暁慧の日記

@上海
ゆる~く生きてます。

ちょっと旅に出ます

2009年06月16日 21時09分28秒 | 上海の生活のこと
今日からシャオフイ母が上海に来ます。

出不精のシャオフイと正反対で、ものすごく活発なお母さん。

上海観光だけではどうも納得してもらえそうにないので
ちょっと青島まで旅行に行ってきます。2泊3日。

中国4年にして初めての旅行。

観光好きじゃないけど、青島にはおいしい海鮮があるっていうし
学校の友達が去年行ったときの写真見せてくれた印象では
静かで落ち着いてていい感じ。
寧波や上海みたいに、また住みたくなっちゃうんじゃない??

青島から帰ってすぐ、今度は日本へ帰ります。
約2週間。

学校の勉強のこと考えると、今帰るのは勉強上すごくマイナスだけれど
健康診断もしなければならないし、年に一回のお墓参りも行かなければならないし。。。
ついでに日本でシューカツしてきたいけど、そんな時間あるかな。


7月まで更新しませんが、日本へ帰っちゃったわけではないので
また会いましょう





今週のまとめ

2009年06月15日 00時16分42秒 | 上海の生活のこと
今週はとてもとても忙しかった

働いてる人に比べれば、どこが??のレベルかもしれないけど
上海ではプータローですから。。。
少々のことでも、こたえるんですよ

忘れっぽいシャオフイ、ちゃんと記録をつけておかないと
上海にいた証拠がなくなってしまう。
日記に書かなければ。

「上海に生きた証をここに。。。byシャオフイ」←大げさでしょうか。


【8&9日】

週明けのこの日は、义乌・杭州への珍道中。
これはもうちゃんと日記に書いたからいいか。


【10日】
旅の楽しみは、帰ってから旅の話をするところにある。
さっそく学校へ行って、シオリ嬢・ナベさんと旅を振り返った。

ここでナベさんからシャオフイに(シャオフイブログに)訂正。

ナベさんが魯迅公園でナンパした女の子は、まだ彼女レベルではないそうだ。
じゃあ一体なにレベル?

シオリ嬢との旅は楽しいので、また次回を楽しみにしている。
台湾とか香港とか。
もっと近くて、杭州にもう一回、服を買いに行くのもいいな~。


【11日~12日】

この日は短期バイトの日。
バイトは禁止だから、お手伝い、と言おう。

このパソコン音痴のシャオフイが、なんとウェブサイトの管理ですよ

内容は、
シャオフイがお世話になってる中国語学校のホームページに
今までメルマガで配信した教材をアップする、というもの。

原稿も枠組みも、すでに作ってくれてるので、ただ単にそれをのっけていくだけ。
とはいえ、ネットで全世界に公開するわけですから。。。(大げさ?)


ちょっとお付き合いで見てくれますか?シャオフイの努力。

全部で6つあるんですけど、そのうちいくつか。

HSK検定を目指す人のためのワンポイント・文法解説。
 ⇒http://ez-language.net/cat87/hsk/

勉強始めた人向けのやさしい文法の基礎。
 ⇒http://ez-language.net/cat87/cat88/

中国語の好きな女性向け、文法解説。
 ⇒http://www.kakuyasu-puchi.com/category/studychinese/001-005/

などなど。

机に向かう仕事のため、この日は右側がものすごく凝った。
でも、自分の子供が可愛いのと同じ原理で、かわいいな~、このサイト
何度もアクセスしちゃったよ。
わはははは。


【13日】

この日は気を抜けない土曜日、ビジネスクラスの戦いだ
今日はイベント付き。
宋老師&周老師を誘って、『ビジネスクラスの集い at 東北菜館

本物の東北人・黒龍江省出身の老師が点菜(料理の注文)してくれたので
東北菜の中でも一番おいしいものをいろいろ紹介してくれた。

楽しかったな~。
そして今まで食べた東北菜の中でも、一番おいしかった。

今日の参加・合計6人、予想通り、店いちばんの騒々しいグループだったね。

そしてこの後、クルマ嬢とオクダさんとオクダさんのネット仲間と『田子坊』巡り。
シャオフイはもう2度目の田子坊。

土曜日なので人が多くて最高にごちゃごちゃしてる。
センスのいいお店がいっぱいあって楽しいけど
こんなにごちゃごちゃしたところは好きじゃない。
今度行くとしたら、平日に行きたい。

