バスは一路、上士幌の空港滑走路へ。
昨年の熱気球体験で、気球を支える一本のワイヤーがトラックからほどけてしまったあの場所です。
約1時間半かけて、到着。
天気はまずますです。

ところが気球には向かない強い風がふいています。
毎年お世話になっている畜産大学の学生さんたちが、山下のオヤジの指導でボクたちを気球に乗せてくれます。
「あの黒い雲があるだろ。あれがいかねぇとダメなんだ。
中途半端な高気圧と高気圧の間にはまっているからなぁ」
ずいぶんと気象に詳しいから尋ねると、熱気球オヤジは熱気球よりも転向に詳しいもんだそうです。
バスの運転手のセンザキさんは、昔山下のオヤジが気球を始め、周囲から「変わりもん」と揶揄されていた頃に手伝いをしていた仲。
道理で、いつも気球体験の時に動きを理解して手伝ってくれています。
「よーし、あげるぞー」
風は何とか弱くなってきました。
強力な扇風機で気球をある程度ふくらました後に、一気にガスバーナーで空気を暖め膨張させていきます。
「ゴーーーーッ!」
ものすごい音に、近くにいても声が届かなくなるほどです。
あらかじめ決めておいた順番で、子どもたちがどんどん乗りこみます。
バーナーの音で、「ヒェーッ!」
カゴが浮かんで「オーーーッ!」
空に向かって「ワーーーーイ!」
その度に子どもたちの歓声が響きます。
見上げる子どもたちの顔も、カゴに乗って見下ろしている子どもたちの顔も笑顔でいっぱいです。
「乗る前と乗った後で、子どもの顔がゼーンゼン違うだろ?」
山下さんは誇らしげにつぶやきます。
気になっていたHNTも笑顔で乗っています。
ヨカッタよかった。
ラストイヤーの、タケとミツキ。


いつも通り、ワイヤーを近づけて高く上がります。
風があって、なかなか高くは上げられなかったのですが、そこは山下のオヤジ。

思い切り高く上げてくれました。
地上では、「タケ・ミツキ」と人文字が。

心にくい演出です。
さて、今日の実習はこれでオシマイ。
ヌプカに戻って夕食です。
朝の5時に始まった一日が、盛りだくさんの実習と共に終了です。
はら減った―!
夕食は8時からでした。
昨年の熱気球体験で、気球を支える一本のワイヤーがトラックからほどけてしまったあの場所です。
約1時間半かけて、到着。
天気はまずますです。

ところが気球には向かない強い風がふいています。
毎年お世話になっている畜産大学の学生さんたちが、山下のオヤジの指導でボクたちを気球に乗せてくれます。
「あの黒い雲があるだろ。あれがいかねぇとダメなんだ。
中途半端な高気圧と高気圧の間にはまっているからなぁ」
ずいぶんと気象に詳しいから尋ねると、熱気球オヤジは熱気球よりも転向に詳しいもんだそうです。
バスの運転手のセンザキさんは、昔山下のオヤジが気球を始め、周囲から「変わりもん」と揶揄されていた頃に手伝いをしていた仲。
道理で、いつも気球体験の時に動きを理解して手伝ってくれています。
「よーし、あげるぞー」
風は何とか弱くなってきました。
強力な扇風機で気球をある程度ふくらました後に、一気にガスバーナーで空気を暖め膨張させていきます。
「ゴーーーーッ!」
ものすごい音に、近くにいても声が届かなくなるほどです。
あらかじめ決めておいた順番で、子どもたちがどんどん乗りこみます。
バーナーの音で、「ヒェーッ!」
カゴが浮かんで「オーーーッ!」
空に向かって「ワーーーーイ!」
その度に子どもたちの歓声が響きます。
見上げる子どもたちの顔も、カゴに乗って見下ろしている子どもたちの顔も笑顔でいっぱいです。
「乗る前と乗った後で、子どもの顔がゼーンゼン違うだろ?」
山下さんは誇らしげにつぶやきます。
気になっていたHNTも笑顔で乗っています。
ヨカッタよかった。
ラストイヤーの、タケとミツキ。


いつも通り、ワイヤーを近づけて高く上がります。
風があって、なかなか高くは上げられなかったのですが、そこは山下のオヤジ。

思い切り高く上げてくれました。
地上では、「タケ・ミツキ」と人文字が。

心にくい演出です。
さて、今日の実習はこれでオシマイ。
ヌプカに戻って夕食です。
朝の5時に始まった一日が、盛りだくさんの実習と共に終了です。
はら減った―!
夕食は8時からでした。
ボクは今年は空から眺めませんでしたが、子どもたちが気球が上がり始めた途端に一斉に作り始める姿は、感激でした。