ご由緒
今を去る1000年の昔、承平五年(AD九三五年)土佐の国司であった紀貫之が任期を終え帰京する時、大津より浦戸を経て出向した、と「土佐日記」に記されておりますが、この大津(津は港)に対して小津と云う地名があったのであります。
吾が小津神社は鰐口(ワニグチ)注1というものに刻まれてある銘によりますと、古くは熊野大権現と称され、人々の尊崇の的でありまして、今を去る約五三〇年前、すなわち文明六年(AD一四七四年)には土佐郡大高坂郷の氏神として小津村に鎮座し、社名を小津宮と称えられるようになりました。
注1 鰐口:お寺の仏堂の幹下に吊るす金属製の音響具
(小津神社HPより抜粋)
高さ三.九メートル、重さ十八トン、「四国一の大きさ」の大国様像。
大国様は、縁結び、国土経営、医薬医療、商売繁盛のご神徳をお持ちの神様で、
祖霊のいらっしゃる世界・幽世(かくりよ)を守護する神とも言われています。
大貴己命(おおなむちのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)とも呼ばれ、
島根県の出雲大社のご祭神でもあります。
平成十八年十二月、香川県庵治石を用い建立されました。
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