晩ごはんは淮海中路の素敵なレストランで。

最近おいしいものばかり食べている。
運動もしてないし、体重が50キロに到達しそうだ。


【14日】

この日は午前、学校にバイト、おっとっと、お手伝いに行き
午後は通訳の学校へ

大量の宿題を、なんとかやり終えていたのでよかったけれど
本当は宿題だけで終わりではないのだ。

今日は後ろの席に、ものすごーくよくできる中国人の男の子が座っていて
シャオフイは大いに刺激になった。

中国人が99%間違える問題でも、W老師に絶賛される見事な訳。
途中、日本人・シャオフイに日本語を教える、など
中⇒日訳部門でも、完全に脱帽

もうどーしよ~、日本語まで危ういやん
中国語もいっぱい間違ってるし。。。

あせっても仕方ないか。
W老師について勉強していくだけだ。


今週も楽しい一週間、あっという間に過ぎてしまった。

宿題いっぱいあるけど、もう今日は早く寝ましょう。








岩松

2009年06月12日 23時45分47秒 | 上海の生活のこと
シャオフイ大好きなサイト「土豆網」ではいろんな番組や映画を見ることができる。

今日は「岩松、アメリカへ行く」を見た。

岩松、知ってますか?
ニクマツじゃないよ

中国中央電視台CCTVのアナウンサー。
去年は日本へも行って「岩松、日本へ行く」が放送されたから
日本でも有名になったんかな?

岩松はアナウンサーだし、それもCCTVのアナウンサーだから
普通語の発音は本当にきれいではっきりしてる。
それだけで、内容が難しくてもなんとなくわかったような気になってしまった。

そして、それだけの人だから当然なのかもしれないけど
原稿も全然なしで、理路整然と意見を述べる。
頭の良さが、声と話し方からうかがえる、そんな感じ。

中国イチ有名なアナウンサーは、先日病気で亡くなった。
48歳の罗京。

そのときのメディアはまるで中国の国宝を失ったみたいだった。
宋老師は「彼は一度のいい間違いも時間ミスもなかった」と言っていた。
プロ中のプロ。


昨日、日本語を読む練習をしていて「美術学史」とか「祝辞」とか
そんな簡単な単語もうまく言えなくて悩むシャオフイ

でも目標は高く

罗京はもういないので、岩松が目標だ






ザ・プロフェッショナル

2009年06月12日 00時17分16秒 | 上海の生活のこと
通訳学校に行くようになってから、人の話す声に注意がいくようになった。

W老師から
「はっきりと、そして聞きやすいきれいな声でなければなりません」
と教えられている。

実はシャオフイ、日本語の声も、自分の声に自信がない。
ちっとも「好听」じゃない

ましてや中国語。。。
本を読む練習でも、正しい発音をしようとすると
単語一つ一つに注意するため文章にならない。
そして、決して「好听」ではない

声って先天的なもの?
劇団のボイストレーニングとか受けたらなんとかなるんだろうか。。。

悩むシャオフイ

すると、今日は、意外に近いところでまた発見があった。
普段見過ごしているところにこそ、発見がある。

シャオフイ、今日の発見は叶老師
中級クラスの会話で1ヶ月、ほぼ毎日お世話になった老師だ。
発音は普通語ではっきりしてるし
文法の説明もはっきりしてるし、教えるのがとても上手だった。

丸一ヶ月お世話になっていながら、今さら何を発見??
それは。。。


今日学校に用があって行った時に、叶老師も授業で来ていた。
叶老師、授業以外にも今日は任務があるらしい。

それは「听力教材のテープ録音」

学校では短い文章の听写を勉強の教材として作っている。
その自作教材の声の主が叶老師。

今日の文章は短い文章が30個くらいだったかな。
授業が終わって、資料を渡された叶老師。
なんの疲れも見せず、何の準備体操もなく
「じゃ、始めよか」
って感じで、あっという間に30もの短文を読み、
ほんの2~3分で任務を終え、ささっと帰っていった。

こうシャオフイが文章で書いてしまうと「それがなにか?」みたいな感じだけど
想像してみてください。

30個ほどの短い文章を渡され、テープに入れますから読んでください、
って言われてすぐできますか?
まず、自分で何回かちょっと読んでみたり、ちょっと緊張したり、しますよね?
それに、「今ので大丈夫なん」とか心配になったり。

