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ひとりあそび

Yahooブログからの引っ越しです。

モトコンポ ハイギヤード化その後

2014-06-06 21:38:49 | モトコンポ
ハイギヤード化した時に少し気になるところがあったので一度ケースを開けて確認しておきます。
 
イメージ 4オイルはまだ新しいので再利用するつもりで100均のじょうろへ。
 
でも結構金属粉が混じってます。
 
 
 
 
 
 
 
 
大方の原因の予想はついているのでそれ以外に問題が無ければ良いのですが。。。
 
イメージ 1
問題の箇所はここ、やはり削れてます。

チェーンの方は大丈夫みたい、ダメージはありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
とりあえず角があたる
部分を削って、こんな感じになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
でも、やっぱり擦るんですよね。

擦るというよりはドライブ側に下のチェーンが引っ張られるので、たるんだ上のチェーンが乗っかってしまう感じです。
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁテンションの掛かったチェーンが擦っている訳ではないので最悪の状態にはならないはず!なのでもう少しこのまま様子をみようと思います。
でも次も削れていたらどうしましょう・・・なにか良い解決方法ありませんかね?
 
いやその前に出足を改善しないと、とても街乗りできるレベルじゃないのであまり乗らないと思いますけど(苦笑)
いろいろと調べてはいるのですがなかなか良い方法、合うパーツは無いですね。

モトコンポ ハイギヤード化完成

2014-06-03 22:24:02 | モトコンポ
お待たせしました、ついにハイギヤード化の完成です!

方法は通常のファイナルギヤで二次減速比を高くするのではなく一次減速側のドリブンスプロケットを30Tから22Tに変更することでギヤ比を高くしました。

ギヤ比が決まるスプロケの歯数については、内部にはチェーンをアジャストする調整機能が無いのでチェーンの長さで決まります。
チェーンは基本2コマずつしか詰めれないのでその倍数4を引いた26T・22T・18T(それ以下は現実的ではない)の3つしか選択肢はありません。
その場合のギヤ比は26Tが1.15倍、22Tが1.36倍、18Tが1.67倍、考えるまでもなく22Tで決まりです。

当初はスプロケを自分で加工するつもりでこの方法を思い付いたのですが、実際にやってみると焼きが入っているため通常の工具では全く刃が立ちません。

そこでレーザーかワイヤーカットでノーマルのスプロケを加工してもらえる工場を探し始めたのですが、センターが出ない等々の理由で断られます。
しかし、あとで気付いたのですがスプロケを22Tまで小さくすると内側の凸っと盛り上がった部分に山がかかってしまうので断られて助かりました。

その後も紆余曲折あり、最終的にスプロケットのみ新規製作でノーマルと交換することが可能な工場へ依頼することに。
そこはバイク部品を取り扱っているところで用途もしっかり把握した上で製作&加工して頂けたのでとても助かりました♪
 
イメージ 1
そしてこれが完成品です。
 
ノーマルと比較するとこれだけ違います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スプロケの次はチェーンの切り詰めなのですが・・・ここでもまた難題に。

問題はこのチェーン自体、サイズが特殊なためジョイントリンクが見つかりません。
なのでメーカーに直接問い合わせたら下記のような返信がとどきました。
---------------------------------------------------------------------------
270H等の小ピッチチェーンはエンジン内部のタイミングチェーンに
使用される事が多いため、安全上、ジョイントがございませんので
切りつなぎは出来ません。
またエンジンチェーンはメーカー納入、またはパーツメーカーへの
ロット単位の納入のみとなっており、補修品の販売は行っておりません。
---------------------------------------------------------------------------
要するに「切り繋ぎは出来ないし特注も受け付けない」ということ(汗)
 
しょうが無いのでいつものように自己責任、4コマカットです。
 
イメージ 2
さすがに機械がないと加工できないので知り合いのバイク屋さんで圧入機を借りてなんとか形になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スプロケとチェーンが揃ったのでハミングのケースで仮合わせしてみます。
 
イメージ 3とりあえず装着はできました。
 
しかしスプロケのピッチが微妙に広いみたいでチェーンの動きが気持ちギクシャクしている感じ。
 
なのでリューターで少しずつ削ってスムーズに動くまで調整しました。
 
 
 
