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セコい将棋オヤジ

犬吠岬と銚子電鉄

 銚子。相模湾に面した神奈川県の西の方に住んでいる人間にはあまり縁がない場所である。50年以上生きて来てこれまで行く機会というか、行こうとも思ったことがない場所であったが、今回、JR東日本の週末パスという、土日祝日に連続して2日間で8800円で関東だけでなく東北、上越、信州のJR線が乗り放題になる切符を購入してしまったため、この切符を使用し2日目、関東の東端である銚子に初めて行くことにした。ヤフーの路線図で検索すると、戸塚駅で横須賀線に乗り換え、東京駅から総武線特急電車のしおさい号で銚子駅に行くのが最短らしい。

特急券はJR東日本のアプリであるえきねっとで予約すると直前ながら1番後部座席の窓側の席が1割引きの1130円で予約が出来た。

当日は、ヤフーの路線図に従い、戸塚駅から総武線に乗り換え、東京駅に到着。途中、ダイアの乱れが有、東京駅着が1本後の電車の場合と同じ時間になったので間に合うかヒヤヒヤしたが、無事にしおさい号に乗車することが出来た。

しおさい号とは反対の新宿から西に向かうあずさ号と違い、始発のせいかガラガラであったが、前日に雪で、車窓から見る雪景色を眺めながら約2時間半で銚子駅に到着。




コンセントがない以外は不満はなく快適な旅でありました。

目的地の犬吠埼へは、タイムズカーシェアor銚子電鉄か?迷いましたが、銚子電鉄を使用することにしてみました。

 ヤフーの路線図では、10分程度で接続するはずの銚子電鉄でしたが、銚子電鉄のホームページから時刻表を検索すると約40分近くかかる。やっぱり、、タイムズカーシェアのHPを検索すると数少ないステーションの車輛は予約が一杯。仕方なく銚子電鉄を利用することにしました。待つこと30分。銚子電鉄が到着。

 いや、これはレトロ、、というか、東南アジアの鉄道でも最近では走っていないのではないか?と思われるレトロ過ぎる車両が到着。




製造年は昭和30年代。

 一応パンタグラフが付いているが、何故かディーゼル車特有のエンジン音が聞こえる謎の車輛だ。話のネタにはなりそうなので、一日乗車券を700円で車内購入。犬吠埼のある終点から1つ前の犬吠まで向かうこととした。



 銚子電鉄は銚子駅から外川駅までの6.4kmを走るローカル線とのこと。AIで検索すると、レトロな雰囲気や沿線の景色が人気とのことだが、乗ってみて納得。醤油工場から林のトンネル、「髪毛黒生」なる謎の駅やキャベツ畑の田園風景、遠くに広がる海と見事なナレーションと相まって乗る人を飽きさせない。時間は少しかかったが、終点の1つ前の犬吠駅に到着。




駅前に武島という開店前から行列が出来ている回転寿司と魚料理のお店で早めの昼食。刺身定食1200円は、ごはんもおかわりが可能。食事はここで正解でした。目的地の犬吠埼は、駅から不動産屋と言われる早足の自分で更に10分程度。




日本最東端の灯台があります。犬吠埼は、波風の音が犬の吠えるように聞こえることが由来。とのことですが、犬の吠える声を何とも思わない体質なのか、全くそうには見えませんでした。そんなことはさておき、相模湾とは異なり海しかない景色は絶景であります。見慣れた者には何とも思わない光景でしょうが、バチバチと写真を撮りまくってしまいました。










 初日の出には、江の島や真鶴半島並みの人出があるらしいのですが、いや凄いことになりそうです。南に面している相模湾からの初日の出と異なり、半島や岬、伊豆半島の根本や高いところに登らなくて、海岸線ならどこからでも海からの日の出が拝める。日本有数の初日の出スポットであることに納得であります。

一度、新年をここで迎えたいと少し思い、犬吠岬を後にしたのでありました。

最後までお一読ありがとうございます。

コメント一覧

carinomyfavorite
いいですね✨私も銚子へドライブ出かけます。次は屛風ヶ浦に足を延ばしてはいかがでしょうか~
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