叶老師、さすが言葉を教えるプロだね
叶老師はもともと発音がはっきりしてて、声もいいから
その方面では緊張しないのかもしれない。
この点は生まれつきの才能かな。


そして発音や声だけでなく、
シャオフイが目指すプロの姿は、まさに今日の叶老師。

自信マンマンで、さっさと任務をこなす。

かっこいいな~
なんでも「プロ」となる人は、業種は違っても
ちょっと共通した何かがあると思いませんか。
うまく表現できないけど。


どれも今のシャオフイにはかなりの努力が必要だけれど
意外と身近に目標となる人がたくさんいる。


がんばりましょう






義烏の旅~イスタンブールの水タバコ~

2009年06月10日 12時44分22秒 | 
イスタンブールに入ったときから、シオリ嬢とシャオフイはあるものに気がついた。




テレビで見たことある「水タバコ」だ。

店員さんに味を聞くと、リンゴ、バナナ、イチゴなどなど
果物フレーバーらしい。
タッパに入ったジャムみたいなのがあった。

「試してみたいんですけど、大丈夫?」

よくわからんけど、タバコ吸わない人でも大丈夫みたいだ。
一瓶?一本?25元。

近くでは外国人のおじちゃんが、プカ~って感じでかっこよく吸っている。
なんかおもしろそうじゃん
旅の記念だよ~
トルコの記念に(ほんとは义乌)みんなで吸ってみようよ~。





 形も色もきれい。
  上に小さい焼けた炭がのっていて、それが中身をあたためるようだ。

私たちが選んだのはリンゴ味。


じゃ順番に、水タバコ体験してみよう



ケンちゃんの巻



 ワケわからんもんはまずはケンちゃんで実験やー。
 うわーどんな味~
 ちょっと酸素ボンベみたいに見えるな。
 ケンちゃんこれじゃ病人やで。




 ケンちゃんはタバコ吸わない人なので煙の出し方がわからないようだ。
 複雑な表情。
 初めての味。


 
 ちょっとオレ、かっこよく撮ってやー。
 水タバコ初体験やでー。
 ケンちゃん、クールな顔が似合わんな
 水タバコが今度はマイクに見えるで。



大人のイシイさん&ナベさんの巻

イシイさんは喫煙者、ナベさんも元・喫煙者。




 なんとなく緊張のイシイさん。
 ちゃんとリンゴの味してる??
 関係ないけど、イシイさん、変なシャツ着てるな。




 「イシイちゃんどんな味なん?いける?」
 「まあまあかな。なんかようわからん」




 「じゃオレもちょっとやってみよか」



 「うわ~。。。気持ちええー」
 
って感じ??



タバコ初体験が水タバコ、シオリ嬢の巻




 ふーん、水タバコってこんなんなんやー。





 大丈夫だよね?吸っても変にならないよね?





 じゃ、思い切って、せーのっ。
 シオリちゃん間違って吹いてない?
 浮き袋に空気入れてるみたいよ。





 うっ。。。





 なんか空気がリンゴガムみたいやけど、のど痛いよ~。





 うわ~。。。もう何なん。。。これ。。。





 もうあかんわ。。。



 
 がくっ。。。沈没。。。


シオリ嬢は、もう一生吸わない、とかたく決心した。。。


シャオフイもタバコ吸えないのでこわごわ体験。

写真はナベさんのカメラに収まっているけど、
シャオフイが一番、煙出すの上手やったんちがう?
もう怪獣みたいに「ガオーッ」って出てる写真があるよ。


トルコ料理はおいしいし、外で食べてる雰囲気もなんか外国に旅行に来たみたい。
通り過ぎる人たちも外国人がとても多くて、
トルコ旅行に来たみたいな錯覚しそうになった。

食べるのに忙しい上に、しゃべるのにも忙しかった。
旅行も食事も、みんなでわいわい楽しくやるのがいいね~。
ほんとに楽しかった




みんなでトルコ旅行の記念撮影。

性格が全然違う5人なのに、まとまりがよくて、笑いが絶えない。
3人組のビジネスもうまくいくといいね~。




義烏の旅~イスタンブール~

2009年06月10日 10時41分04秒 | 
义乌という町は世界の市場と言われてるので当然外国人が多い。

シャオフイは以前、韓国人が多い、だから韓国料理が多いしおいしいよ
って聞いていた。
上海でもいろんな国の料理が食べられるけど
なんとなく义乌の雰囲気からして、どの国の料理でも本場の味が食べられそう。
わ~い楽しみだ~

前に一度来たことのあるナベさんによると
「アラブ系が多いですよ」
「中でもめっちゃおいしいのがトルコ料理、食べた後でもまた食べたいくらい」
だそうだ。

じゃ今回はそのトルコ料理がいいな~

おいしいもの大好き・シオリ嬢もシャオフイも、
このトルコ料理ってのがどんな料理なのか全然知らない。
食べたことないし想像がつかない。
そうだ、唯一「トルコアイス」めちゃめちゃ長く伸びるアイスクリームは知ってる。

