『絵のない絵本』のように

ボクは、結構朝が早くて、それは年のせいでもあるんだけど、結構みんなに驚かれることがあります。


それでも最近は、夜寝るのが遅くなったせいか、朝起きるのもボクとしては遅くなっています。


ボクの寝室の窓は、マンションの小さな縦長の窓で、視界はそんなに開けていません。


レースのカーテンがあるだけなので光は差し込みます。



この冬場の時期は、明るくなってから目が覚めるということは全くありません。



昨日の朝もそうだったんだけれども、今朝も、その縦長の窓から月が見えていた。




それも満月です。



月暦のカレンダーを見ると、８日が満月になっている。



暦の読み方がいまいちわからないんだけれども、８日が満月ということは、今朝見た満月のこと？？？？



満々とした月が青みがかった空に浮かんでいるのは、都会に住んでいながら贅沢な自然の美です。





アンデルセンの『絵のない絵本』のように、あの月も姿を変えながら世界中の出来事を見ている。


売れない画家の元に届けた物語はどれも素敵だった。


「僕の話を絵にしてみたら」


そんな月の語りかけに画家は絵を描き始める。



ボクにも、何かを語りかけていたんだろうか。


しばらく見ていたけど・・・・・


ベランダは寒いし、やらなければならないことが、次々に頭に浮かんで・・・・


アンデルセンの創造性には程遠い・・・。