが多いが、これは、紫外線などのほかに女性ホルモンのバランスにも影響されると考えられる。実際、“肝斑”が現れるのはだいたい50代後半くらいまで、それ以降の年齢で発症するケースはほとんど見られず、また、“肝斑”が出ていた人も、閉経後は薄くなったり、消えてしまうことも少なくないそうだ。

……と、いろいろ知るうちに、最も重要なことに気がついた。
女性ホルモンが関係していると考えられるなら、いわゆるシミのように、紫外線に当たらないようにして予防したり、できてしまったシミをビタミン剤やレーザー治療などで改善することはできないのだろうか?

「肝斑は通常のシミと異なり、レーザーを照射すると逆に濃くなってしまいますので、原則としてレーザー照射を行いません。皮膚科での治療は、メラニンの産生を抑えるようなトラネキサム酸とビタミンCの飲み薬やハイドロキノンの塗り薬、メラニンの排出を促進するトレチノインといった塗り薬が一般的です。しかし、トレチノインはかゆみや赤みなどのつよい症状を伴う事がありますので、注意が必要です。」

妊娠やピルとは無関係な人も、安心はできない。ストレスや不規則な生活は、ホルモン分泌に大きく関わっている。ホルモンバランスが乱れれば、“肝斑”ができやすい状態になってしまうからだ。
さらに、肌に合わない化粧品によるかぶれや炎症、間違った洗顔やフェイスマッサージによる摩擦なども、“肝斑”の原因になるそうだ。

● 目の周り以外に、左右対称のシミが30~40代で突然できた
● 紫外線に当たらないのに、濃くなったり薄くなったりする
● ストレスを感じている
● 日頃からフェイスマッサージを念入りにやっている
● ビタミンを補給しても、改善されない

等々、セルフチェックのポイントもいくつかあるが、対処法も異なるのだから、素人判断は危険。シミを見つけたら、ついつい気になり何かというと触ってしまう。が、それがより一層、“肝斑”を招きかねない。
まずは専門の医師の診断を受けることが大切だ。


珊瑚の白化について

2008年03月10日 | 紫外線対策
日焼け止めで「らん藻」死滅 サンゴ白化の一因 伊大チーム
2月16日15時42分配信 産経新聞


 日本を含めた多くの国で日焼け止めに使われている成分が、ごく低濃度でもサンゴに共生する「らん藻」を殺し、サンゴの白化の一因になっているとの実験結果を、イタリア・マルケ工芸大の研究チームがまとめた。日焼け止めとサンゴの白化との関連が実証されたのは初めてという。

 白化が長引くとサンゴが死ぬことがあり、チームのロベルト・ダノバロ博士は「水温上昇や汚染などによって脅かされている世界各地のサンゴに、観光客の増加がさらなる悪影響を与えることが心配される」と警告。「サンゴへの悪影響が少ない物質への転換が必要だ」と指摘した。

 博士は「実際の環境中でも日焼け止めがサンゴに影響を与えている可能性が高い」としている。

 チームは、インドネシア、メキシコ、タイ、エジプトの4カ国の海でサンゴを採取。海水1リットル中に、市販の日焼け止めを100万分の1リットルだけ含む水の中で飼育した。その結果、18~48時間のうちにらん藻が大量にサンゴから抜け落ち、96時間以内にサンゴが完全に白化することを確かめた。

 成分ごとに調べると、パラベン、桂皮酸、ベンゾフェノン、カンファー抽出物という4種類の物質に、使用時に海に溶け出すのと同程度の量で、サンゴを白化させる作用があることが分かった。これらの物質は日本で市販されている日焼け止めにも使われているという。

 実験では、これらの物質がらん藻中で有害なウイルスを活性化させ、ウイルスの量が通常の15倍になることも判明。日焼け止めの成分が引き金で起こるウイルス感染の拡大で、らん藻が死ぬらしいことが分かった。

                   ◇

【用語解説】サンゴの白化

 サンゴに共生し、光合成によって栄養分を供給しているらん藻がサンゴから脱落し、サンゴが真っ白くなる現象。近年、世界各地で拡大しており、地球温暖化による海水温度の上昇が一因とされている。白化発生の詳しい仕組みなど分かっていないことも多く、細菌やウイルス感染との関連も指摘されている。


