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goo体感劇場

映画・TV・スポーツ・ニュースなど、日常生活で体感した事柄を書き綴っていきます。

ヤッターマン(実写版)

2009-03-20 02:25:25 | 映画
 「ドロンジョ」(深田恭子)の魅力に負け、「ヤッターマン」(実写版)を観てきました。(笑)



 まずは、渋谷と思われる破壊された街に、逆さになった「アクビちゃん」の看板が登場。

次に、「みなしごハッチ」の銅像に、「ハッチ公前広場」が出現。

さすが、「タツノコプロ」、抜け目がありません。(笑)



 ここで、いきなり、「ヤッターマン」と「ドロンボー一味」の戦闘シーン。

これは、意外な展開。

TVアニメでは、番組後半に戦闘シーンとなるのだが、映画では一味違った趣向になっていた。

「ドロンボー一味」が「ヤッターマン」に勝利・・・と思いきや、初勝利に喜んだ「ドロンジョ」が思わず押したボタンが、自爆スイッチ。(笑)

結局、「ドロンボー一味」の自滅により、「ヤッターマン」の勝利で決着。

有名な!?

ドロンボー  

このシーンが登場し、お決まりの「ドクロベエ」の「おしおきだべぇ~」。(笑)



 今回のストーリーは、4つに分かれた「ドクロストーン」を集めるということで、3つ目の「ドクロストーン」を手に入れようと、再び「ヤッターマン」と「ドロンボー一味」の戦いが始まる。

ここで、「ドロンボー一味」のテーマ曲=「頭は、冴えてるよ~」(歌は、3人による歌唱)をBGMに、「ドロンジョ」・「ボヤッキー」・「トンズラー」が踊りを披露。

「ヤッターマン」も負けずに、テーマ曲をBGMに、お決まりのポーズを披露。

この構成は、素晴らしい!(笑)

そして、ここで、驚きの光景が・・・・・。

アクシデントとは言え「ガンちゃん」と「ドロンジョ」のキスシーン。

その光景を見た「アイちゃん」がショックを受け、「ドロンジョ」に嫉妬する。

この三角関係は、ラストで思わぬ展開へと導く。



 次に、4つ目の「ドクロストーン」の争奪戦が始まる。

ここで、いつもの「ドロンボー一味」のメカ製作の為の資金集めの悪巧みで、回転寿司のシーンとなるが、ここで、驚きのサプライズ!

「ドロンジョ」(小原乃梨子)・「ボヤッキー」(八奈見乗児)・「トンズラー」(たてかべ和也)が、登場する。

最初は、どこの「おじさん」・「おばさん」?と思ったが、声を聞いてようやく分かった。

(^^ゞ ・・・ イヤハヤ

「ドクロベエ」(滝口順平)・「オモッチャマ」(たかはし智秋)・「ヤッターワン」・「ヤッターキング」・ナレーション(山寺宏一=本人出演)の声も、TVアニメと同じ。

この辺りの配慮は、感動ものである。

(T_T) ・・・ カンゲキ!



 最後は、「どろぼうの神」と偽った「ドクロベエ」に騙されたと知り、怒った「ドロンジョ」が「ドクロベエ」に掴みかかり、「ヤッターマン」&「ドロンボー一味」が協力して「ドクロベエ」を時空の隙間へ葬る。

この時、「ガンちゃん」への愛で、「ドロンジョ」に嫉妬していた「アイちゃん」が、時空の隙間に吸い込まれそうになった「ドロンジョ」を助けるというシーンが加わる。

この時、「ライバルがいないと張り合いがない・・・云々」と「ドロンジョ」に言った「アイちゃん」の言葉が、印象的だった。

(^^)



 そして、ラストシーン。

「ドクロストーン」を探していた「海江田博士」(阿部サダヲ)の娘=「海江田翔子」(岡本杏理)が、助けてくれたお礼に、「アイちゃん」に「2号さん、ありがとう」と何度も言うのだが、「アイちゃん」が「2号さんは止めてね」とその度に念を押し、「海江田博士」が「子供は分からなくていいんだよ」とフォローするシーンは笑えた。

一方、「ドロンボー一味」は、解散ということで、3本に別れたそれぞれの道を歩むのだが、その先は一本道に繋がっている・・・・・。

さては、続編があるのか!と思ったら、TVアニメと同じく次回の予告編が映し出される。

「ヤッターペリカン」が登場していたので、多分、続編が上映されるのだろう。

その時は、同じメンバーで演じて貰いたい!

(^_^)v



<総括>

 ドロンジョ(深田恭子)の演技(衣装も含めて(^^))に注目したが、ボヤッキー(生瀬勝久)の演技も良かった。

全体的に、アニメの雰囲気を踏襲した実写版という感じを受けた。

とかく、実写版は、アニメの雰囲気を壊すものだが、この作品は違う。

映像技術も含めて、アニメの世界を良く表現していたと思う。

ストーリーも、アニメと同じく随所に笑える場面があり、まとまっていて、満足できる出来である。

お金を出しても、十分に元を取れる作品だと思った。

ハリウッド版「ドラゴンボール」と違い、アニメの世界を壊していないので、是非とも続編を見たい!!