ローマの信徒への手紙 8:1-17 新共同訳
[1] 従って、今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められることはありません。 [2] キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。 [3] 肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。 [4] それは、肉ではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。 [5] 肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。 [6] 肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。 [7] なぜなら、肉の思いに従う者は、神に敵対しており、神の律法に従っていないからです。従いえないのです。 [8] 肉の支配下にある者は、神に喜ばれるはずがありません。 [9] 神の霊があなたがたの内に宿っているかぎり、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいます。キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。 [10] キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、“霊”は義によって命となっています。 [11] もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。 [12] それで、兄弟たち、わたしたちには一つの義務がありますが、それは、肉に従って生きなければならないという、肉に対する義務ではありません。 [13] 肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます。 [14] 神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。 [15] あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。この霊によってわたしたちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。 [16] この霊こそは、わたしたちが神の子供であることを、わたしたちの霊と一緒になって証ししてくださいます。 [17] もし子供であれば、相続人でもあります。神の相続人、しかもキリストと共同の相続人です。キリストと共に苦しむなら、共にその栄光をも受けるからです。
救いのかぶとを取りなさい…エペソ6:17
私たちは救いという大きく確かな希望の中に立っています。 この希望は私たちの支えであり、安定です(ヘブライ人への手紙 6:19 参照)。 救いの確かな希望があれば、あなたは常に平和、喜び、義に満たされることができます。 前の文をただ漫然と読み返さないでください。 それは全くもって驚くべき真実です! そして、これらの特質を備えているのは神の超自然的な賜物です。
非常に多くの人がキリストなしで生涯苦労していることを思うと心が張り裂けそうです。 母親として、私は子供たちが保護ヘルメットをかぶっている場合とそうでない場合とでは大きな違いがあるのを目の当たりにしてきました。 脳震盪は怖いですね。 めまい、混乱、かすみ目、ろれつが回らないことを防ぎたいと思わない人はいないでしょうか。
ヘルメットにしっかりと固定しましょう! あなたが思っている以上にあなたを守ってくれます。 救いは私たちに新しく強力なアイデンティティ、つまりあなたが誰であるか、そしてあなたが誰であるかという真実を与え、あなたの心をキリストの心に変えます。 したがって、あらゆる戦いに備えることができます。
あなたの霊的な敵の攻撃は、あなたの心を恐怖、疑い、落胆で襲うことを目的としています。 彼があなたを非難し、あなたはクリスチャンとしてはひどい言い訳だ、もう諦めたほうがよい、とあなたを非難しようとするときはいつでも、真実を喜ぶことによってこれらの邪悪な嘘に抵抗しなさい。 キリストの救いがあなたを覆い、キリストには罪に定められることはありません。
私はキリストによる救いに信頼することによって深い休息を経験するようになりました。 この希望は私をゴールラインまで連れて行ってくれる揺るぎない忍耐力を与えてくれます。 これは、ピリピ人への手紙 1 章 21 節にある「生きることはキリストであり、死ぬことは利益である」という言葉に現実をもたらします。
さらに学ぶために:エペソ人への手紙 1:3-14、17-21 を読んで、あなたがキリストのうちに持っている、そしてキリストのうちにあるとパウロが教えていることをすべて書き出してください。 完了したら、リストを声に出して宣言します。 あなたも心からの賛美をもって天の父を愛したいと思うかもしれません。
エフェソの信徒への手紙 1:3-23 新共同訳
[3] わたしたちの主イエス・キリストの父である神は、ほめたたえられますように。神は、わたしたちをキリストにおいて、天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくださいました。 [4] 天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。 [5] イエス・キリストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。 [6] 神がその愛する御子によって与えてくださった輝かしい恵みを、わたしたちがたたえるためです。 [7] わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。これは、神の豊かな恵みによるものです。 [8] 神はこの恵みをわたしたちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、 [9] 秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。これは、前もってキリストにおいてお決めになった神の御心によるものです。 [10] こうして、時が満ちるに及んで、救いの業が完成され、あらゆるものが、頭であるキリストのもとに一つにまとめられます。天にあるものも地にあるものもキリストのもとに一つにまとめられるのです。 [11] キリストにおいてわたしたちは、御心のままにすべてのことを行われる方の御計画によって前もって定められ、約束されたものの相続者とされました。 [12] それは、以前からキリストに希望を置いていたわたしたちが、神の栄光をたたえるためです。 [13] あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです。 [14] この聖霊は、わたしたちが御国を受け継ぐための保証であり、こうして、わたしたちは贖われて神のものとなり、神の栄光をたたえることになるのです。 [15] こういうわけで、わたしも、あなたがたが主イエスを信じ、すべての聖なる者たちを愛していることを聞き、 [16] 祈りの度に、あなたがたのことを思い起こし、絶えず感謝しています。 [17] どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、 [18] 心の目を開いてくださるように。そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。 [19] また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。 [20] 神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、 [21] すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました。 [22] 神はまた、すべてのものをキリストの足もとに従わせ、キリストをすべてのものの上にある頭として教会にお与えになりました。 [23] 教会はキリストの体であり、すべてにおいてすべてを満たしている方の満ちておられる場です。
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