正吼の日記

日々の何気無い事を綴って行きますのでよろしくお願いします。

刀について(2)

2011年04月30日 12時34分43秒 | 舞踊
本日は、刀が元になっている言葉を紹介します

1)元の鞘におさまる
  これはさすがに皆さん知ってますよね?

2)反りが合わない
  気心が会わない、とかに使われますね。本来は鞘と刀の事です。
   
3)「地」が出る
  本来は刀の地金が出てしまって酷く見えることです。

4)焼きがまわる
  衰えて使えなくなった刀が元になってます。

5)なまくら
  鈍くて切れないもの。「なまけもの」もそうです。

6)付け焼き刃
  本来そぐわない刃を恰好でつける事。勿論、役に立たない。

7)目貫き通り
  目釘を隠すきらびやかな飾り。それから繁華街の事を指すようになりました。
これが目貫

8)切羽つまる
  切羽とは刀の鍔(つば)の表裏、柄と鞘に当たる部分に添える小判型の薄い板金。
  切羽がシッカリと詰まっていると、がたつきません。
  
  こんな感じ?

9)土壇場
  これは、厳密には刀では在りませんが、戦国の世に罪人などを処刑する為に設けられた
  盛り土が、こう呼ばれてました。


どうでしょう?結構あるでしょう?
もしかすると、まだまだ在るかもしれません。
今回の話題を読まれた方が、刀やそれらの文化について興味を持つきっかけになれれば幸いです