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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

8月4日グロース2日目-2「やめておけばよかった!」

2011-08-21 18:33:35 | グロースキャンプ
先頭のチームは、初リーダー中学1年生のジンヤ。


ジンヤは、とても冷静で、しっかりとしたリーダーシップを発揮してくれています。



でも、なにかと指示するのはカズネ。



ボクが何か、ジンヤに伝えると、聴いていたカズネが即座にみんなに伝えます。



リーダーにさせようとしても、カズネが元気に伝えます。



ジンヤもカズネに任せている節もあるようです。






比較的静かめなこのチームにとって、カズネの存在は元気のもとになっている。




さて、子どもたちには、口をすっぱくして「レインウェアを着ろ―!」と言っていたボクは、



まぁ、それでも、必要はないだろうとタカをくくっていました。



ところが・・・・甘かった。



露払いの役割のボクの目の前には、山道を覆っているクマザサ。


道は完全に見えなくなっています。



ボクのジーパンは、あっという間に朝つゆでびしょ濡れです。


リュックには入っているのですが、ここで靴を脱いでレインウェアをはくのは至難の業。



エェーイ、このまま行っちゃえー・・・・と言うことで、次第にジーパンは重たくなりますます膝に負担がかかります。



濡れまとうジーパンのお陰で、段差のきつい坂で足も上がらず、次第に体力が奪われていく。



少し後方から、ジンヤたちの「しりとり」をする声や、歌を歌う声が聞こえてきます。


孤独な戦いが始まりです。



息が切れ、昨年7月からさぼりまくっている体力トレーニングについて後悔し、



やっぱり、今回は山登りはやめておけばよかったとか、だいたい、こんなきつい山この年齢になったらやめた方がいいとか・・・・



完全につらく苦しい登山になってしまった。






あまりにもきつくて、一休みしていると、後ろからジンヤのチームが近づいてくる。



何だか、逃走している犯人が追われているような気持ちにもなって、慌ててまた昇り始める。



陽ざしが強く、気温も上昇する。






リュックのせいでますます熱がこもり、背中は汗が流れあっという間にびっしょり。



30分間のきつい坂を登りきってようやく「登山口」



昔は、然別湖まで横断する道路建設の計画があり、この登山口までトラックで子どもたちを運んでいました。



今は、「時のアセス」で、課題の残る公共事業の見直しで完全に工事ストップ。



お陰でナキウサギの安全は保たれたものの、ボクはこんなに苦しい!!!!



とかなんとか愚痴を言いながら、時折見える景色に感動し、そよ吹く風に救われたりで、結局やっぱり登ってよかった。



ことしの白雲山は、ボクたちに最高の山頂からの景色を見せてくれました。




おーっ!



思わず声が上がります。





全チーム無事に登頂しました。



朝作ったおにぎりをほおばりながら、壮大な風景の中で、気持ちが緩やかに広がっていく。



この山は、日ごろのボクの窮屈になった心を完全に解放してくれる。








今年は然別湖畔に下山。



これがまた・・・・長い道のり。



下りでひざはどうなってしまうのか・・・・。







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