阿佐ヶ谷アンド高円寺ライフ

阿佐ヶ谷、高円寺近辺での話、海外・国内旅行先。仕事。街と人とコミュニケーションの日記。

もがりの森 河瀬直美

2008-06-23 23:16:27 | 見る

殯の森

DVDをTSUTAYA阿佐ヶ谷店で借りて見た。

暗い映画だった。


妻の思い出と共に33年生きている老人と子供を亡くした介護士の話だ。

老人は、土を堀り、日記を埋めようとするのかとおもいきや、

ほった穴の中に寝ようとする老人は、もうほとんど生きているようには

見えないし、ありがとうとささやく介護士も同じで、お互いに心が通って

いるようには見えず、それぞれが自分の心を放っているだけのように見えた。


村上春樹のねじまき鳥クロニクルにでてくる間宮中尉を思い出した。

間宮中尉は、戦中、ノモンハンで敵から逃れ井戸の底にいたときに、

光が井戸の中を照らすその一瞬から、人生の本質のようなものに近づいた

と感じ、戦後、教壇に立ちながら、その思い出とともに一生を過ごしていく。



何かを思い続け、それだけで空虚な時が過ぎ、長い時間を経ていくというは、

人生のなかに往々にしてあるのだろうなと思う。大切な何かを割り切って

生きていくというのはなかなかできないのだ。




なんてことのない一日とテレ東「自給自足物語」

2008-06-22 20:49:49 | 高円寺・阿佐ヶ谷

今日は梅雨の雨。1週間ぶりに阿佐ヶ谷駅前のジムに行ったら、

すごく混んでいた。とくにエアロビルームが、

ビリーに入隊した人たちで、ごったがえしていた。30人は

いたと思う。


いっぽうで、ジムに併設している岩盤浴に行ったら、だれもいなかった。


岩盤浴でうとうとと寝てしまうと、たいていいやな夢を見て起きる。


夏の夜、寝汗を書きながら起きるときと似ている。いやな夢を見て、

寝汗を書いて起きるのではなくて、寝苦しくていやな夢をみてしまう

のではないだろうか。と岩盤浴に行くようになって思った。


夜、テレビ東京の「自給自足物語 大自然に生きる家族 スペシャル」

をながら見する。京都大学を出た30歳の女の人が、卒業とともに

3万円の一件家を借りて自給自足の生活をしている。やぎのチーズを作って、

その堆肥をもらって、畑にまいたり。まったくたくましい行動力だ。










餃子 なかよし 阿佐ヶ谷

2008-06-22 19:20:20 | 高円寺・阿佐ヶ谷
阿佐ヶ谷に住んでいるのに行ったことのない餃子の有名店、

「なかよし」に行った。

場所はJR阿佐ヶ谷駅から、中杉通りを南にいき、つきあたりの

青梅街道を渡って左に曲がり、セブンイレブンをちょっと越えたところにあった。




日曜日の夕方、5時半営業開始のお店で、5時20分くらいに着いたら、

7,8人がすでに待っていた。しかも、店の入り口のドアには、

「今日は予約でいっぱいのため、予約がない人ははいれません」

(多少うろおぼえ)

といった内容が書かれている。さすが超有名店である。

よしもとばななも訪れるらしい。


だいぶ餃子モードになってきたところで、お店が開店し、中に入った。


よく、ネット上で店員が無愛想といった書き込みがされているが、まあ

無愛想といえばそうだが、とくに気にはならない。


とりあえず餃子3人前と、焼き茄子とさつまあげと地鶏の炭火焼を頼んだ。


結論、うーん、ここでは餃子とライスに徹したほうがいい。





焼餃子は、最初は油とにんにくが効いてて、そんなに食べれないかなーと

思っていたけれど、さめても美味しくて、さすがにだんだんはまってくる

味だった。

そのうちまた行きたくなるかもしれない。



高円寺カフェ 花鳥風月 3周年トークイベントも終わり

2008-06-08 22:35:09 | 話す
金曜日の夜、新川崎で、わざわざ品川からかけつけてくれた

人たちとホワイトボードを使った打ち合わせをした。18時半から飲み屋で。

新入社員と思わしき人たちがわいわいやっている中でのうちあわせで、

お互いの声もろくに聞こえない。。

ほとんど設定に無理があったと反省。21時になって切り上げて、

もう遅すぎるかなと思いながら、高円寺の花鳥風月に向かった。


この日は、花鳥風月3周年記念イベント、店主とwatoさんの

トークセッションが行われるのである。


高円寺駅に降りたのは、22時すぎ、のぞいて入れなそうだったら

帰ろう、と思いながら、純情商店街にはいったところで、

以前花鳥風月でバイトをしてた子にあった。聞けば、「ぜんぜん

入れますよ。すっとはいっちゃえばわかんないですよ」と

明るく勇気付けられ、元気に「じゃ、また」と別れ、

道を急いだ。いつもの急な階段をのぼると、やってました。

おだやかな雰囲気の中、店主が語りかけてました。


主役のお二人のサイト。

wato kitichen

花鳥風月通信


二人ともとても穏やかにいまの心もちや生き方に対する姿勢を話してたり

したのだが、そのうしろには独立にともなう覚悟があるのだなあとしみじみ

と思った。サラリーマンとは日々の真剣さが違うのである。そういう人たち

の言葉なのだ、と思ってきくと穏やかながら迫力みたいのも感じられた。


そして会が終わってからも居座ってしまい、ずいぶん長い時間話込んでしまった。

今度は営業時間内にちゃんと行きたいと思う。

ところで、高円寺にいきつけ(知り合い)のお店があって、電車の時間を

気にしないで話し込み、そこから歩いて帰れる環境というのはつくづく

よいなと思う。


大学時代の、夜の、行き場のない思いと楽しさが同居した、いつか終わるん

だろうな、という刹那さもある、あのゆったりとした時間とは違う、

もっと生活に根付いたなにかがこの時間にはある。


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島らっきょうと能登の塩田の塩と

2008-06-01 13:59:52 | スローライフ
沖縄に行ったときに、島らっきょうの美味しさに目覚め、

島らっきょうを好んで食べるようになった。


わが家では、オイシックスから定期的に食材を買っているが、

連れ合いが島らっきょうも一緒に頼んだので、今日、

島らっきょうの皮をむいた。小粒だがこれから塩漬けに

する。楽しみである。


塩は、能登の塩田の塩を、サラダとかにずっと使っている。

塩田って、工程は忘れてしまったけど、たしか、

海水を煮詰めて、それを土にまいて、乾燥させたもの、だったかな。


能登には、それを昔っから続けている家がひとつあって、そこの

塩はとてもうまい。口当たりは最初は甘くて、そこからしっかりした

塩の味がする。最初の甘さはミネラルだろうか?


(使いかけだけど)




沖縄の空港で買った島らっきょうは大粒の粒ぞろいで

たしか400円くらいだった。高円寺の抱瓶の島らっきょうより、

とても美味しかった。オイシックスの365円ものははたしてどうか。

ところで、オイシックスって、ちょっと高いのだけど、

トマトやかぶとか、とてもうまいので、また食べたいものもあれば、

まあ、いっか。という普通のものまでいろいろある。どこかに

ランキングサイトみたいなのはないかしら。


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