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鈴香被告の面会人が手紙を公開

2009-03-31 00:35:06 | 障害福祉ニュース
鈴香被告の面会人が手紙を公開
3月25日8時25分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090325-00000514-san-soci



秋田連続児童殺害事件の第6回控訴審=秋田市(写真:産経新聞)

 「死はいつか誰にでもどんな形だろうと必ずやってくるのです。(中略)戦争での人殺し、ぎゃく殺は許されて事故や事件は許されないのですか?」(原文のまま)

 畠山鈴香被告(36)の性格鑑定を実施し、面会を続ける東海学院大の長谷川博一教授(49)=臨床心理士=のもとには、昨年8月から鈴香被告から手紙が送られていた。これまでに届いた手紙は計7通。長谷川教授は、そのうち直近の2通を除く、昨年8~10月に送られてきた5通の内容を明らかにした。

 手紙には、「どの国も一般常識で人を殺傷する事は悪い事なのは知っていますが何故悪い事なのですか?」などと罪悪感の希薄さがつづられている。一方で長女、彩香ちゃん=当時(9)=については、「(拘置所の)昼食にはゼリーとアイスが出て彩香にも食べさせたいと思った」「とても素直で優しい子でした。(中略)もっといろんな事をしてあげれば良かった。後悔で一杯です」と母親らしい言葉も並ぶ。

 鈴香被告は米山豪憲君=当時(7)=の遺影に父、勝弘さんの本をまつっているという。「表紙の豪憲君の写真はとても暗い顔をしていてぞう悪の眼で私を見ています。(中略)『なぜ?』と問い掛けてきます」「米山さんの気持ちも私には分かりません。一番分からなくてはいけない人間が何も分からないのです。(中略)訓練や努力をすれば分かるようになるのでしょうか」と記されている。

 自身の現在の気持ちも描写されている。「死にたくて死にたくて狂いそうです」「生の半分以上を刑務所で過ごさなければならない苦しさ、辛さに加えて恐怖。それらから逃げたい」と死刑を望んでいるとも取れる文面が現れる一方で、「死にたいという気持ちが強くなる時と生きたいという気持ちが強くなる時の波がある」と心のぶれも垣間見える。

 長谷川教授は「内容はばらばらで場当たり的な性格が出ており、反省することが困難という特徴を持つ広汎(こうはん)性発達障害が疑われる」と分析。前回公判後の接見では、「被告は判決の内容について考えないようにしているようだった」とし、「判決後、被告は記憶を取り戻す治療を求めている」と語った。

 長谷川教授は、これまで大阪の池田小事件や山口県光市の母子殺害事件の被告などと面会しており、今回は弁護側の要請で鈴香被告の性格鑑定を実施した。検察側は「客観性、公平性がなく裁判の証拠とはなりえない」として不同意し、高裁も証拠不採用とした。


 
 「内容はばらばらで場当たり的な性格が出ており、反省することが困難という特徴を持つ広汎(こうはん)性発達障害が疑われる」
  広汎性発達障害にそんな症状はないんですけどね。

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