 
実は今回製作したスプロケの形状や寸法は全て自分で決めて依頼したのでこの程度の加工で納まったので正直ホッとしています。

もし工場から届いた状態でポン付けできたらCAD図を公開しようと思っていたのですが、加工が必要になってしまったので止めておきます。
 
イメージ 4
続いて交換作業に。
 
モトコンポのミッションケースを開けるのは久しぶり、軽量クラッチが入っていたことはすっかり忘れてました。

でも確か足漕ぎアシストをした記憶が無いので効果はあるはずです。
 
 
 
 
 
ちなみに右下の変な物体はクラッチを外すためのオリジナル工具、クラッチプレートの穴にM6ボルトの頭を引っ掛けて中心のM12ボルト閉め込んでいくと外れます。
 
イメージ 5
組み替えるとこんな感じ。
 
スプロケ左の突起の上部にチェーンが擦っている気がしますがこのまま続行!
少し走ってから確認することにします。
 
 
 
 
 
 
 
あとはカバーを付ければ終わりですが、この日のために準備をしていた物があります♪
 
イメージ 6
再塗装したハミングのカバーと新品ガスケットです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
キックのアッセンブリーはモトコンポのカバーから外すのも面倒なのでハミング用を使いました。
 
カバーを付けたらオイルを注入して完成。
 

 
 
 
 
 
 
エンジンを掛けてしばらく暖気。
そして緊張のスタート・・・出足悪!久しぶりの足漕ぎスタート(苦笑)
でも20km/h以上なら車の流れに乗って走れます。
パワーバンドは40km/hあたりからで60km/h走行も平気♪
 
気になる最高速は・・・吹け切りません!サイクルメーターで68km/hがやっと。
でも通常のメーターなら1割増しで75km/hくらいになってるのかな?

あとは最初から分かっていたことですが、ノーマル脚での高速走行はハンパじゃ無く怖い!下手な絶叫マシンよりも恐怖とドキドキ感を味わえます。

という訳で、高速走行はナンバーも黄色くなった1号機に任せましょう。

そして2号機のつぎの課題は出足ですね、軽量クラッチでここまで遅いとやはり定番の2段変速を入れるしか無いでしょうか?
まぁそれは最後の手段ということにして別の方法をチョット模索してみます。
キタイシナイデネ

モトコンポサイクルメーター取付

2014-05-24 20:23:16 | モトコンポ
イメージ 1モトコンポのスピードメーターの目盛りは50km/hまでしかありません、ノーマルなら最高速はせいぜい45km/hなのでこれで十分です。

しかし我が家のモトコンポたちにとっては完全に役不足、よって1号機には社外メーターの中身を丸ごと移植しています。
 
 
 
そして今回2号機をどうしようか考えたのですが、同じ事をするのもつまらないしトリップも欲しいのでサイクルメーターを追加することに決定!
 
イメージ 2
さっそく自転車量販店に行って安いヤツを買ってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3まずはマグネットとセンサーの取付け。

取付位置はANDYさんのモトコンポを参考にさせて頂きました♪
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
次は本体、あまり目立ってほしくな
いのでココ。
メーターの台座にバカ穴を開けてキーシリンダーカバーを止めるネジを利用して共止めしてます。

それに、ここならハンドルも畳めるはず。
 
イメージ 4
 
 
 
久しぶりに・・・いや待てよ!?
2号機は初めて折りたたみました(爆)

1号機はたぶんキッチリ納めることが出来ないのでチョット嬉しいかも(^^)
 
 
 
 
 
 
 
あとはタイヤの周長103.0cmと入力して試乗へ。
スピードOK、トリップ&オドも進んでる、時計が付いてるのも○。

しかしというか、やはりというか純正メーターとは誤差があります。
それも速度が上がるほど誤差の割合が大きく、純正メーターが30kmの時サイクルメーターが28.5km・同じく40kmで37.5km・50kmで46kmくらいな感じです。

そしてもちろん最高速にもチャレンジ。
純正メーターは目測ですが60km/hOVER、サイクルメーターでは55.6km/hを記録。
ですが振動がもの凄くて耐えられません!!耐えられるのは45km/hくらいまでですね。

やはりボアアップしてもハイギヤード化しないと宝のなんとかです。
 
現在製作中のハイギヤならノーマル比1.36倍速になるので60km/hくらいまでは常用できるかな?
でも、なにぶんオリジナルなので成功するかは今だ未知数。
先日やっと工場から仕上がってきたのですが、多少問題があったので現在は調整中・・・なので組み付けまであともう少しというところです。
 
モトコンポ ハイギヤード化 Coming Soon!
これ書いてみたかったんですょ(笑)

