何度か紹介している「竹村真一」さんの著書を読みました。
『cosmic tree』・・・宇宙樹


この宇宙樹という言葉は、ずいぶん前に、老松克博先生(ユング派大阪大学助教授)の著書『アクティブイマジネーション』シリーズで知りました。
北方神話に登場する「世界」を表す巨大な樹木です。
もちろん、この北方神話についての著書ではありません。
竹村さんなりの視点で、人間と植物の共生について書かれた著作です。
この本に紹介されている内容に、何度も驚かされました。
樹木は冬の間、極力水を樹幹や枝葉に貯えないようにするようです。
寒さによって凍りついてしまうのを防ぐためのようです。
毎年、夏のグロースセミナーで「樹齢800年のみずならの大木」まで、ナイトハイクでたどり着き、子どもたちに最初に体験してもらうのが、みずならが水を吸い上げる音を聞くこと。

まるで川の流れのように、ごぼごぼと勢いよく吸い上げていく音は、「生きている樹木」を実感する貴重な体験です。
『cosmic tree』 は、樹木の話ばかりではありません。
たとえば、愛する植物から離れて旅行をすると、帰る日になると家に置いてある植物が喜びの「声を上げる」というのです。
そういえば、20年ほど前に、花に電極をつなぎ、いろいろな音楽を聞かせて「花の声」を集めた慶応大学のM教授がいました。
懇意にしてくださった、その方は若くして亡くなってしまったのですが、日本の機械工学分野(コンピュータ)における権威でした。
「柴崎さんね、ロックを聴かせると、花は悲鳴をあげるんですよ。モーツァルトを聴かせるとね、それはそれは気持のよさそうな声を上げるんだ。でもね、いちばん素敵な声が出るのは何だと思う?」
みなさんは、なんだと思いますか?
「般若心経を聞かせた時が、いちばんいい波動の声を上げたんだ」
M教授の笑った眼が思い出されます。
そう考えると、植生物は、ボクたちが考えている以上にコンタクトをとっているようなのです。
思わず、自宅の小さな観葉植物たちのことを思い起こしてしまいました。
そして、その瞬間に、彼らはきっと何かしらの反応をしているに違いないのです。
この『cosmic tree』を読むことで、自分と樹木の関係にとどまらず(それを普遍的なものとせずに)自分と環境、自分と地球、自分と宇宙へと、それぞれ人間の個々のかかわりの重要性に気付かされます。
みずならの大木よ!また、子どもたちと一緒に行くからなぁー!!
『cosmic tree』・・・宇宙樹


この宇宙樹という言葉は、ずいぶん前に、老松克博先生(ユング派大阪大学助教授)の著書『アクティブイマジネーション』シリーズで知りました。
北方神話に登場する「世界」を表す巨大な樹木です。
もちろん、この北方神話についての著書ではありません。
竹村さんなりの視点で、人間と植物の共生について書かれた著作です。
この本に紹介されている内容に、何度も驚かされました。
樹木は冬の間、極力水を樹幹や枝葉に貯えないようにするようです。
寒さによって凍りついてしまうのを防ぐためのようです。
毎年、夏のグロースセミナーで「樹齢800年のみずならの大木」まで、ナイトハイクでたどり着き、子どもたちに最初に体験してもらうのが、みずならが水を吸い上げる音を聞くこと。

まるで川の流れのように、ごぼごぼと勢いよく吸い上げていく音は、「生きている樹木」を実感する貴重な体験です。
『cosmic tree』 は、樹木の話ばかりではありません。
たとえば、愛する植物から離れて旅行をすると、帰る日になると家に置いてある植物が喜びの「声を上げる」というのです。
そういえば、20年ほど前に、花に電極をつなぎ、いろいろな音楽を聞かせて「花の声」を集めた慶応大学のM教授がいました。
懇意にしてくださった、その方は若くして亡くなってしまったのですが、日本の機械工学分野(コンピュータ)における権威でした。
「柴崎さんね、ロックを聴かせると、花は悲鳴をあげるんですよ。モーツァルトを聴かせるとね、それはそれは気持のよさそうな声を上げるんだ。でもね、いちばん素敵な声が出るのは何だと思う?」
みなさんは、なんだと思いますか?
「般若心経を聞かせた時が、いちばんいい波動の声を上げたんだ」
M教授の笑った眼が思い出されます。
そう考えると、植生物は、ボクたちが考えている以上にコンタクトをとっているようなのです。
思わず、自宅の小さな観葉植物たちのことを思い起こしてしまいました。
そして、その瞬間に、彼らはきっと何かしらの反応をしているに違いないのです。
この『cosmic tree』を読むことで、自分と樹木の関係にとどまらず(それを普遍的なものとせずに)自分と環境、自分と地球、自分と宇宙へと、それぞれ人間の個々のかかわりの重要性に気付かされます。
みずならの大木よ!また、子どもたちと一緒に行くからなぁー!!
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