500ページほどのドキュメントに、吉田拓郎の現在の日々をイメージさせるとともに、還暦ごろの彼の「今日までそして明日から」が伝わってきた。 凄絶な自己との格闘の上にある成果を享受できていることに驚きと感謝。 十代からのファンだが、ますます味わいかたが深くなっていくのは間違いない。俺も、「唇をかみしめて」、「今日までそして明日から」を生きる。