エニア三昧

ひと月ほど前に、卒業生に頂いた本があります。


『禅の言葉を学ぶ　ていねいな暮らしと美しい人生』


何ともすてきなタイトルです。


幾つかの禅語があり、それぞれの解説があります。


気の向いたときに、開いたページの言葉を、その時の自分にプレゼントする気分で、持ち歩いています。


一つ一つを読むごとに、タイトル通りに「ていねいに暮らしたくなる」言葉ばかりです。


その中に「一行三昧」と言う言葉があります。


いちぎょうざんまい、と読みます。


精神を集中して一つのものになりきること、とあります。


座禅をしたり、仕事でもいい、もちろん遊ぶことでもいい、無心になりきって行えば、その境地に至るという事なのです。


この週末は、土曜日がエニアグラムのワークショップ、日曜日がエニアグラム理論を使った承認の秘訣講座。


まさに、エニア一行三昧、でした。


それにしても、エニアグラムは本当に楽しく自分に気づけます。


そして、どのタイプの人たちも、自分のタイプの事、ひいては自分自身にことがダイスキになるような気がします。


今日と言う一日に、一行三昧


自分と言う存在に、一行三昧


ある禅僧が

「今日と言う日を過ごした自分は、もう今日死んでしまった。そして明日にはまた新しい自分が生まれてくる。だから毎日私は、毎日寝る前に今日に死んだ自分の葬儀を執り行う」

と言ったそうです。


今朝生まれたての自分を、一心に生きてまいりましょう。