着いた

ここがトルコ料理屋



名前がイスタンブール

服务员は中国人だけど、店で作ってる人もお客さんも全部中東系。




 メニューはなくて、こんな感じで食材が並んでいて
  選んで焼いてもらう。



 チーズとかオリーブが並んでる。
  これが調味料というか、付け合せのようだ。

注文は全部ナベ隊長が担当。
イスラム系料理はお酒がないらしい。
飲物は中国っぽく、牛乳パックのリンゴジュース。

店内にも席はあるけれど、ここは雰囲気を楽しむため外のテーブルで食べることに。





 さっきの羊肉や鳥が炭火で焼いて出てきた。
  生タマネギ、トマト、スパイシーペッパーと、ご飯などと一緒に食べる。
  盛り方もとてもおいしそうに見える。




 付け合せはチーズ各種、オリーブ、野菜ディップなど。
  チーズの種類が豊富だ。
  これだけでも食べれてしまうくらいおいしい。
  炭火で焼いた肉との相性はバツグン



 焼きたてのナンも必須。
  香ばしくて塩気がちょうどよくておいしい~



 こんな薄焼きピザもある。
  他にもチーズがのっかったシンプルなピザもおいしい。
  生地が薄焼きのほうはパリパリしてていいし、
  チーズののったほうはモチモチしてておいしかった。


さあがつがつ食べるぞー



「ナベさんのおすすめの店は当てにならない」というウワサがあるけれど
今回はすべてパーフェクトの味

シャオフイ恒例、花を贈ろう





子供・ケンちゃんも満足。



もちろん食いしん坊代表・シオリ嬢も満足。

お客さんのほとんどは中東系の人たちだった。
ここは本場の味なんだろう。
ひとりで来てる常連さんみたいな人もいたし、
またその1人がいっぱい食べる、食べる。

シャオフイたちも、今まさに食べてるのに「また来たいわ、ここ
と満点評価。

トルコでは食後には甘い紅茶がつきもののようだ。
お菓子の陳列棚にも甘そ~なお菓子がいっぱい並んでた。
こういうお茶とお菓子の習慣は大好きだ。



 めちゃめちゃ甘そうなお菓子がいっぱい。




 紅茶ポットとガラスのグラス。
  なんとなく雰囲気があっていいね。



 伝統にのっとって、砂糖をたっぷりいれるイシイさん。
  周りの外国人たちは、スプーンで5~6杯砂糖を入れてたらしい。
  甘すぎ~



料理だけでも満足度100だけど、このあとまだ中東独特の大人の体験が。。。


(イスタンブール、つづく)





義烏の旅~市場で~

2009年06月10日 01時51分14秒 | 
ホテルから徒歩で市場へ

とにかく広い、なんでもある、と聞いていたけれど
本当にこの市場は広い。

そしてその中に全部見て回るのは不可能なくらい小さな店がいっぱい入ってる。

でも想像してたよりもずっときれいで整っていた。
もっと人がいっぱいでごちゃごちゃしてると思っていたけど
そうでもなくわりと落ち着いてゆっくり見て回れる雰囲気。
外国人、とくにアラブ系の人が多い。

昼に市場に着いて、お腹ぺこぺこの私たち。

まずは市場の食堂で腹ごしらえ。




 各館にこんな社員食堂みたいなところがある。
  そこでいろんなもの選んで食べられる。 



 お昼時は人も多いけど、おかずも豊富で出来立て。
  街中の快餐とだいたい同じ。



 私たちのお昼ご飯。
  なんかいろいろ食べておいしかった

さてお腹もいっぱいだし、見て回ろうか。


こういう卸問屋というと、七浦路とかこないだの真珠城のイメージで
ものすごく熱心な店の人が一生懸命売りに来る、と思ってたけど
ここは全然正反対
全く歓迎されてないお客。
無愛想でつっけんどんな店員

でもそれも仕方ないな。
安い賃金で安い物売ってるんだから、いちいち愛想なんてふりまいてられない。
ビジネスの戦場なんだ。


とは言うものの、たぶん私たち5人組は、どう見ても
「修学旅行のお土産買いに来たグループ」だったかも

一個一個の商品をツッコミ入れながらゆっくり見て回る。


 

 見た目よくあるアクセサリー屋だけど、
  ここも同じもの100個とか買わないといけない。






 でも自由な店だったので、いろいろつけて写真撮影。
  店によっては「写真ダメ」の店も。
  むしろ「写真ダメ」の店の方が多かったかも。




 こんなん自分じゃ買わへんよな~と言いつつ、写真撮影




 たまにはこうして真面目に商品を見る。
  ちょっと「バイヤー」っぽい?


