週末は勉強の日。
土曜の朝は「商务口语班」から始まる。
平日はダラダラの生活を送ってるため、朝ちゃんと起きることも週末の課題のひとつ。
7時半に目覚まし最大音で起きた。
さぁがんばるぞー
今日は久々にE塚さんもY総経理も遅刻なしで集合
M記者は今回も欠席。
一体、何の記事を追っているのだろう。
3人そろうと宋老師もやりがいがあるね。
しかも、始まるなり息せき切ってしゃべり出す3人
もし老師が叶老師なら、この教室は爆発していたかもしれない。
教科書の話題は「環境問題」ですが、4限ある授業の半分は脱線していたね。
E塚さんは先週、バスで財布を盗まれ、カードの再発行やらなんやら
めんどくさいことがいっぱい発生したらしい。
それとは別に今日は引越しもあるらしい。
ほんとうに忙しい人だ。
Y総経理は、実はやさしいマイホームパパだと発覚。
ただの酔っ払いのおっちゃんではなかったのだ。
今日は奥さんとの馴れ初めも、中国語で話してくれたよ。
宋老師に「大変でも楽しい老後のために、早く結婚しなさい」と。
来週はこの4人(M記者が来れば5人)で東北菜を食べにいく約束をした。
中国人顔負けの騒々しいグループになること間違いなし
授業が終わると、今日はサプライズが待っていた
大阪のオクダさんが上海にやってきたのだ。
オクダさんは何度かシャオフイブログにも登場してる機械メーカー老板。
プロ並みのお菓子作りは、もう趣味とは言えないレベルだ。
本業はどうしたの?というくらい、
上海に来る時は手作りお菓子を山ほど持ってきてくれる。
今日はなんと『イチゴ大福作ってきたで~
』
イチゴ大福って作れるの?
どの段階から作るのか、それも想像できない。
毎回上海での滞在は、いろんな人と会うため忙しいオクダさん。
今日は、体育館近くのホテルに泊まって、そこでも何人かに会うそうなので
シャオフイもそちらにお邪魔した。
オクダさんの不思議なところは、中国語あんまりできないのに
中国人の友達がめちゃめちゃ多いのだ。
しかも男女問わず、若い子ばっかり。
今日も、シャオフイが着いたとき、すでに女の子ふたり一緒だった。
「どうやって知り合いになるんですか」
って聞いたら
「スカイプとかで話すねん」って。
何語で
そしてスカイプとかのやりとりの中でも、もうオクダさんのお菓子作りは有名になってるみたいだ。
二人とも写真で見て「すごくおいしそうだった
」って言ってた。
今日はまた、ものすごい荷物の量。
でっかいスーツケースと、手持ちのバッグと、袋も大きいのが2つ。
他にも「手は何本あるんですか」というくらい袋いっぱい。
「頼まれてん」とさらっと言ってるけどオクダさん、
スーツケースから出てくるの、ほとんどお菓子じゃないですか。
どんだけ~
カバンからはドリップ珈琲まで出てきて、まずはお菓子とコーヒータイム
わーい
イチゴ大福だぁ~
白あん、黒あん、両方あるよ
両方ともイチゴのいい香り
「いただきまーす
」
パクパクパクパク。。。。
「おいしい~
」
シャオフイはいつも大げさと言われるけれど、
これはほんとに今まで食べた中で一番おいしいイチゴ大福だったね。
イチゴとあんとまわりのモチのバランスが絶妙
あんは甘すぎないし、多すぎないし、モチのやわらかさもちょうどいい。
イチゴ大福ってこんなにおいしかったんだ
さすが几帳面なオクダさん。
「これ、あんとイチゴ包むの、ちゃんと設計してるねんで」
おお、ここで普段の本業の精密さが活かされてるのか。。。
作る手間がどんなに大変だろうが、おいしいものはあっという間に消えてしまう。
シャオフイ、3個食べてしまった。
おっとっと、写真写真。
この食べかけの写真しかなく、しかも香りをお伝えできないのが残念
おいしいものは世界共通だ。
彼女たちもシャオフイ同様、パクパクパクパク。。。。
3人とも食べることに夢中。
食べ終わってからやっと、自己紹介
二人とも日本語をちょっと勉強していて、
それで仕事してるわけではないけれど普通に会話できる。
日本へ行ったことも、日本人の友達もいないのに、こんだけしゃべれたらいいなー。
右のダンさんは、もうオクダさんの友達暦が長いそうだ。
でもイチゴ大福は初めて食べるって。
左のリカさんはなんとオクダさんと今日が初対面、
彼女が「イチゴ大福が食べてみたいです」と言ったのがキッカケで
今日のイチゴ大福がある。
そしてこれだけではないよ。
パティシエ・ムッシュオクダ自らカットしてるのは「チーズタルト」
ラムレーズン風味だ
引き続き食べる。
これも甘さ控えめ、そしてほんのりラムの香りの上品なタルト。
チーズケーキもいいけれど、タルト生地ってのが2倍おいしいね
オクダさんは6時からは仕事関係のお友達と会う約束があるため、
私たちは満腹のお腹をかかえ、それぞれ家路に。。。
シャオフイは上海体育館辺りは初めて行った場所だったので
時間ぎりぎりまで、オクダさんと一緒にちょっと散歩した。
オクダさん、たまにシャオフイのブログ読んでくれてるそうだ。
恥ずかしいね~
そしてシューカツのこととか、心配してくれてた。
「女の人のほうが勇気あるよ」と言って励ましてくれた。
とりあえずは通訳になる、と決めて勉強中のシャオフイ。
シューカツは片手間になってしまったけど
やっぱり上海で働きたいので細々と続行中。
こんなシャオフイを応援してくれて、手作りのお菓子で励ましてくれて
パティシエ・ムッシュオクダに感謝
そうだ、甘いものはブドウ糖になって、脳の唯一の栄養源だそうだ。
(↑これは本当です)
シャオフイ、明日の授業はきっと冴えてるぞー