ミドルネームの実習

最終日の大切な実習は　ミドルネーム　の実習。

セットアップで子ども達が絵に描いて持ってきた「夢」
ボクたちは、小さいころの夢を、忘れてしまうほどに過去のものにしてしまっています。

ボクの中学生ころの夢は「アメリカ人」になること
ボクの時代は「アメリカ」がやたらにかっこよかったから

もっと小さいころは「会社の社長さん」

お金持ちになれて、何でも買えそうだったから。

どちらにしろ、あんまりかわいげのない「夢」でした。

そういえば、今回のセットアップでも「社長になる」って言う夢を行ってた子どもがいたなぁ。
カワタ～　がんばれーっ！！


なんであれ、子ども達の夢を「夢のまま」にせずに、実現するための、決意表明のようなものが「ミドルネーム」の実習です。

自分の苗字と名前の間・・・つまりミドルネーム・・・を宣言するのです。
そしてそのミドルネームは、その夢を実現するために、自分に必要だったり、大切にしたい言葉を取り入れます。

士幌高原から十勝平野に向かって、大きな声で、宣言します。

グロースが７回目を迎えたときに、この高原に７本の木を植えました。
オヤジたちの協力で、この風の強い高原にもしっかりと根付くようにと、ななかまどを植えました。

７回目のグロースで、７本の、ななかまど

語呂合わせのようですけれども、ななかまどは、七回炉にくべても燃え尽きないといわれるほどの強い木です。そして小さな赤い実がなり、小鳥たちの格好の餌にもなるのです。

ななかまどが植えてあるすぐそばのスペースで、子ども達はグループごとに、一人ずつ宣言します。

やまだぁ　ぜったいがんばるぅ　けんしー！
みうらぁ　げんきなぁ　だーーん！
たかまつぅ　グロースだいすきーっ　かーなー！

こんな具合に、一人ひとりの夢に向かった宣言は、高原に響き渡りました。

そして一人ひとりの宣言が終わった後に、全員で並んで、一緒に宣言をしました。
子ども達一人ひとり、イントラ、サポーターが自分の夢に向かって、本気になって叫ぶのです。



思いっきり、おなかから出した声は、必ずこの子ども達は夢を実現するだろうと思わせるほどの力強さです。

全員で、お互いのミドルネームを承認して５日間のプログラムが修了です。

いつも、ボクはこの宣言を聞くと、誇らしさと安心と、またしばらくこいつらと会えなくなる寂しさを覚えます。

来週の月曜日は、フォローアップセミナー。
いよいよ６４日間の最終日です。

あいつら、どんな顔してくるんだろう。
にっこり笑ってくるやつもいるし、気取ってくるやつもいるんだろうな。

また今年の、グロースも終わってしまう。
グロースの完了は、秋の入り口。

また来年まで身体作りを始めなければ。

皆さん、これで今年のグロースブログは修了です。
忍耐強く読んでくださってありがとうございました。

冬にはネギの「冬グロース」アドベンチャーゆきんこ隊があります。
ここにもドラマがあります。
もちろん、全国のアートセラピー教室にも、」毎月ドラマが生まれてます。

あーホントに子ども未来っていいなぁ。

子ども達は私たちの未来

これからも子ども達の未来のために、活動していきます。