さすが、というか当然、ここは卸売り市場なので1個だけ買うことはできない。
小さいものは500個とか最低注文単位が決まってる。
1ロット500個入りを100ケースから、ってのもあった。
もちろん全部、現金取引。

いつも普通の店で買い物してる立場から見ると
「物の原価って一体。。。」
というくらいのビックリ価格
貿易の達人ならボロ儲けやな。

価格は価格として、ここの商品の品質がどうなんか、については
もう買い手の目と判断によるしかない。
この品質で、この原価で、これくらいで売る、というのを判断しないといけない。
このへんが商売の上手・下手の境目か。

品質の見極めと、それに対する価格付けは経験がないと本当に難しい。

たとえば。。。
どんな店でも、品質がどんなにウソくさくても、店の人は
「一級品の本物や品質はバツグン」と言い切ってくる。
「こんなにいい物、見てわからへん??」とまで言ってくる。
よく知ってる人なら
「まあこの程度の品質なら、このくらいで仕入れてこのくらいで売ろう」
と決められるだろう。

こういうのはいろいろ見て失敗しながら経験するしかないかも。

まあ3人組の貿易会社はまだ始まったばっかりのだから
まずはたくさん見てお勉強だね。

めっちゃ笑ったのは財布の店で。

いろんな財布と皮の見本などが置いてあった。
老板が「これ牛皮」とか「これは羊皮」とかいろいろ言うけど
3人組はイマイチよくわからない。
「牛と羊とどう違うん??」ってイシイさんが言ったら、
ナベさんが
「羊のほうがおいしいやろ」と、もう解答放棄って感じで答えてた。
わはははは、ナベさんさすが新疆人やー


問屋の閉店は早い。
5時、っていうともうあちこちでシャッターは降りてしまう。
実働3時間ほどの、私たちの市場視察は終了。

ナベ軍団にとって、いろいろ印象に残る商品や店はあったみたい。
いっぱい書きたいところだけど、
今回はシャオフイも「守秘義務」を守って写真は控えよう。


お疲れさまでした、ナベさん。




実はシオリ嬢&シャオフイの义乌旅行の目的は、市場見学だけではない。

ナベさん超オススメの「トルコレストラン・イスタンブール
こそが、市場よりも大事な目的なのだ

昼寝なんてしてないで、レッツゴーイスタンブール




義烏の旅~義烏までの道のりの部~

2009年06月09日 23時37分54秒 | 
シャオフイ今日は上海来て2度目の遠出。

前回の昆山・ジェイのコンサートは日帰りだったけど
今回は义乌ってところに1泊2日の旅行


义乌は全世界有名な小商品大市場、ホームセンターや100均やスーパーで売ってる
ほとんどのものはここ义乌発、といってもいいくらいの世界の市場らしい。

浙江省にあって寧波からも近いとこだし、名前くらいは知ってるけど
今回とうとう行ってきましたよ。

旅のメンバーは、
ナベさん(見習頭)イシイさん(見習1)ケンちゃん(見習2)
シオリ嬢(観光客1)シャオフイ(観光客2)の合計5名。


旅のメンバー紹介


ナベ・イシイ・ケンの3人は一緒に貿易会社をやっている。
彼らにとって今回の义乌行きは「ビジネス」「出張」「買い付け」

貿易会社というとなんか今風だけど、そして今回も一応はビジネスな旅だけど、
実は初めての買い付け。
今まで一度も物を売ったことがない。
言うならば、まだ全員が見習い

ナベさんは鉄道運転士暦十数年、という素晴らしい経歴を持つが
会社勤めの経験なし。
一応3人の中では一番年上なので、3人の中ではリーダーだけど
最近になって初めてエクセル・ワードを使えた、という新人OLレベル。
中国語暦1年。
でも卓越したコミュニケーション能力は、中国語能力を超えているため
生まれつき中国にいたかのような雰囲気を持つ。
見た目は自他共に認める新疆人


イシイさんはイギリス留学暦7年、中国語初級。
高校からイギリスにいたため、紳士の雰囲気。
誰からも好かれるぽっちゃりタイプ。
物静かだけどめちゃめちゃおもしろい。
お坊ちゃまなので、働いた経験がない。
でも勉強家なので、ビジネス書などを読んで物知り


