セキブログ

このブログは関根家(2013年2月時点:4名になりました!)に起きた事柄をただ書くだけのブログです。

老人と私。

2006年05月09日 | 日記風
今日は半休を頂き、バックから当て逃げされた場所を管轄している木更津警察署にわざわざ出向いてきました。(東京から電車で向かうとなると、意外と遠かった・・・。)なぜなら、この間捕まった犯人を司法の手で裁くべく、事情聴取をさせていただきたいとのこと。色々と僕は「供述」いたしましたよ、被害者として。でも、部屋がなかったらしく、なぜか「取調べ室」でしたが・・。いや~、あれは狭い。しかも、超1対1なので、嘘の供述を吐いてしまう理由もわかりますわ、いい体験でした。

 事情聴取が終わると、なんと!犯人が近くで待っているので会いませんか?ってなことになり、会うことにしました。。。「絶対、俺のあのムカツキを訴えて、あることないことお前のせいにして、全てを責任取れぃ!!バカ死ね!!」と一括するつもりで臨みました。こんなチャンス滅多に訪れないですからね、他人に対して。
 ⇒すると、当たり前ですが、バックミラーで見たまんまの親父!むしろ、じじい! 年齢は、65歳。。。ALL白髪。。しかも、会うなりものすごい低姿勢&言い訳の嵐・・・。「まさか当たってるとは・・・」「警察が来てびっくり、あぁ、もしかしたら・・なんて思ってました。すみません。。」・・・・・・(沈黙)。でも、そんなことを聞いてるうちに、どうせこの人お金持ってないし、色々自分なりに気にしてたんだろうし、いっぱいいっぱいだったんだろうなぁ、っていうのが感じられて何も言いませんでした。だって、今の社会制度的にはこの人を責めたところで、まず第一に僕は何も得られない!(後は保険の問題。)、とゆーことは、僕は気持ち的に何も満たされないだろうし、むしろ後で意味の無いことで老人をつらくしたと感じることが嫌なので、何も答えず、粛々と保険で済ませましょうということにしました。絶対にわかる事故なのに知らない、なんてことはありえないのはお互い解るから、大人の、いや老人思いの名奉行でした!

 悪いなぁと感じたら(何となくも含みます)、なるべく早く解決しましょう。悪いと思って時間を過ごすことは、普通の人間にとってはものすごくツライです。現にやってしまったら、相手がいることだし、何より自分の方がツライのでさっさと謝って、解決し(いや、解脱かも)、次の瞬間から前を向いて生きて失敗を重ねるほうがずっと大切だと思います。仕事でも何でもそうですが、自分だけでおさまらない問題は、結局、自分一人では何も解決しません!

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