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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

ほめる術

2012-11-21 04:22:46 | ひとり言
最近、何かと目につくのが、「ほめること」


NHKで、小学校のクラスでの取り組みが紹介されたり、昨日の天声人語でも日本画家の平山郁夫さんが、わずか2行の評論家の批評で歓喜したとある。


以前から子どもに「ほめて伸ばす」教育の大切さが言われている。


ボクたち人間は、どうやら「誰かに認められたい願望」が常にあるようです。



クエストや、子ども未来研究所で大事にしていることの一つに「承認」があります。


「ほめること」に似ているのだけれど、大きな違いもあります。


例えば、ある先生に子どもがほめられたとする。


そのことでその子はきっと自信を持つだろうし、意欲が増していくでしょう。


ところがクラス替えで担任の先生が変わってしまう。


今まではほめてもらえていた行為や言動が、その先生からはほめてもらえなくなる。



こんなことはいくらでも起こり得る事でしょう。


会社の上司からの一言も同じです。


上司が変わってやる気をなくした人はいくらでもいるのですから。



ほめることは、固定の組織やグループ内では人に自信を与える上でとても有効に働くのですが、なかなか自分のものにはならないことが多いのです。


「承認」はその人の外見や能力をほめることと違っていて、その人の存在そのものを認めていくものです。


昨年、いくつかの講演やラジオ番組でこのお話をさせて頂いたところ、どこでも皆この「承認」についてもっと話を聴きたいといわれました。


クエストのスタッフには「承認のプロ」がたくさんいますが、これから少しずつこの「承認」のトレーニングを始めようと思っています。


自分を活かし、人を活かしいていく「承認」のチカラ。


ボクの新しい試みを楽しみにしていてください。

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