一番若いケンちゃんはまだ大学生。
日中韓のハーフ、3つだとトリプル?言い方がわからん。
年は若いけれど、この3人中では一番の社会経験の持ち主。
中学校から親のお金を一切もらわず、大学の学費も自分のバイトで払ってる。
各種多様のバイトを通して社会経験がとにかく豊富。
しかも中国語と大阪弁が母語であるので、
今回の旅で一番みんなが頼ってたのはケンちゃんじゃないだろうか。
ただ、しっかりしてても子供であるので
「腹減ったー」「腹立つー」「もうあかんー」など大人を困らせるけど
2人の大人にすごい可愛がられているムードメーカー


シオリ嬢&シャオフイは、貿易には全く興味はないけれど
「この見習い3人、ほんまに大丈夫なん」ていう親切心(?)と
「义乌っておもしろそうやから行ってみよう」という好奇心で参加。
シオリ嬢は留学時代を含め、中国いろんなところへ旅行行ってる。
旅のプロ。
シャオフイはおとなしくついていくだけで安心


出発の日、一番心配だったのは「集合7時15分、上海南駅」
という朝寝坊にとって過酷な待ち合わせ。

心配していたシオリ嬢も今日は時間通りに集合し、いざ出発


今回乗ったのは「和谐号」という新幹線。
さすが元・鉄道マン、ナベさんの手配だね。

日本の技術も導入されてるという新幹線に乗って、爆笑珍道中の始まり~







見た目もかっこいい和谐号。




 遠足のような車内。
  ケンちゃんは杭州から直接义乌へ来るので、現地集合。



 义乌までにだいぶ降りたので、車内はすきずき。
  爆笑4人組貸し切り状態になった。
  メガネのイシイさん。

ブログ日記用に写真をパチパチ撮っていたら、ナベさんに
「シャオフイのブログはプライバシー無視の爆弾ブログや~」と言われたので
じゃあここにひとつナベさんの爆弾ネタを書いておこう

最近ナベさんに新しい彼女ができた話。

魯迅公園で、毎週日曜に国際交流のサークルがあるらしく、
中国語上達を求めて先週、相互学習友達を探しに行ったそうだ。
でも先週はあいにく、振り替え出勤の日曜。
だ~れもいない。

友達探す気まんまんのナベさんがベンチに座っていたら
その隣に中国人の女の子が友達と電話で話していた。

「なんてきれいな中国語を話す子なんだろう
 友達になりたいなぁ
と思った瞬間、声をかけていたというから、このお方は天才ナンパ師かもしれない。

本人はいたって真面目で、あくまでも学習目的、と言っていたけれど
本当かどうかは、今後のナベさんの中国語上達を見て判断しよう

いろいろ話していたら新幹線の2時間半なんてあっというま。
もう义乌に着いちゃったよ。


ケンちゃんとも合流し、まずホテル探してチェックイン。

何でも安い、とは聞いていたけれど、ホテルも激安
ケンちゃんが値段交渉してくれて
男子3人組は3人部屋、1泊160元。
女子2人組は2人部屋、1泊110元。
もちろん朝食はないけど、ネット無料、アメニティグッズやタオルもついてる。
シャワーもちゃんとお湯がすぐに出た。




 こんな感じの部屋。
  3人で160元は安いなー。
  泊まるだけだから、こんな簡単な部屋で十分だね。



 いつもこんな感じで仲がいい3人組。
  どこ行ってもこんな感じ。
  左から、ナベ→イシイ→ケン


荷物を置いて、お財布持って、
今から义乌市場へ出発だー





中級通訳試験解説 by W老師

2009年06月07日 19時38分29秒 | 上海の生活のこと
167路バスに乗って今日は通訳学校の講座へ。。。

今日はいつもの授業ではなく、
5月に開催された「上海市中級口訳試験」解説の公開講座。

この試験は日本語を勉強している中国人向けのテストだけど
こないだW老師のお話では、日本人も参加可能らしい。
そして実際、学校の日本人優等生1人が「高級通訳」試験に合格したそうだ。
おぉ、、、さすが上海には素晴らしい人がいるもんだなぁ。。。

W老師はその通訳試験の試験官でもあるし、
実際の試験問題に基づく解説なので早速参加してきた。

いつもの教室では入りきらないので、淮海中路近くの会議場で、
参加者はぱっと見、6~70人くらいかな。
ほとんど中国人だ。
上海市の通訳協会の大御所方々も来てるみたいだ。
けっこう年取ってるし、スタッフが気を使ってお茶入れたりしてた。

