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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

『天空の一本道~チベット開山大運搬』

2010-10-28 07:53:45 | ひとり言
昨夜は、ほぼ毎月の4人会の飲み会。


新橋と言う、オヤジやサラリーマンがひしめく町にある、これまた魚のうまい居酒屋でした。



日本酒の種類もやたら豊富で、いったい4人でどれくらい飲んだのかも定かではないほどに、みんなでかなり酔いしれました。


オヤジが集まる4人会のいいところは、それぞれがそれぞれの仕事のスペシャリストとして話し合えること。


職種が違っていても、根底に流れる思いやビジョンが一つにつながっている。



お互いを歯に衣着せぬ言葉で言いあい、、笑い、それでいて心から尊敬しあう友人。



それと確認はしなけれども、何か一つにつながっている仲間。



そして、タイトルに書いた「天空の一本道~チベット開山大運搬」


これは、数日前にNHKハイビジョン特集で放映されたドキュメンタリー映像。



チベット自治区の山あいの奥地。


人里離れた村落ジャラサ村。


一帯には自動車道路はおろか、ちゃんとした道すらないような地域。



町までの120キロの道のりは、4000メートルを超える山を越えて往復5日間かけて、必要な物資を村に持ち帰る旅。


岩を削ってなんとか馬一頭、人一人が歩けるような道を村人の男たち上げて旅をするのです。


狭い道は、映像を見ていて息をのむほどの狭さ。



積み荷を積んだ帰りの道では、その荷物が岩壁に当たって転落してしまう馬が毎年何頭かいるという壮絶な大運搬なのです。



チベット南部の比較的温暖な地域から、気温0℃にもなる山頂を越え、また引き返してきます。



やや、中国政府の政治的プロパガンダ風な意図を感じはするものの、この村人たちのたくましさや、そうまでして村を愛する人たちが印象的。


この旅のリーダーが30キロを超える洗濯機を背負って歩き続け、「来年は冷蔵庫」と笑いながら話している。

「いくらかの着るものと食べ物があればそれでいい。他に欲しいものはないよ」

さりげなく語るリーダーの言葉に、ボクは声を失います。


道は一つ。


そうは言いながらも、この道しかない彼らの生活に今の自分について考えさせられる映像でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
? (***)
2010-10-30 15:20:24
4人での飲み会って、自己啓発セミナーの「ライフダイナミックス」と関係がありますか?
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懐かしい名前 (しばしば)
2010-10-31 06:36:43
***さん

懐かしい名前ですね。

もう30年近くなるでしょうか?
ボクは体験者ですよ。
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