THE BLUE HEARTS 「THE BLUE HEARTS」 (1987)

毎回古くてすみませんね。。これまた、僕の大切な、相当根っこなバンド「ブルーハーツ」。

僕のような30歳前後でイカ天世代な人なら、100人中84人は好きだと思うこのバンド。だって嫌いになる理由なくないですか？素直な音ですよ。本当に。今さら聴きなおしていても、何も嫌らしくない⇒つまり、聴けるんですよ、恥ずかしくなく。これは実は相当すごいですよ。しかも、多少、今っぽい気もします。ヒロトは偉大です。

初めて組んだバンドはブルーハーツのコピーバンドでした。。うぅ、なつかしい。みんなヒロトとマーシー（G)になりたくて、譲らなかったなぁ。一瞬で解散しましたが、一人は自称作家へ、一人はバンドやりてーって言って消息不明、、いい思い出ですな。。。

ここからは、思い出話。
ブルーハーツは僕の音楽の原体験。

中学一年生だったセキ少年は、少し悪い友達からブルーハーツのテープを借りました。「THE BLUE HEARTS」。テープだったんです、当時は。でも、CDが発売され始めてたとも思います。でも、僕らはお金もないのでテープでした。ガチャガチャって何度も巻き戻しては聴き直して、ギターの練習してました。全曲コピーが目標で、学校から帰ってはホント、親父のギターでものすごく練習してました。だから、今でもこのCD（昨年、衝動買い）を聴くと、「あ、ここでテープが折り返してた！」というのが解るんですね～。へっへっへ、ささやかな喜びです。
　で、ノめりこむと色々知りたくなる癖は当時からMAXで、その後のアルバムは当然全部予約して買っておりましたが、なんと、「THE BLUE HEARTS」以前にも名曲をインディで発表してると言うではありませんか！気が狂いそうになるくらい、聴きたかったですよ。とは言っても、インターネットも何もない時代、探せるあては学校の友達と先輩くらい。。たまたま、手に入れることが出来た「テープ」！何も文句はありません、カッコいい音だったと思い出しても間違いないです。「1986」「チェルノブイリ」。ホント、洋楽でいくらカッコいい！と思うよりも、しびれた。当時。間違いなく、これは僕のかっこいいの基準。
で、最近ヒロトの再評価！？いや、あいつはずっと最高にカッコいい。聴いているわけですよ立て続けに。初期と後期で曲風が・・とは昔、思ってましたが、結局、全然かっこいい。。。憧れるというよりは、もっと近いんですよ、ヒロト様は。


「THE BLUE HEARTS」全曲レビュー

「未来は僕等の手の中」：このギターソロをどんだけ練習したか・・・（泣）
「終わらない歌」：これもギター練習したなぁ・・。でも単純だったので、人気なかった。
「No No No」：これこれ！！最高です。今すぐにでもバンドやりたくなる。戦闘機が買えるくらいのハシタ金はいらな～い！ノーノノーノーノーノノォー！！イカス！超好き。
「パンク・ロック」：こんなに汚い歌がこんなにも美しいことが、パンク！裸になれること、難しいけど、きっとこんな感じなんだろうって気づいた歌。
「街」：楽しくなれるのでよく演奏してましたねー。
「少年の歌」：僕、これ名曲だと思います。信じます。パーパーマーマーって始まるんです。歌詞が最高に秀逸、もどかしいよ！この思いが言葉にできないこと。。なんだろう、あの、どうせ悪いことなんか出来やしないのに、やってやるぞー！って息巻くあの気持ち、それが詞と音になってると思うんですよ。
「爆弾が落っこちる時」：これは、人気無かったですね～。なんででしょうかね？
「世界のまん中」：この曲の途中で、僕の45分テープは折り返してました。
「裸の王様」：ドラムもやってみようかな、って思いましたね。楽しそうだから。
「ダンス・ナンバー」：これをやれるバンドはウマイ！ということになってました。頑張りましたが、無理でした。
「君のため」：簡単なんですが、いざやると、ヒロトの声じゃなきゃダメなんだってわかったので、誰も演奏しなかった。ヒロトは何か凄いんだって気がしたなぁ。今、聴いていても思う。歌えん！！歌えんよ！！
「リンダリンダ」：超簡単で盛り上がる名曲なんで、みんなやってた。正直、当時僕は迷いました。ギターを弾くか、ヒロトジャンプをするか。ヒロトジャンプ、知ってますよね！？アレですアレ。30になっても一応やれば出来るけど、絶対かっこ悪い！わかる。でも、あの時はかっこよかったハズ。。多分、ヒロトは今やってもかっこいいんだろうなー。かっこいいよ、ヒロトは。憧れでもないし、羨ましくもないし、なんなんだろうヒロトは。ただ、それだけでかっこイイんです。

う～ん、いまいち書き切れてない！


※そういえば、「ＯＩ」パンクのＣＯＢＲＡっていうバンドもいたなぁ。。。