モトコンポ(カレンコンポ)マフラー流用加工

2014-05-18 18:04:31 | モトコンポ
ポート研磨の効果をさらに引き出す!という理由もありますが、最初にカレンのマフラーを付けた時からカッコ悪いのでいつか絶対に換えてやろうと思ってました。
 
イメージ 1今回用意したのはAF34ディオとカレンの純正マフラーの2本。

これをどうするかって?みなさんの想像通りですよ(笑)
 
 
 
 
 
 
 
出来ることは全て自分でやらないと気がすまない性分なのでこんな物も入手しちゃいました!
イメージ 2溶接機です♪
 
溶接に関してはズブの素人なので、簡単にできるらしい半自動とかいうヤツです。
 
 
でも本当に素人でも溶接できるんですかね?
いや、その前に普通の家庭に溶接機ってどうなんでしょう?
 
我ながら少し暴走気味です・・・誰かに止めて欲しいような欲しくないような(苦笑)
 
イメージ 12まぁそんな事はどうでもいいので加工に入ります。
 
まず本体とエキパイを
切り離して。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
本体のみを仮付け。
 
元の取付け穴を利用するとこんな感じに。
 
でもこのままだとサスが沈むとボディに干渉します。
 
 
 
 
 
 
イメージ 4なのでジェネレーターカバーに当たる部分を削って再度取付け。
 
若干下がりました、これでボディには当たらないのでOKです。

次にエキパイの長さを調整してフランジを固定します。
 
 
 
 
 
ここからが本日のメインイベント、人生2度目の溶接です。
緊張の一瞬ですが・・・あれ!?拍子抜けするくらい楽に火花が出ます♪

かなり昔に一度だけ棒の溶接(名前を知りません)をしたことがあるのですが、その時よりずいぶん簡単に火花がでました。
イメージ 5で、まずは外側を溶接。

溶接の玉が何個かできました(笑)
多分くっついてると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
その後、取り外して他の部分も溶接。

やっぱり玉がいっぱい(汗)

ワイヤーのスピードが遅いかな?
とりあえず溶接はできているみたいですけど・・・。
 
 
 
 
ひとまずこれで完成ということにして、さっそく試走へ。
最初に気付いたのは30~40km/hのもたつき、それを超えるとなかなか良い加速をします。
たぶんトルクの谷と変速タイミングが重なってしまったのでしょう。
なのでウエイトローラーを手持ち最軽量の5gx3+5.5gx3に変更。

かなりいいです♪今までで最高の加速です!!
 
しかし最高速は60km/hくらいで息つぎ。
MJを#85.88.90.95と試してみたのですが、やはり息つぎの症状が消えません。
 
イメージ 13この前の教訓を生かして、ファンネルの目の細かい網を外しほぼ直キャブ状態を試してみます。

結果、アクセル全開からチョット戻したところで65km/h超(驚)
 
 
 
 
 
 
最高速だけならチャンバーにすればもっと出ると思います。
でもそれ以外は絶対こっちの方が速いはず!50ccのカレンコンポとしては最高レベルに達したのではないでしょうか(^^)

しかし全開にすると60kmちょいまで落ちてしまいます。
全開にしなければいいだけの話なのですが・・・原因が分かりません、自身の限界を感じます。。。
イメージ 7気を取り直して、正式採用が決まったので次は外見を仕上げていきます。

まず簡単に落とせる外側のサビを落とし。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 8落としきれないところや見えない裏側は赤サビを黒サビに転換する変質剤を塗布。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9仕上げに黒マットの耐熱スプレーで塗装。


あとヒートガードも傷んでいたのでペーパーでキズを消してから、ラバープロテクション(だったかな?)とかいうスプレーを吹いて完成。
 
 
 
 
 
塗料を乾燥させるために近所をぶらっと散歩。
吸気音はしょうが無いとしても、思ったより排気がうるさい気がします。

よくよく調べてみると、溶接した箇所に隙間があったみたいで排気漏れ(汗)
イメージ 10
 
とりあえず耐熱液体ガスケットを塗ってみると・・・静かになりました♪

あとは上から塗装して今度こそ本当に完成です。
 
 
 
 
 
 
イメージ 11
 
全景はこんな感じ。
 
車体のわりにマフラーが少し大きい気もしますが、カレンマフラーのカッコ悪さに比べたら雲泥の差です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あれ!?でもこれ、どっかで見たことがありますね・・・そうディオコンポ!8インチのディオコンポもどきになっちゃいました(苦笑)
せっかくノーマルっぽく弄ってきたのに、これじゃカスタム車両にしか見えませんね。

