髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

緊急事態宣言の穴…

2021年04月26日 | 徒然草
コロナ感染が始まって、1年以上が過ぎたというのに、お役人さん達は何をしていたんでしょう…

デパートやショッピングモールに休業要請をしたのはいいのですが、その中に「生活必需品を販売する店舗を除く」というものがありました。

生活必需品って何?

食料品は必需品です。

これはだれでも判ります。

では、日用品は?

トイレットペーパー等の日用品も、もちろん生活必需品ですね。

では、靴やサンダルは?

僕ら、理容室や美容室は?

お風呂は?

ホームセンターで売っている者のほとんどは「生活必需品」だと思います。

日曜大工用の工具や材料は別として、洗剤やペット用品等、電球や家電品も全て、生活必需品ですよね?

線引きが曖昧なままで、法律として存在する事が無理なんじゃないでしょうか?

店を開けるか、閉めるかは、民間任せ…

でも、法律に違反すれば、過料金として徴収されてしまいます…

今まで何をしていたんでしょう…?

リスクマネジメントがまるで出来ていない…

最悪の事態を想定して、それに対処できるだけの方策を打ち出すのが、危機管理じゃないんでしょうか?

これで、国民に「言う事を守れ!」なんて無理な話ですよね…

大坂の方では、

「お酒の提供はしませんが、持ち込みはOKです」

なるお店が出てきたそうです。

法律には違反してませんね。

8時にお店を閉めれば、何も違反をしていません。

これ、都内で居酒屋さんがみんなで始めたら…

一応、僕ら理容業は「エッセンシャルワーカー」の部類に入るようです。

今後は緊急事態宣言が発令されたとしても、市民の生活を守る職業として、営業を続けていきます。

営業時間も、前回の宣言時は変更しましたが、お客様にご迷惑と混乱を招くことになりかねないので、そのまま通常通りで進めたいと思います。

しかしながら、ざるの目がとても大きな法律ができちゃって、一番困ってるのは国や県のリーダーです。

「お願い」レベルで、「過料」が発生したり、それでも、市民には守るよう言い聞かせたり…

今日の小池都知事は、かなりとさかにきてるように見えましたよね…

「こらっ! 私の言う事を聞きなさい! もう、いい加減にしてよ!」

みたいに聞き取れるような言い方でした。

大変ですよね…心中、お察しいたします。

でも、その気持ちは、そのままお返しいたします。

「我慢、我慢で一年間、今が勝負の時の繰り返し…大きな穴だらけの休業要請…もういい加減にしてよ!」

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