オゾンホール

2008年02月12日 | オゾン層について
オゾンホールについて

地球の上空に広がるオゾン層 
大気圏とオゾン層

地球と宇宙のあいだには、大気圏とよばれるそれぞれ性質の異なった大気の層があり、それが地球をつつんでわたしたちの命をまもっています。

 大気はいくつかの層に分かれ高度約10キロメートルまでが対流圏、
その上空50キロメートルまでが成層圏とよばれます。

その外側は中間圏、熱圏とよばれますが、そこはもう宇宙空間です。

この成層圏の中で、地上から約25キロメートルくらいを中心にして約20キロメートルにわたってオゾンが集中している大気の層があります。

この部分を「オゾン層」とよびます。


20キロメートルもの層にあるオゾンの量は多そうに見えますが、
密度がうすく大気全体にくらべるとわずかなものです。

かりに、すべてのオゾンを地上に集めて0度、
1気圧にしてはかると、その厚さはわずか3ミリメートルにしかなりません。

しかし、このオゾン層はわたしたち地球上のすべて生命にとってひじょうに重要で、かけがえのない存在なのです。

それはこのオゾン層が、太陽からふりそそぐ有害な紫外線の約90パーセントを吸収してくれるからです。



メラニン

2008年01月31日 | 紫外線対策

朝日新聞生地より


なぜ金色のカエルがいるの?
横浜市・生稲真人さん(小4)からの質問

2008年01月30日


  
 ◇ののちゃん 教室(きょうしつ)で飼(か)っているヒメダカって明(あか)るいオレンジ色(いろ)なのに、池(いけ)でつかまえたメダカは暗(くら)い色だったよ。

 ◆藤原先生 メラニンという黒(くろ)っぽい色素(しきそ)に差(さ)があるせいね。池のメダカは皮膚(ひふ)にメラニンをもってるから暗い色だけど、ヒメダカはメラニンをもっていないから明るい色なの。メダカにかぎらず、生(い)き物(もの)の体(からだ)の色はメラニンの量(りょう)が多(おお)いか少(すく)ないかで違(ちが)ってくるのよ。メラニンがないせいで黄金色(こがねいろ)になったカエルをみたことがあるわ。

 ◇ののちゃん きれい!

 ◆先生 皮膚にメラニンがない生き物はきれいで珍(めずら)しいから、ヒメダカみたいにペットになるものもいるわね。まっ白(しろ)で、神(かみ)の使(つか)いとして大切(たいせつ)にされる生き物もいるの。山口県岩国市(やまぐちけんいわくにし)の白いアオダイショウはシロヘビといって、国(くに)の天然記念物(てんねんきねんぶつ)として保護(ほご)されているわ。

 ◇ののちゃん どうして色素をもってないの?

 ◆先生 生き物の細胞(さいぼう)の中(なか)にあるDNA(ディーエヌエー)には、体の色や形(かたち)、大(おお)きさなどの特徴(とくちょう)を決(き)めるさまざまな設計図(せっけいず)が含(ふく)まれているの。親(おや)から子(こ)へ、子から孫(まご)へと受(う)けつがれていくんだけど、いろんな理由(りゆう)で一部(いちぶ)の設計図が故障(こしょう)することがあるわ。メラニンにかかわる設計図がはたらかないと体が白や黄色(きいろ)っぽくなるのよ。瞳(ひとみ)の黒い部分(ぶぶん)がないと、血管(けっかん)の色が透(す)けて目(め)が赤(あか)くみえるの。白くて目が赤いウサギやマウスもメラニンをもたないわ。

 ◇ののちゃん ふつうの生き物はなんで色素をもってるの?

