
休日の朝に早く起き過ぎて、何の予定もなかったのでとりあえず朝5時発の信越線で新津駅に行き磐越西線に乗りかえる・・・特に目的も無いんだが、会津若松に行ってみた。
早すぎて駅構内の売店が開店していないので事前にコンビニで適当に酒とツマミを調達した。無駄な旅をしたくなった理由を考えると、ただ単に旅情気分を満喫しながら朝酒を飲みたかっただけかもしれないな。
とりあえず午前9時前に会津若松駅に到着・・・会津若松城とソースカツ丼と蕎麦くらいしか目的が無いなぁ。
「そういえば、朝からやってるラーメン屋があったよな・・・?」なんてことを思い出しながら歩いた先にあった「山塩らぁ麺 うえんで」。土曜なので並ぶのを覚悟したが、すんなり入れました。
当然の事ながら朝からビールを飲む・・・
サイドメニューの「鶏節ごはん」も注文した・・・鶏を鰹節のように加工して作ったものらしい。これに温玉が付いて卵かけご飯感覚で食うんだけど、なかなか面白い味。鶏節で出汁をとったら鶏スープになるんだろうか?
「会津山塩チャーシュー麺」をとりあえず注文してみた。山塩スープはほのかな甘みがあって複雑な味、山塩というのは温泉から採れるそうだ。日本海と太平洋から離れている地域性と塩分を多く含む温泉源があったおかげで奇跡的に出来上がったんだろうな。
麺は「極太縮れ面」にしてもらいました。この縮れた平麺を思う存分味わってみたかったんだよね・・・朝から食い過ぎたのは少し失敗だったけど美味しくいただきました、どうも御馳走様でした!
会津に来たんでお決まりの会津若松城へ・・・城郭の周りは外国人観光客が多いんだけど、城内に入るといないんだよね。
あっちの人にとっては日本の貴族の住んでた所みたいな感覚なのかな?まぁ私たちがヨーロッパの城郭に抱くような感覚と似ているかもしれませんね。
会津若松城を支配した歴代の城主達・・・蘆名氏から伊達氏が奪い、そこから奥州仕置で没収されて蒲生家や上杉家に渡っていく経緯などを見ると東北における最重要拠点だったんでしょうね。
会津若松地方って普通に考えると山の中の不便な場所にあるんだけど、何でこんなに重要拠点になるのか不思議と言ったら不思議だ。
時間を持て余したのでブラブラとひたすら歩いて飯盛山に行ってみた。ここに来るのは小学校の修学旅行以来だ・・・なんだ、今は上まで行くのにエスカレーターが設置されてんのか。「冗談じゃねぇ、そんなの使ってられるか!」と思いながら階段を上る・・・そんなにこの山キツかったか?
ああ・・・こんな場所だったっけか?なんか白虎隊の格好をした人が演舞してたのを見た記憶があるな。とりあえずお線香をあげておきました。
全国の土産物屋で売られてる木刀の元祖は飯盛山だったんか・・・私も修学旅行で買った記憶があるなぁ。まぁ買ってもながめるだけで何の使い道もないまま押入れの隅で眠ってしまうんだけどな。
歩いて駅まで戻ったが、寒いので駅前の温泉施設で温まろうとお店まで行ったのに、設備工事中でオープンするのは夕方からだと・・・!ああ、今日はもう駄目だなぁ、夕方の18時半の電車で帰ろうと思ったが早めの電車で帰ろう。
以前は手打ちの蕎麦屋だったがコロナ禍で閉店した場所に食堂ができていた・・・「山塩ラーメン」があるんだけど、朝に食べたのでそれほど興味が湧かないな。
とりあえずビールを注文してメニューを眺めては見たが・・・ラーメンにソースカツ丼にカツカレー、どれもお腹に入らないな。
ビールのお供に「ヒレカツボール」を注文する。揚がるまでに時間がかかるので、帰りの電車の待ち時間を潰す役割は果たしてくれた。
立ち食い蕎麦屋も隣接している・・・ただビールを売っていなかったのが残念だ、長居されると困るからかな?
さて、少し早いが電車に乗って帰るか・・・まぁ何の目的もなく来た旅なんだからこんなものだろう。駅弁と酒を購入してたんだけど、新潟方面行きの磐越西線は結構混んでて目ぼしい座席に座れなかった・・・新津駅から新潟行きの電車を待つ間に食べておく。
3時間ほど電車に揺られながらも飲み食いしなかったので、さすがにお腹が空いたようだ・・・山間部の都市らしく、山の恵みをふんだんに盛り込んだ弁当は結構美味しかった。
車で高速に乗ったら近いんだけど、電車や高速バスだと微妙に時間がかかるんだよなぁ・・・会津若松って。また暇を見つけて遊びに行ってみたいものですね。
鶴ヶ城も何年か前に瓦が葺き替えられてリニューアルされたみたいですね。
私も小学校の修学旅行で飯盛山で白虎隊の演武みて木刀買ってました。
まだ飯盛山に溶け残っている様なので雪がだいぶ降ったみたいですね。まだ春先なのでそうでもない様ですが五月の連休は桜も咲いて混雑するんでしょうね。
野口英世青春通りも寄った事無いですし、入りそびれている駅前の温泉施設も入ってみたいです。
国道49号線は除雪車などが緩やかなスピードで走るから意外と飛ばせなくて気持ちに余裕が無いと駄目なんですよ。電車だったら身を任せて落ち着けるんで好きなんですよ。
朝にラーメン、午後にソースカツ丼なんて計画を立ててましたが朝のラーメンで飛ばし過ぎました。カツ丼を食べる余裕が全くなかったです。
鶴ヶ城は外観と内部もリニューアルされていて面白く見学できました。3月の寒い時期だったんで人もまばらでしたが夜桜ライトアップの準備もしてましたので4月下旬から混雑しそうですね。
青春通りから七日町の界隈は随分と観光地化して賑やかになってきました。駅周辺は一昔前とさほど変わりませんが、街中は変わってきましたよ。
別に鉄オタと言う訳ではないんですけど、電車に乗ると「あぁ、ジモティの生活ってこんな感じなんだな〜」って興味深いですね。
以前は本当にどこ行くにも車、車って感じで、一日四千歩ぐらいだったんですけど、今は一日一万五千歩ぐらいかな。
新潟交通の新潟駅〜古町バス料金は260円と言うバカ高料金なので、よほどの事がない限り歩いて往復しますね。
これからもよろしくお願いします。
普通列車もなかなか味わいがあっていいですね。磐越西線や米坂線とかはローカルな雰囲気+旅情にもひたれて好きなんですよ。
私も雨が降らなければ、なるべく歩くようにしていますが一万歩は意外と距離がありますね。真面目に歩いてもお酒飲んでチャラになってるんで、私にとってはあまり意味がないですね。