ふーぃ、やっと終わったぜ、でございます。オペラ10作品の主要登場人物、延べ41人、描き終わりました。…とりあえず。何故「とりあえず」なのかと言うと本日編集氏に最終画像ファイルを送信した際、「クライアントの担当者が非常に口うるさい人なので、修正が入る可能性もある」との不気味なひと言。
イラスト仕事をやっていてこれが辛い。僕の場合、以前は重すぎる、暗すぎる、という指摘が多かった。ほっとくと力が入りすぎてしまうんですね。そういう性格なんでしょう。軽めに見られがちですが、けっこう重厚な性格だったりして。…それはないな。あっ、腰は重いけど。
で、今回は濃厚、芳醇、重厚なオペラ人物を描くにあたり、BGMとしてお気楽、軽めのハワイアン(ハーブ太田氏のウクレレなど)など聴きながら描きました。ま、そういうのあまり関係ないけど。ナイター観ながら、スローター系殺人事件のイラスト描いたりするし。
今月はよく仕事をしました。じっと手を見る毎日でございました。修正が入らないことを祈りつつ、せめて今宵は、オペラ「リゴレット」から♪かぜ~のなっかの~とりのよぉ~に、とちべたいビールでも飲んで浮かれてまいりましょう。
アップ画像は「トゥーランドット」
主役のトゥーランドット役にガブリエーレ・シュナウトというでっぷりした熟女、カラフ役にヨハン・ボータという力士並みのおでぶちゃんでして、抱擁シーンはまさに「ガブリ寄りのはっけよいのこった」。イラストはボータさん、50キロの減量に成功した「使用後」のイメージです。