ナイトハイクは、林道を約2.5㎞~3kmを歩きます。
樹齢800年のミズナラの木まで歩きます。

クマの巣があること、暗闇だということ、懐中電灯は1本だけ持っていくこと、グループごとに一本のロープを右手に持って縦一列で歩くこと・・・・そして無言で歩くこと。
こんな事をロッジの1回で子どもたちに伝えていくと、緊張が部屋全体を包み込みます。
各グループで、このチャレンジをやるのかどうかを決めます。
暗闇を歩くこと。
ボクでも怖い体験です。
今までに熊の被害にあわなかったのは、奇跡なのかもしれないほどに、緊張する実習です。
実際に、地元の人が何度もこの場所でクマを撃ちとめています。

今回の子どもたちはとてもスムースに、このチャレンジを決めました。
初参加の子どもも、1年生のキキもユウナも・・・・!
リーダーに道を教えなければなりません。
ミズナラに行く道は2通り。
比較的分かりやすい道と、もう一つは牧場のゲートを開けて通り抜ける道。
今回は、マリエのチームと、タケのチーム、そしてミスズのチームがこの道を通ります。
どちらの道も、川に架かる橋で合流し、そのあとはミズナラの木まで20分。
ところが、この合流後の道で毎年事件が起きます。
別名ユメトロードと言って、どういうわけか、最後の曲がり角で反対の方へ行ってしまうのです。
名前の通り、ユメトが大勘違いをして歩き続けてしまった道です。
ボクも、10年以上、未知が頭に入らずに毎年緊張した覚えがあります。
暗闇を歩いているために、道をよく覚えられないのです。
子どもたちの5つのグループのうち3つのグループが道を間違えてしまいました。
まるで、何かに導かれてしまうように・・・・。
今年は、マリエのチームにつきました。
イントラのコウメイと一緒に15mほど後ろから歩きます。
この道の途中で、子どもたちは2回実習をします。
1回目は、懐中電灯を消して無言のまま立ち止まり、周りの様子を耳を澄ました感じ取ること。
もう1回は、懐中電灯を消したまま歩くこと。
コウメイが絶妙な場所で、子どもたちに追いつき彼らを止めました。
「その場所で止まって」というコウメイの声と同時に、右側の林の中からボクの耳に、異様な鳴き声が聞こえたのです。
文字では到底表せないような声。
少しかすれて、そう、カラスの鳴き声をカエルのように押しつぶして・・・・・
そして、すぐそのあとにもう一度今度は2回続けて同じなき声です。
ぞっとしました。
鳥ではない、もちろん虫でもない、キツネか?タヌキか?まさか・・・・・
子どもたちはコウメイと一緒に20m先にいてじっと耳を澄ましています。
ボクはたった一人で、全身をアンテナにして耳をすませました。
メキッ、メキッ、メキメキッ・・・・何かが動いている・・・・
時折、止まり、また動き始めます。
声を出そうか迷いました。
子どもたちには聞こえているのだろうか・・・・・
今度は左側の林からも、何かが動く気配があります。
ボクの体は緊張で固まります。
コウメイ、モウイイカラコドモタチニ、カイチュウデントウヲツケサセロ!!
心の中で何度思ったでしょう。
でも、コウメイは、ボクに言われたとおり、きっちり5分間この実習をやり続けました。
懐中電灯の光が見えた瞬間、ほっとしました。
怖かった・・・・・。
ロッジに帰ってから、ともねぇが「クマのにおいがしましたね・・・・」
とにかく何事もなく、無事でよかった。
でも、マリエのグループは、この後に大変な思いをすることになります。
樹齢800年のミズナラの木まで歩きます。

クマの巣があること、暗闇だということ、懐中電灯は1本だけ持っていくこと、グループごとに一本のロープを右手に持って縦一列で歩くこと・・・・そして無言で歩くこと。
こんな事をロッジの1回で子どもたちに伝えていくと、緊張が部屋全体を包み込みます。
各グループで、このチャレンジをやるのかどうかを決めます。
暗闇を歩くこと。
ボクでも怖い体験です。
今までに熊の被害にあわなかったのは、奇跡なのかもしれないほどに、緊張する実習です。
実際に、地元の人が何度もこの場所でクマを撃ちとめています。

今回の子どもたちはとてもスムースに、このチャレンジを決めました。
初参加の子どもも、1年生のキキもユウナも・・・・!
リーダーに道を教えなければなりません。
ミズナラに行く道は2通り。
比較的分かりやすい道と、もう一つは牧場のゲートを開けて通り抜ける道。
今回は、マリエのチームと、タケのチーム、そしてミスズのチームがこの道を通ります。
どちらの道も、川に架かる橋で合流し、そのあとはミズナラの木まで20分。
ところが、この合流後の道で毎年事件が起きます。
別名ユメトロードと言って、どういうわけか、最後の曲がり角で反対の方へ行ってしまうのです。
名前の通り、ユメトが大勘違いをして歩き続けてしまった道です。
ボクも、10年以上、未知が頭に入らずに毎年緊張した覚えがあります。
暗闇を歩いているために、道をよく覚えられないのです。
子どもたちの5つのグループのうち3つのグループが道を間違えてしまいました。
まるで、何かに導かれてしまうように・・・・。
今年は、マリエのチームにつきました。
イントラのコウメイと一緒に15mほど後ろから歩きます。
この道の途中で、子どもたちは2回実習をします。
1回目は、懐中電灯を消して無言のまま立ち止まり、周りの様子を耳を澄ました感じ取ること。
もう1回は、懐中電灯を消したまま歩くこと。
コウメイが絶妙な場所で、子どもたちに追いつき彼らを止めました。
「その場所で止まって」というコウメイの声と同時に、右側の林の中からボクの耳に、異様な鳴き声が聞こえたのです。
文字では到底表せないような声。
少しかすれて、そう、カラスの鳴き声をカエルのように押しつぶして・・・・・
そして、すぐそのあとにもう一度今度は2回続けて同じなき声です。
ぞっとしました。
鳥ではない、もちろん虫でもない、キツネか?タヌキか?まさか・・・・・
子どもたちはコウメイと一緒に20m先にいてじっと耳を澄ましています。
ボクはたった一人で、全身をアンテナにして耳をすませました。
メキッ、メキッ、メキメキッ・・・・何かが動いている・・・・
時折、止まり、また動き始めます。
声を出そうか迷いました。
子どもたちには聞こえているのだろうか・・・・・
今度は左側の林からも、何かが動く気配があります。
ボクの体は緊張で固まります。
コウメイ、モウイイカラコドモタチニ、カイチュウデントウヲツケサセロ!!
心の中で何度思ったでしょう。
でも、コウメイは、ボクに言われたとおり、きっちり5分間この実習をやり続けました。
懐中電灯の光が見えた瞬間、ほっとしました。
怖かった・・・・・。
ロッジに帰ってから、ともねぇが「クマのにおいがしましたね・・・・」
とにかく何事もなく、無事でよかった。
でも、マリエのグループは、この後に大変な思いをすることになります。
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