きのうで、おとぎ話セラピー講座(全6回)が終了しました。
毎年、1回だけ開講している、私の大好きな講座です。
絵本、おとぎ話、神話を、読みながら、その物語の持つ普遍的な意味を探っていく講座です。
今日は少しだけ、ブログ上で特別講座です。
1回目はグリムを扱います。
皆さんご存知の、グリム民話。
グリム兄弟が、民話を採集してNO.1~200までの、通し番号付きのお話です。
グリム民話を、いくつあげられますか?
かえるの王様、これがグリムNO.1です。
オオカミと七匹の子ヤギ、忠義なヨハネス、ラプンツェル、ヘンゼルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊、いばら姫、つぐみひげの王様、白雪姫・・・・。まだまだ有名なお話があります。
灰かぶり・・・・これ知ってますか?ディズニーで有名になった、シンデレラです。
グリム以外にも、シャルル・ペローというフランスの民話採集をした作家がいます。
同じ物語を、グリム、ペロー、ディズニーと読み比べてみるのもおもしろいですよ。
200の物語の中から、女性の自立のヒントになる物語を選び、読み進めました。
今回の作品は「鳴いてはねるひばり」
2回目はアンデルセン。今年は生誕200年。
極貧の幼少期を経て、物語作家となった彼は、どの物語にも、自分の姿を映し出す登場人物を配するといわれています。
確かに、乞食をして来いといわれて寒い冬に家を出され、何もできずにうずくまっていたアンデルセンは、そのお話を『マッチ売りの少女』にしたためました。
17歳になって初めて学校に入ったアンデルセンは、小学校1年生のクラスにいて、惨めな思いをしたのでしょう。『みにくいアヒルの子』は、そんな彼の体験から生まれたといわれています。
人魚姫も、雪の女王も、ボクたちの心の奥底に隠れているせつない思いを刺激します。
このアンデルセンの物語の中から『雪の女王』を扱います。ゲルダがいなくなってしまったカイを探すたびは、そのまま女性の自立の物語です。
3回目はギリシャ神話。人間の心理を学ぶならギリシャ神話から・・・といわれるほど、生々しい正確傾向がはっきりとあらわれています。
日本人の感覚で言うと、「えっ?神様なのに?」と思うような行いがありとあらゆる場面で出てきます。
扱う作品は「アモールとプシケ」。この物語も、プシケがアモール様(キューピッド)への愛を確信して、探しに旅立つ物語。アモールの母親アフロデティ(ヴィーナス神)から、つまり姑から出される難題を次々とクリアしていく展開は、女性たちが社会の中で出会うさまざまな試練と重なります。
4回目と5回目はミヒャエル・エンデ。
もちろん『モモ』と『はてしない物語』です。
ボクたちの魂の成長を『モモ』から学び、『はてしない物語」からは精神性の大切さを学びます。
そして、昨日の最終回。
最終回は『個人神話』
つまり、参加者全員が、「物語」を作るのです。
昨日の物語も、素敵な物語ばかりでした。
そして、そこには普遍性があり、誰にとっても受け取れるメッセージがたくさんこめられていました。
また、物語を、色々と紹介し始めます。
次回は、ロバート・サブダの、仕掛け絵本を紹介します。
なかなか買えないんですよ。過ぎ迫力の仕掛け絵本です。
お楽しみに。
毎年、1回だけ開講している、私の大好きな講座です。
絵本、おとぎ話、神話を、読みながら、その物語の持つ普遍的な意味を探っていく講座です。
今日は少しだけ、ブログ上で特別講座です。
1回目はグリムを扱います。
皆さんご存知の、グリム民話。
グリム兄弟が、民話を採集してNO.1~200までの、通し番号付きのお話です。
グリム民話を、いくつあげられますか?
かえるの王様、これがグリムNO.1です。
オオカミと七匹の子ヤギ、忠義なヨハネス、ラプンツェル、ヘンゼルとグレーテル、ブレーメンの音楽隊、いばら姫、つぐみひげの王様、白雪姫・・・・。まだまだ有名なお話があります。
灰かぶり・・・・これ知ってますか?ディズニーで有名になった、シンデレラです。
グリム以外にも、シャルル・ペローというフランスの民話採集をした作家がいます。
同じ物語を、グリム、ペロー、ディズニーと読み比べてみるのもおもしろいですよ。
200の物語の中から、女性の自立のヒントになる物語を選び、読み進めました。
今回の作品は「鳴いてはねるひばり」
2回目はアンデルセン。今年は生誕200年。
極貧の幼少期を経て、物語作家となった彼は、どの物語にも、自分の姿を映し出す登場人物を配するといわれています。
確かに、乞食をして来いといわれて寒い冬に家を出され、何もできずにうずくまっていたアンデルセンは、そのお話を『マッチ売りの少女』にしたためました。
17歳になって初めて学校に入ったアンデルセンは、小学校1年生のクラスにいて、惨めな思いをしたのでしょう。『みにくいアヒルの子』は、そんな彼の体験から生まれたといわれています。
人魚姫も、雪の女王も、ボクたちの心の奥底に隠れているせつない思いを刺激します。
このアンデルセンの物語の中から『雪の女王』を扱います。ゲルダがいなくなってしまったカイを探すたびは、そのまま女性の自立の物語です。
3回目はギリシャ神話。人間の心理を学ぶならギリシャ神話から・・・といわれるほど、生々しい正確傾向がはっきりとあらわれています。
日本人の感覚で言うと、「えっ?神様なのに?」と思うような行いがありとあらゆる場面で出てきます。
扱う作品は「アモールとプシケ」。この物語も、プシケがアモール様(キューピッド)への愛を確信して、探しに旅立つ物語。アモールの母親アフロデティ(ヴィーナス神)から、つまり姑から出される難題を次々とクリアしていく展開は、女性たちが社会の中で出会うさまざまな試練と重なります。
4回目と5回目はミヒャエル・エンデ。
もちろん『モモ』と『はてしない物語』です。
ボクたちの魂の成長を『モモ』から学び、『はてしない物語」からは精神性の大切さを学びます。
そして、昨日の最終回。
最終回は『個人神話』
つまり、参加者全員が、「物語」を作るのです。
昨日の物語も、素敵な物語ばかりでした。
そして、そこには普遍性があり、誰にとっても受け取れるメッセージがたくさんこめられていました。
また、物語を、色々と紹介し始めます。
次回は、ロバート・サブダの、仕掛け絵本を紹介します。
なかなか買えないんですよ。過ぎ迫力の仕掛け絵本です。
お楽しみに。
少人数で、アットホーム?なワークはやっぱり
充実感があります。
素敵な個人神話を生み出す機会を
ありがとうございます。
ぜひもっと練り上げていきたいと思います。
先生の個人神話も聞かせてほしいなぁ~