 ◆先生 自分(じぶん)をまわりの環境(かんきょう)にとけこませ、目立(めだ)たないような色にするためでしょうね。たとえばカエルは忍者(にんじゃ)みたいにまわりにあわせて皮膚の色を変(か)え、ヘビなど敵(てき)の目をくらませるわ。ヘビは獲物(えもの)のカエルに気(き)づかれにくくなるよう、地味(じみ)な色をしているものが多いわね。

 ◇ののちゃん あ、そうか。白いと目立っちゃうもんね。

 ◆先生 そう。敵にみつかりやすいし、逆(ぎゃく)に、獲物に近(ちか)づこうとしても気づかれやすいわ。野生動物(やせいどうぶつ)の世界(せかい)で白い個体(こたい)が生きていくのはむずかしいわ。

 ◇ののちゃん でも、シロクマさんはみんな白いよ。

 ◆先生 ホッキョクグマのまわりには雪(ゆき)や氷(こおり)が多いから、白い方が目立たなくて生き残(のこ)りやすかったんでしょうね。ただ、よくみると、目は黒っぽいでしょう。メラニンは、ちゃんともってるの。

 ◇ののちゃん ふーん、黄金色のカエルとは違うんだね。そういえば人間(にんげん)の肌(はだ)の色も違うよ。

 ◆先生 メラニンの量は人(ひと)それぞれだから、肌の色も人によって違うわ。多いと肌が黒っぽくなり、少ないと白っぽくなるのよ。生(う)まれつきメラニンをもたない人もいるわね。野生動物と違って体が白いせいで生きのびにくくなることはないけど、メラニンが少ない人ほど皮膚をいためてしまう心配(しんぱい)も大きくなるの。

 ◇ののちゃん へえー、色素が体を守ってるんだ。

 ◆先生 太陽(たいよう)の光(ひかり)にふくまれる紫外線(しがいせん)をあびすぎると、皮膚がんになりやすくなるの。メラニンは紫外線を吸収(きゅうしゅう)して皮膚をまもってくれているのよ。

 (取材協力=日本色素細胞学会会長の富田靖・名古屋大教授、構成=小堀龍之)


(朝日新聞社発行 1月27日付be

ペンギンの白内障

2008年01月20日 | 紫外線対策
記事2008/01/17-21:56
白内障のペンギンを探せ=南極オゾン層破壊の影響調査-49次隊


 【南極昭和基地同行記者】第49次南極地域観測隊(伊村智隊長)の生物・紫外線研究チームは、南極上空のオゾン層破壊で地上に届く、有害紫外線によるアデリーペンギンへの影響を調べている。

白内障などの異常がないか観測する。現段階で異常はないが、担当隊員は「有害な紫外線が今後増えていけば、ペンギンへの影響は否定できない」と警告している。


時事通信社HPより

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008011701037

詳しくは、こちらのHPをご覧ください。




白内障のペンギンを探せ 有害紫外線の影響探る

2008年01月18日 | 紫外線対策
 ラングホブデ袋浦のアデリーペンギン営巣地で、紫外線の影響を調査する高橋哲也隊員(左)と山本達之隊員(南極観測同行記者撮影)



 【昭和基地17日南極観測同行記者】第49次南極観測隊(伊村智隊長)の生物・紫外線研究チームは、南極上空のオゾン層破壊で地上に届く有害紫外線によるアデリーペンギンへの影響を調査、白内障などの異常がないか観察している。

 現段階で異常は見つかっていないが、担当隊員は「有害な紫外線が今後増えれば、ペンギンへの影響は否定できない」と警告している。

 島根大から参加している高橋哲也隊員(48)と山本達之隊員(45)が調査を担当。16日までは、第48次観測隊の小川稔(40)、菅原仁(41)両隊員の支援を受け、約300羽が生息する昭和基地から南に約25キロのラングホブデ袋浦の営巣地で調査した。

 ペンギンにストレスを与えぬよう主に目視と撮影で調査。白内障の疑いがあれば捕獲して検査する予定だったが、異常のあるペンギンは認められなかった。オングルカルベンの営巣地でも同様の調査をする。