試験について何も知らなかったけど、今日の講座を聞いてみて
試験の内容そして勉強の方法など、とても参考になった。

試験は

<1部>スピーチ 3分間。テーマがある。

<2部>日本語⇒中国語 30秒ほどの文章を聞いて、すぐに訳す。
     問題は5問ある。

<3部>中国語⇒日本語 これも日中訳と同じ、30秒ほどの文章を
     聞いてすぐに通訳。5問。

スピーチはテープに吹き込むみたいだ。
口訳は、先生の前で発表するみたい。


問題文の内容は、社会問題だったり社会現象だったり
わりと身近なニュースなどでよく聞く内容。
かなり実用的な内容だと思った。


今日のW老師、前回第一回授業のときと全然違う。
ものすごーく厳しい。

でもそれはそうだ。
この試験に合格すれば「通訳です」って言えてしまう試験だ。
要求レベルは高くて当然だな。

W老師が受け持って採点した受験者は、28名。
合格はたった1名だったそうだ。
それも100%合格っていうのでなく、
まあまあこの中ではよかったでしょう、くらいで、W老師は大変不満そう。

W老師は問題とその訳文を挙げて解説してくれた。
そしてあまりに低レベルな受験生の訳に対して怒り爆発寸前

仮にも通訳試験なのに、くだらないミスが多すぎる。
シャオフイでさえ「こんなんでよう試験受けたな」と思うくらい。
実際の回答テープも聞かせてくれたけど、とても通訳レベルではなかった。

こうして聞いてみると「日本語がどれだけ難しいか」痛感する。
かなりのレベルじゃない限り、どこかに外人ぽさが出てしまう。
それにうかうかしてると、日本人であっても、ヘタな日本語が出てしまう。

最近、日本語の文章を読んでいないし、新聞も読んでいないし
ちょっと日本語が退化してるのを感じ始めたところ
このままだと「中⇒日」訳でも落とされてしまう。
今日の講座を聞いて、日本語も勉強しなければ、、、と思った。


シューカツで面接行ったり、中国語勉強してる人からよく言われたのは
「日本語の上手な中国人いっーぱいいますよ。
 しかもあなたよりずっと安い給料で雇える」

言われるたびに、そうなんか。。。と落ち込んだけれど
そうでもないで
今日の試験を見る限り、まあ今日のは中級試験ではあるけれど
シャオフイがんばったら、そう簡単に中国人に負けへんと思うわ。


今日は講座の最後に、ひとり日本人の男の人が勉強の方法について話した。
多分この人が高級通訳試験に合格した日本人と思う。
W老師から突然指名されたのに、全然つまるところもなく、よどみなくすらすらと。
聞きほれてしまったね、あまりの流暢さに。

シャオフイ、意気込みは十分だけど、道のりは長そう。
目標に向かってがんばろう。





イチゴ大福って最高

2009年06月07日 01時02分56秒 | 上海の生活のこと
週末は勉強の日。

土曜の朝は「商务口语班」から始まる。

平日はダラダラの生活を送ってるため、朝ちゃんと起きることも週末の課題のひとつ。
7時半に目覚まし最大音で起きた。

さぁがんばるぞー

今日は久々にE塚さんもY総経理も遅刻なしで集合
M記者は今回も欠席。
一体、何の記事を追っているのだろう。

3人そろうと宋老師もやりがいがあるね。
しかも、始まるなり息せき切ってしゃべり出す3人
もし老師が叶老師なら、この教室は爆発していたかもしれない。

教科書の話題は「環境問題」ですが、4限ある授業の半分は脱線していたね。

E塚さんは先週、バスで財布を盗まれ、カードの再発行やらなんやら
めんどくさいことがいっぱい発生したらしい。
それとは別に今日は引越しもあるらしい。
ほんとうに忙しい人だ。

Y総経理は、実はやさしいマイホームパパだと発覚。
ただの酔っ払いのおっちゃんではなかったのだ。
今日は奥さんとの馴れ初めも、中国語で話してくれたよ。
宋老師に「大変でも楽しい老後のために、早く結婚しなさい」と。

