あっという間にワールドカップも終了。アメリカでは豪華なプレシーズンマッチが開催されていましたが、それも終了していよいよ、欧州サッカーリーグも14／15シーズンが開幕することになっちゃいましたねー。ということで、その前にプレシーズンマッチ的なカップ戦はUEFAスーパーカップ。昨シーズンのチャンピオンズリーグ王者レアル・マドリーVSヨーロッパリーグ王者セビージャの一戦をスカパー録画観戦！結果はクリロナの大活躍でレアルが2－0でセビージャを一蹴してしまいましたー。
FW11ベイルが故郷に錦を飾る格好での地元カーディフ・シティに戻ってきましたが、ウェールズ代表がワールドカップになかなか出られないので、ご褒美といったところでしょうか。まぁプレシーズンマッチにしては、ガチ勝負的なゲームが観られたのは妥当か。とはいってもレアル・マドリーのメンツは「反則」過ぎる感じなので何ともコメントのしようがありませんが。
2014/8/12（火）20時45分キックオフ【主審】マーク・クラッテンバーグ【天候】曇り 20℃ 湿度75％【観客数】30,854人【得点】30分＆49分 FW7クリスティアーノ・ロナウド（レアル・マドリー）
チャンピオンズリーグ王者レアル・マドリー（監督：カルロ・アンチェロッティ）の布陣は4－4－2。2トップはFW9ベンゼマ＆FW7クリスティアーノ・ロナウド。中盤4枚は左からMF10ハメス・ロドリゲス、MF8クロース、MF19モドリッチ、FW11ベイル。DFラインは左からDF5ファビオ・コエントラン、DF4セルヒオ・ラモス、DF3ぺぺ、DF15カルバハル、GK1カシージャス（キャプテン）。ワールドカップで得点王になったコロンビア代表のMF10ハメス・ロドリゲスは移籍していきなりのスタメン左SH。バイエルンから移籍した新加入のMF8トニ・クロースもボランチでスタメンと見どころ満載な試合になりそうな印象。ベンチにはワールドカップで大活躍して、レバンテから移籍したコスタリカ代表のGK13ケイラー・ナバスがスタンドバイ（さすがに出番ありませんでしたが）。MF14シャビ・アロンソは何と出場停止は致し方ない。
一方のヨーロッパリーグ王者セビージャ（監督：ウナイ・エメリ）の布陣は4－2－3－1。FW9バッカ、3シャドーは左からMF20ヴィトーロ、MF17デニス・スアレス、MF22パレウ。ダブルボランチはMF6カリーソ＆MF4クリホヴィアク。DFラインは左からDF3フェルナンド・ナバーロ、DF2ファシオ（キャプテン）、DF21パレハ、DF23コケ、GK13ベト。FW9カルロス・バッカとハメスはコロンビア代表対決で注目か。精神的支柱のMF11ラキティッチがバルサに移籍してしまった影響はデカイ。
前半はほぼ互角な試合の入り方でしたが、徐々に地力に優るレアル・マドリーがポゼッションを強める展開。前半13分にはPA左外でFW7クリスティアーノ・ロナウドが倒されてFKゲット。クリロナの右足FKは相手DFに当たってゴール枠外へ。
17分にはレアル・マドリーがカウンター気味にFW9ベンゼマ→FW7クリスティアーノ・ロナウド→左サイドを上がったMF10ハメス・ロドリゲスの高精度左足クロス→PA右に入ったFW11ベイルが合わせましたが、相手DFが何とかクリア！
21分にもDF5ファビオ・コエントランが左サイドを強引に1人で突破して左足クロス→相手DFに当たってあわやOGかと思いきや、ゴールライン上でDF2ファシオが何とかヘディングでクリア！
すると29分に先制したのはレアル・マドリー！カウンターから右サイドに流れたFW7クリスティアーノ・ロナウド→逆サイドのMF10ハメス・ロドリゲス→左サイドを上がったFW11ベイルが高精度左足アーリークロス！→これをPA右に侵入したFW7ロナウドが右足で合わせてドンピシャゴール！はさすがのワールドクラス！これを決められては為す術もありませんｗｗ。
このレアルの前線4枚が流動的にポジションチェンジして攻撃を繰り広げる辺りは、なかなか面白い。リーグ戦でこうなるかは分かりませんが、色々なオプションを我々は持っているぞ的なアンチェロッティ采配の奥が深いということなのか。今シーズンもレアル・マドリーがチャンピオンズリーグを制する可能性は高いという予感を見せつけてくれましたねー。
下馬評で格下のセビージャも積極的にボール奪取からレアル・マドリー陣内に攻め込みましたが、なかなか付け入るスキを与えてくれません。レアル・マドリーも本調子というわけではなく、前半はパスミスも散見されたんですけどねー。ということで、前半は1－0で終了。
後半に入ると、立ち上がりからすかさず効果的な追加点を決めたのはレアル・マドリー！後半3分にもややカウンター気味に左サイドでFW7ロナウド→MF8クロース→FW9ベンゼマ→PA左に抜けたFW7ロナウドがドフリーで左足一閃！するとGK13ベトの左手を弾いてゴール右サイドネットにズドン！となって2－0！圧巻のパスワークからの追加点が決まってしまったので、ほぼ勝負あり的な流れでしょうか。
さらに18分、左サイドからショートカウンター発動したレアル・マドリー！MF10ハメス・ロドリゲス→FW9ベンゼマ→DF5ファビオ・コエントラン→FW7ロナウド→FW9ベンゼマがPA内から強引に左足一閃！もGK13ベトがナイスセーブ！こぼれ球をコエントランが詰めましたがオフサイド。
ここでセビージャベンチが動くとMF22パレウを下げてMF14イアゴ・アスパスを投入！しかし流れはレアル・マドリー。26分にもカウンター気味に右サイドをドリブル突破したFW11ベイルがカットインしつつ→ファーサイドのMF10ハメス・ロドリゲスがPA外から左足一閃！もGK13ベトが何とかセーブ！と決定的。
その後レアル・マドリーはMF10ハメス・ロドリゲスを下げてMF23イスコ、DF5コエントランを下げてDF12マルセロ、最後はMF19モドリッチに代えてMF24イジャラメンディを投入して試合をクローズすることに成功！
一方のセビージャはMF17デニス・スアレスに代えてMF10レジェスなどを投入して猛攻を仕掛けましたが、反撃も及ばす試合終了。やはりチャンピオンズリーグ王者とヨーロッパリーグ王者の力の差を歴然と見せる結果となったUEFAスーパーカップでございました。
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