                  2008年1月18日 00時24分 中日新聞 掲載

海賊版のレンズが横行 白内障を引起こす原因にも

2008年01月12日 | 紫外線対策
海賊版のレンズが横行 白内障を引起こす原因にも

http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=20744

 強烈な太陽光線から目を保護するためサングラスをかけるとき、レンズがメーカー品で海賊版でないことが重要な条件となる。

眼科医は「製品が海賊版で悪い品質のレンズが使われているめがねを長期使用していると、目に対し有害な影響を及ぼす」と警告を発している。

皮膚ガンや白内障の原因となる紫外線(UV)は太陽光線の中に約一%含まれているといわれ、ビタミンDを形成するなど長所もあるが、オゾン層の破壊が進む現在では皮膚ガンや白内障(カタラッタ)の原因になるとしてその危険が叫ばれている。

最近では紫外線の知識は一般に普及してきたが、シミやソバカスなど肌のトラブルを心配する女性達の間で紫外線(UV)カット商品などで徹底的に紫外線を防ごうとする動きもある。

 海賊版の悪いレンズを使用しているサングラスを長期間かけていると頭痛を引き起こし、ひどいときには白内障を発生、失明することもあるといわれる。

リオ州のISPOSとリオ州商業連盟の共同調査によれば一昨年、(二〇〇六年)リオ州で買われた商品のうち四二%は海賊版だったがそのうち六%はめがねの偽作版で、これが昨年には一〇%に急増している。

 オマル・アサイ眼科医によると、海賊版めがねによる視力減退から市民を守るため紫外線が目に与える悪影響をもっと知らせる必要がある。

悪質なレンズを使っためがねを長期使用していると、六十歳を過ぎたころその悪影響が網膜(レチーナ)に現れ視力を悪化、失明の恐れもあるという。

この場合、眼球の焦点を合わせ物の形をとらえる水晶体(クリスタリーノ)が悪化、白内障(水晶体が白く濁る病気で老人性のものが多い)を引き起こす可能性も出てくる。(十二月二十七日付きJT紙より)

 2008年1月11日付



サンパウロの新聞記事を紹介しましたが
日本でも同じことです。

しっかりしたメーカー品であれば信用できる可能性は、高くなります。

製品を選ぶ際には、よくご注意ください。



子供のための紫外線対策協会

「睡眠直後から3時間が美肌作りの」!?

2008年01月11日 | 紫外線対策
http://www.excite.co.jp/health/column/rid_1152/

excite.健康の記事より>>>


ポイントは睡眠前にいかに効率よくタンパク質を摂るかです。

そこで生まれたのが「大豆ペプチド」です。

大豆ペプチドはタンパク質が体内に一番吸収されやすい理想の形をしています。

コラーゲンもペプチドにすることで、同じように吸収されやすくなります。

ペプチドなら、夜寝る前に飲んでも、成長ホルモンの分泌タイミングに間に合うのです。

都会生活では生活リズム、食事生活の乱れが避けられないから、睡眠は最後の砦なのです。寝ることが単に寝ること(エネルギーのチャージ)ではなく、もともとある自分の力を取り戻すための睡眠に変えましょう。

そのために、大豆やコラーゲンのペプチドはもちろん、コラーゲン合成補助や抗酸化機能のあるビタミンCやE、基礎代謝を高めるビタミンB群などの美肌サプリメントを、夜のお肌のお手入れと同じように摂取することを・・・

続きは、上記URLでご覧ください。




美肌つくりの参考記事として



「大雪」を迎えるも雪はまだ 紫外線にも注意

2007年12月10日 | 紫外線対策

 7日は二十四節期の一つ「大雪」にあたるが、北京ではまだ雪は見られず、平年より温かい冬となっている。
 またそれだけではなく、気持ちよい青空に恵まれた7日の紫外線指数は中レベルをあらわす3級となっており、この冬で一番強い紫外線にさらされた。この指数は数年来の統計から見ても冬場の数値としては最も高いものとなっている。
 そこで、乾燥対策とともに気をつけなければいけないのが紫外線対策。冬場の紫外線は夏よりも肌に対する悪影響が強い。日焼け止めや帽子による皮膚の保護を怠らないようにしたい。 


EXPLORE北京      What's New in 北京〔2007年12月08日掲載〕