停年後の生活を楽しみましょう。

常識を脱して、新しい目で停年後の生活を考えましょう。定年後は自分のために楽しむ時間です。

子育て大好き!子育ては私の仕事。

2018年05月20日 | 老人の知恵
 社会の標準は「子供は保育園に預けてお母さんも社会進出」これは欧米での常識のようです。そして日本でもこれが多数派に成りつつ有ります。
 「多数派必ずしも善では有りません。」多数派が善ならば政治の世界では「自民党が善」と言う事に成ります。でもこの事に対しては多くの人に異論があるでしょうね。その事に対しては私は敢えて反論しません。
 唯ある時は「多数意見が民主主義の原点」と言いながら、ある時には「少数意見の尊重が民主主義の原点」とも言われます。
 同じ人が何時もその両方の考えを考慮しているのなら良いのですが、ある時は「多数決賛成」と言い、ある時は「少数意見の尊重」を主張します。その人は常に自分に都合の良いように民主主義を解釈します。つまり、自分が少数派の時は「少数意見の尊重」そして自分の意見が多数派だと思ったら「多数決賛成」と言います。
 それでは「待機児童をゼロに」と言う意見はどうでしょうか?声を出す人の集まりでは「待機児童ゼロは多数意見です。」でも女性の意見(お母さんの意見)を全部集めても、「待機児童ゼロは少数意見です。」でも待機児童を抱えるお母さん達だけの意見では、おそらく「待機児童ゼロが多数意見に成るでしょう。」この論点少しおかしいでしょう。私もそれを承知で検証しています。
 では何故このようなおかしな論点が出て来るのでしょう。それは決定的な排除の理論の上に立っているからです。その排除の理論で排除されているのは「子育て大好きお母さんの意見が十分取り上げられていない。」と言う点です。
 世の中の子供を保育園に預けてでも社会で働きたい。と言う人の中には「子育て大好き。だけれども、社会に出て働きたい。」と言うお母さんと「子育てしているより、社会に出て働く方が楽しい。」だとか「社会に出て働けば経済的な恩恵がある。」更には「子育ては大変なので、社会に出て働く方が楽。」と言う人や、極端ですが「子育ては嫌い。」と言うお母さんまでいます。
 社会の流れは「男女平等」で「女性も社会で活躍する時代。」だから私も子育ては社会に任せて、社会の一員として仕事をする。一見非の打ち所が無い意見ですが、この意見の中に「子育ては嫌い・子育ては大変だから人に任す。」と言う人も紛れています。つまり、自分の子育て放棄を「男女平等と言う美辞麗句で隠してしまう。」そんなお母さんがいるのも真実でしょう。

 私が何時も主張していることの1つに「男女平等」は正しいことで、守らなければいけない事ですが、同時に守らなければいけない事は「女々平等」で、子育て大好きで子供を自分の手で育てる女性。と社会に出て男性に負けないで仕事をする女性。はどちらも賞賛すべき女性だと言う事を認めなければいけません。これが「女々平等」です。

日本は日本の文化を大事にしましょう№34
 「男女平等」に関しては、殆ど総てが欧米の理論で評価されています。それはそれでも構いませんが、それは欧米人の評価結果で有って、世界中で認められる評価とは違います。日本では日本的評価が有っても良いはずです。但し、欧米人の評価を無視してはいけませんね、それが「反省回路」と言って日本人には有る大事な思考形態です。
 問題は日本女性にもあります。それは「欧米式男女平等の方が得をする、楽だから。」と言う思考です。それも良いのですが「日本女性の良さ」が薄れていくのが寂しいですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