来週はこの4人(M記者が来れば5人)で東北菜を食べにいく約束をした。
中国人顔負けの騒々しいグループになること間違いなし


授業が終わると、今日はサプライズが待っていた

大阪のオクダさんが上海にやってきたのだ。
オクダさんは何度かシャオフイブログにも登場してる機械メーカー老板。

プロ並みのお菓子作りは、もう趣味とは言えないレベルだ。
本業はどうしたの?というくらい、
上海に来る時は手作りお菓子を山ほど持ってきてくれる。

今日はなんと『イチゴ大福作ってきたで~

イチゴ大福って作れるの?
どの段階から作るのか、それも想像できない。

毎回上海での滞在は、いろんな人と会うため忙しいオクダさん。
今日は、体育館近くのホテルに泊まって、そこでも何人かに会うそうなので
シャオフイもそちらにお邪魔した。

オクダさんの不思議なところは、中国語あんまりできないのに
中国人の友達がめちゃめちゃ多いのだ。
しかも男女問わず、若い子ばっかり。
今日も、シャオフイが着いたとき、すでに女の子ふたり一緒だった。

「どうやって知り合いになるんですか」
って聞いたら
「スカイプとかで話すねん」って。

何語で

そしてスカイプとかのやりとりの中でも、もうオクダさんのお菓子作りは有名になってるみたいだ。
二人とも写真で見て「すごくおいしそうだった」って言ってた。

今日はまた、ものすごい荷物の量。
でっかいスーツケースと、手持ちのバッグと、袋も大きいのが2つ。
他にも「手は何本あるんですか」というくらい袋いっぱい。

「頼まれてん」とさらっと言ってるけどオクダさん、
スーツケースから出てくるの、ほとんどお菓子じゃないですか。
どんだけ~

カバンからはドリップ珈琲まで出てきて、まずはお菓子とコーヒータイム

わーいイチゴ大福だぁ~

白あん、黒あん、両方あるよ
両方ともイチゴのいい香り

「いただきまーす

パクパクパクパク。。。。

「おいしい~

シャオフイはいつも大げさと言われるけれど、
これはほんとに今まで食べた中で一番おいしいイチゴ大福だったね。
イチゴとあんとまわりのモチのバランスが絶妙
あんは甘すぎないし、多すぎないし、モチのやわらかさもちょうどいい。
イチゴ大福ってこんなにおいしかったんだ

さすが几帳面なオクダさん。
「これ、あんとイチゴ包むの、ちゃんと設計してるねんで」
おお、ここで普段の本業の精密さが活かされてるのか。。。

作る手間がどんなに大変だろうが、おいしいものはあっという間に消えてしまう。
シャオフイ、3個食べてしまった。

おっとっと、写真写真。




この食べかけの写真しかなく、しかも香りをお伝えできないのが残念




おいしいものは世界共通だ。
彼女たちもシャオフイ同様、パクパクパクパク。。。。

3人とも食べることに夢中。
食べ終わってからやっと、自己紹介

二人とも日本語をちょっと勉強していて、
それで仕事してるわけではないけれど普通に会話できる。
日本へ行ったことも、日本人の友達もいないのに、こんだけしゃべれたらいいなー。

右のダンさんは、もうオクダさんの友達暦が長いそうだ。
でもイチゴ大福は初めて食べるって。

左のリカさんはなんとオクダさんと今日が初対面、
彼女が「イチゴ大福が食べてみたいです」と言ったのがキッカケで
今日のイチゴ大福がある。


そしてこれだけではないよ。




 パティシエ・ムッシュオクダ自らカットしてるのは「チーズタルト」
  ラムレーズン風味だ


引き続き食べる。




これも甘さ控えめ、そしてほんのりラムの香りの上品なタルト。

チーズケーキもいいけれど、タルト生地ってのが2倍おいしいね


オクダさんは6時からは仕事関係のお友達と会う約束があるため、
私たちは満腹のお腹をかかえ、それぞれ家路に。。。

シャオフイは上海体育館辺りは初めて行った場所だったので
時間ぎりぎりまで、オクダさんと一緒にちょっと散歩した。

オクダさん、たまにシャオフイのブログ読んでくれてるそうだ。
恥ずかしいね~
そしてシューカツのこととか、心配してくれてた。
「女の人のほうが勇気あるよ」と言って励ましてくれた。

とりあえずは通訳になる、と決めて勉強中のシャオフイ。
シューカツは片手間になってしまったけど
やっぱり上海で働きたいので細々と続行中。

こんなシャオフイを応援してくれて、手作りのお菓子で励ましてくれて
パティシエ・ムッシュオクダに感謝

そうだ、甘いものはブドウ糖になって、脳の唯一の栄養源だそうだ。
(↑これは本当です)

シャオフイ、明日の授業はきっと冴えてるぞー