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枝下用水日記

ようこそ!”豊橋歴史探訪「近代化遺産めぐり」”バスツアー

資料室の逵です。
本日(6月10日 晴)の旧取水口の水位は103cm、石は3つ見えます。

10:00 今日は「しだれ産直ひろば」の日です。
ナス、きゅうり、ピーマン。並ぶものを見ると、夏が来たなあと感じます。今日も買うぞー!!


10:30 今日は豊橋市文化財センターの企画で、”豊橋歴史探訪「近代化遺産めぐり」−豊田市の枝下用水、百々貯木場、明治用水旧頭首工を巡る−”というバスツアーがあり、約20名の方が豊橋から枝下旧用水路遺構を見学にいらっしゃいました。
「しだれ産直ひろば」にいた私たちも移動して、資料室の前でお客さんをお迎えします。
この「近代化遺産めぐり」は長く続いている企画だそうで、枝下旧用水路に残る人造石工法について関心をもたれ、何度も足を運んでくださっている天野武弘さんが、もっと多くの人に枝下旧用水路を紹介したいと実現してくださいました。
天野さんのご挨拶からはじまり、枝下町遺跡調査隊のメンバーとともに、枝下用水資料室は案内役をつとめます。


旧第二樋門までは資料室から歩いて15分ほどですが、疲れてしまう方もいるだろうと調査隊がトロッコをスタンバイ。廃線路は緩やかに上っていくので、行きは押して、帰りはブレーキを掛けながら走ってきます。


2日の大雨で流されてしまった竹と鉄板で組んだ橋、この日のために枝下環境整備グループが大急ぎで新しく橋をかけてくださいました。枝下環境整備グループは「しだれ産直ひろば」に出ているため、調査隊が橋を渡るのを見守ります。団体名がいろいろでてきますが、枝下環境整備グループは枝下町の70代、枝下町遺跡調査隊は枝下町の40代、50代、60代です。つまり枝下町ではこの年代が連携をとって活動しています。


先週、打ち合わせにいらしたときに、記念写真は旧第二樋門の銘板が映るところで撮ることに決めていたので、豊橋市文化財センターの方がすぐにカメラ位置についてくださって、良い写真が撮れました。なんでもない写真のようですが、2週間前までは手前の水面には大量のゴミが流れ着いていたのです。枝下旧用水路清掃活動に参加くださっているみなさん、こんな写真が撮れました!


今日はこのあと昼は豊田市民芸館周辺でとられるということで、あまり時間もなかったので急ぎ足で戻ることにしました。
資料室まで戻ってきて、バスに乗車?いえいえ、バスは旧枝下駅に移動してもらっています。旧枝下駅で「しだれ産直ひろば」を楽しんでいただきました。枝下用水オリジナルグッズを購入くださった方もありました。ありがとうございます。
産直ひろばも好評だったのですが、みなさんピザ窯に気づいて、ピザ窯をとりかこんでいらっしゃいました。MSさんが「年に2回はピザを焼きますよ」とおっしゃったので「えー、今度はピザのときに来たい!」と声が上がりました。

12:00 バスが旧枝下駅を出発します。産直ひろばに出ていた方も一緒に、みんなで並んで手を振って見送りました。手を振りながら「なんだか枝下旅館の見送りみたい」と言ったら「ほらバスの中からも手を振ってるよ」とMMさんが言ってもっと大きく手を振りました。

今回、遠路おこしくださって、初めてご覧になる分には楽しんでいただけたかなと思うのですが、やはり矢作川の水の色が大雨の後で濁ってしまっていて、本当はこんなふうではないんですと何度も言いましたが、それだけが残念なことでした。
枝下旧用水路遺構はいつもならもっと見える。みんなで作った旧用水路が見下ろせる場所で「見える」と言われたけれど、こんなものではないんです。ぜひ再訪ください。

そして枝下町のみなさん、枝下旧用水路見学の方たちを枝下町のみなさんが喜んで迎えてくださっている、その雰囲気が伝わってきて本当に嬉しかったです。
ご協力ありがとうございました。
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