祝 陽太２歳

キリリ　男前の横顔



わくわく



ん～～～♪


オレちゃまでちょっとビビリな陽太。
６月２２日で家族になってめでたく２年。
２歳になった。


仔猫の時に負った大怪我の影響か、動かせなくなった右腕以外の足や体の発達も完全ではない。
昨年は発作も始まり投薬治療が始まった。

ハンディキャップという言葉を考えてみた。
でも私にはやっぱりよく解らない。

自分でゴハンを食べて、トイレも出来て、走り回れて、足場の広いところなら上り下りも上手に出来る。
でも、何処かに腕を引っかけてしまうかもしれないし着地に失敗するかもしれない。
実際には常に目が離せないのだ。

陽太は自分の体に不便な部分があるとか、兄ちゃん達と違うとか、多分思っていないだろう。
小さかった弟がいつの間にか自分よりも大きくなって押さえ込まれて悔しいとか、自分には行けないところにスイスイ行けてズルイとか・・・
その時々でちょっと悔しいと思うだけで、陽太には陽太の楽しみ方が沢山ある事を知っている。

自由に何でも好きなようにさせてやりたい。
その為に、毎日ちゃんと見ているからね。




Happy Birthday

可愛い寝相

すやすや



ムニャムニャ



ぐお～～～

すま～いる

撫でられてご機嫌　元気の源

祝 ちび～ず４歳

可愛いにくきゅう


４年前の６月６日。夜。
主人の妹から電話が掛かってきた。
「猫が捨てられているんだけど・・・あと１匹ぐらい飼えないかな・・・？」

当時いたのは海里と春。
春は４月２５日に家族に迎えたばかり。
しかも６月のこの頃はすでに体調を崩していた。
FIPの可能性を指摘される僅か１週間程前の出来事だ。


聞けば捨てられているのは兄弟と思しき仔猫３匹。
私は妹に聞いた。「あと１匹って・・・その中から選べるの？」
妹は答えられなかった。

春の状態が頭を過ぎり、一瞬迷った。
でも聞いてしまった以上、聞かなかったことには出来ない。
それに、妹にそのままそこに置いておけとか、１匹選べ等と言える筈もない。

「みんな連れておいで」と言った。
妹は「ありがとう」と言って電話を切り、鞄の中に仔猫を入れ、電車に揺られ長い帰路に就いた。

妹には、次からは自分で飼うか、里親を見つけるまで自分の元で保護出来るかどうかをまず考えるようにと教えた。
そうする為の努力があった上で、次の段階に進む相談にも乗るし協力もすると。


あれから、毎年少しずつ増えた。
経済的にも精神的にも、これ以上増やさない様にしよう・・・と言う所まで来た。

ふとあの頃のことを振り返って、考えてみた。
今、あの妹の電話が掛かってきたら・・・私自身は同じように応えられるだろうか・・・？・・・と。

でも、きっと同じように言うだろう。
家で飼うか里親に出すかは分からないけれど。

「何とかしよう」と言う気持ちを持ち続けられる事が大切なのだ。











これからも楽しく元気に暮らそうね。

Happy Birthday　ちび～ず

南天 成長記 １０

南天「ボクちゃん１歳になりましたですよ～！」


１年前の６月５日。
とっても大きな段ボール箱の中に入れられ、我が家の玄関の前に置き去りにされた小さな小さな命。

あれから無事に１年が経った。


こんなに小さかったね

南天が寄りかかっているのは500mlのペットボトルあんか


まだまだ本当のママが恋しい

人間のママの手にしがみついてチュパチュパ


泣き虫の淋しんぼ

来ているＴシャツを脱いで包んだら安心して眠れたみたい


モリモリ食べながら・・・

寝ちゃったね


仔猫の世話は大変だけど楽しい。
でも、ある程度の時期が来るまでは心配や不安はてんこ盛り。
ましてや、南天は心雑音と馬尾神経の形成不全が指摘されてしまったのだった。

ちゃんと大きくなれるのか。
いや、生きて行けるのか・・・？と考えてしまった事も何度もある。

幸い、心雑音はその後問題なしと言われた。

毎日、日に何度も排泄の補助をしなければならないと覚悟を決めた頃は、これから大変だな・・・と思ったけれど、振り返ってみれば大したことではなかった。
大切なコミュニケーションの時間になったし、観察と補助の繰り返しできちんと出せている。
食餌の用意をしたりトイレ掃除をしたり、「みんな今日も元気？」と語りかけるのと同じ、生活の一部になった。

自力排泄は今後も出来るようにはならないだろうし、一度尿閉塞にもなった事もあるので気は抜けない。
繰り返したり、場合によっては手術も検討しなければならないだろう。
出来ればそうならないように、これからもきちんとケアしてあげたい。


それにしても本当に大きくなった。
陸奥・風羽・美月に続く大きさにまで成長した。

怖いもの無しのイタズラ弾丸小僧。
逆らえないのは海里兄ちゃんだけだ。





無事に成長してくれてありがとう。




Happy Birthday