ともかく排気音が静かでここまで速くなれば大満足です!!
ボアアップしなくてもこれで十分な気がしてきました。

でも速くなればなるほど免許証が危険にさらされることになるので、とりあえず51ccにでもしようか(^_^;)

モトコンポ(カレンコンポ)ポート加工

2014-05-10 21:46:17 | モトコンポ
2回目の投稿ですが、改めてご挨拶です。
以前はバイク専門のウェビックで日記を書いていおりましたがアップロード時に不具合が頻発したのでこちらへ引っ越してきました。
多分こちらでもほとんどがバイクに関する日記になると思います。


本日の主役は青いモトコンポ(1号機)で、カレンという古いスクーターのエンジンと駆動系を丸ごと移植してありモトコンポフリークの間では「カレンコンポ」と呼ばれています。
この1号機はさらにプラスαで弄ってありノーマルとは比べ物にならないくらい速いのですが・・・ボアアップした2号機に乗ったあとではどうしても加速が悪く感じてしまいます。
出だしや高速域に関してはベルト変速の1号機の方が断然走りやすいのですが、変速無しでもボアアップによるパワーで30~50km/hの加速は2号機の方が数段上です。

ここまで違うと1号機のボアアップも考えてしまいますが、モトコンポ用のボアアップキットは結構値が張るんですよ。
なのでとりあえず今回はお金の掛からないポート加工をしてみます。
実は以前にもポート加工をしたことがあり、見事に焼き付いてしまいました(苦笑)
 
イメージ 1これは2号機のボアアップで余ったノーマルシリンダーです。
加工の前に、コピー用紙を突っ込んで内側から指で紙をポートに押し付けると・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2こんな感じでポートの形状・寸法などが確認できます。
(写真では見えにくいですが実際にはもう少しはっきり見えます)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてポートの正確な寸法を計測したところ前回の加工に重大なミスがあったことが発覚!(汗)

排気ポートの加工前の幅は26mm、前回は5mmほど拡大したので加工後は≒31mmになってました。
何が問題かというとポート研磨する場合の排気ポートの幅はシリンダーの直径の70%以下が適正値らしく、モトコンポのシリンダー径は40mmなので完全にオーバーしてました!

前回はポート加工+チャンバーによって回転が上がり過ぎただけでなく、さらにポートの幅が広すぎたためピストンリングの負担が大きく焼き付きを起こしてしまったようです。
 まぁ失敗は誰にでもあります、何事も勉強!同じことを繰り返さなければいいんです♪
 
イメージ 3なので今回は幅を左右各1mm・上を1mmちょっと削る感じでマスキングテープを貼って加工に入ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4あっという間に加工後(笑)
排気ポートは予定通り幅2mmと上を1.2mm、あとはポートから出口までの中間のパイプ部分を大量に削りました。

そして今回はスカートの掃気の部分もこんな感じに削ってます。
 
 
 
イメージ 5
 
あとはポートの上部を削ったため圧縮比が下がるのでシリンダーの上面を削ることによって圧縮比を上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
削る量は0.6mm、前回と同じ要領で計算して削る寸法を決めました。
ノーマルの圧縮比(20mm×20mm×π×工程29.5mm+5.88)÷5.88=7.3
排気ポート上部研磨(1.2mm)時の圧縮比(20mm×20mm×π×工程28.3mm+5.88)÷5.88=約7.05
シリンダー上部面研(0.6mm)のヘッド容量 5.88-(20×20×π×0.6)=約5.13cc
圧縮比は(20×20×π×28.3+5.13)÷5.13=約7.93 になる予定です。

注)前回同様、実際に容量を測っている訳ではないのであくまでも目安ですヨ
 
イメージ 6次は交換作業。

ちゃかちゃかっとバラして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
組み上げます。
この間ヘッドボルトを切ったばかり  なのでちょっとドキドキ(苦笑)

今回は無事完成♪
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
最後は試走と駆動系のリセッティングで終了♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結果は全体的に加速が良くなりスピードの上がリ方が早くなった感じがしますが思ったほどの変化はありませんでした。
そして最高速も変わらず62km/h。

やはりマフラーがノーマルだと大した効果は得られないという事なのでしょうか?
カレンの純正マフラーはカッコも悪いしチャンバーに戻そうかなぁ?
でもチャンバーの時に焼き付いてるし・・・何か別の方法を・・・思い付いちゃいました! 次回へつづく??(笑)