イングランド・プレミアリーグ第6節、ウルヴスVSアストンビラの「ウェスト・ミッドランド・ダービー」！

イングランド・プレミアリーグは早くも第6節を迎えまして、アーセナルVSウェストブロムウィッチ戦を録画いたしましたが、結果は2-3でまさかのホームアーセナルが完敗。その後にテレビ生観戦したのは渋いマッチアップとなりました、ウォルバーハンプトン（ウルブス）VSアストンビラ＠モリノースタジアム。

前半はホームのウルブスがやや優勢に試合を進めますが、ウリエ新監督が就任したばかりのアストンビラも格上ということで、右サイドのMF12オルブライトン中心に反撃に出ました。このイングランドU-21代表のオルブライトンですが、なかなか小柄な割には突破力がある攻撃的な右サイドハーフで要注目。すると前半25分、ビラに先制点が生まれます。右サイドを突破したオルブライトンの鋭いクロスに、ファーサイドからダイナミックにゴール前に駆け込んだMF6ダウニング（イングランド代表）が豪快に右足で合わせて先制弾！

これに対して、オルブライトンに度々侵入を許した左サイドDF11ウォードをたまらずDF3エロコビに交代させたのはウルブスのマッカーシー監督。これが奏功して、後半にかけてはオルブライトンの脅威をなんとか取り除くことに成功します。にしても、このエロコビというカメルーン出身のDFの体格がすごーい！格闘家なみの体つきをしているとことですから、DFにはうってつけなんでしょう。しかし後半に入ると、ウルブスが左サイド中心に反撃し、16分にはMF17ジャービスの左FKが直接ゴールに入ってしまい、あっけなく同点に追いつきましたねぇー。飛び込んだFWとGK1フリーデルの間をボールがすり抜けて入ってしまいましたぁ。

すると、今度はビラのウリエ監督が動きました。22分には、オルブライトンに代えてイングランド代表FW11アグボンラホル、41分にはMF19ペトロフに代えてMF4シドウェルを投入。そして43分に追加点を上げたのはなんとアウェーのビラでした。左サイドからのクロスにドンピシャヘッドを合わせたのが、イングランド代表FW18ヘスキー！視察に訪れたイングランド代表カペッロ監督の目前で結果を残しましたねぇー。

ということで、ホームのウルブスは健闘むなしく、格上と見られたアストンビラの快勝となりました。ウリエ新監督は初陣を飾ったわけですが、次節以降は上位のトッテナム、チェルシーとの連戦が控えているので、予断を許さないところでしょう。中堅チームの試合ではありましたが、いちおう「ウエスト・ミッドランド・ダービー」（ウォルバーハンプトンVSバーミンガム）で盛り上がっていましたし、攻守の切り替えも速い展開はそれなりにオモローでした。