The Diary of Ka2104-2

なんかご無沙汰してるようで・・・引っ越しが決まりました

なんかご無沙汰してるようで、筆を執ってみることにしました。

この数ヶ月ほど私は実は引っ越しに奔走しておりました。

それはまずマンション老朽化という名目のもと立ち退きの令から始まり、応募していた府営住宅が6回目にしてまたもや落選し、それからというもの物件探しであります。

立ち退きの令は4月頃でしたか、そこから起算するともう3ヶ月にもなるのですね。

今度ばかりはもう二度と引っ越しは出来ないとのプレッシャーのなか、終の棲家をと、スマホで物件を見だしたのが新たなる始まりでした。

この間、絵画、小説、オペラアリア、詩作等を発表して参りましたのも事実で御座います。

その裏で私は泣いていました。

私は一人で行政、物件を抱える賃貸不動産屋、立ち退きの令を出した側の人たちと3者を相手に話をし続けなければなりませんでしたので、とても辛辣な思いでいましたが、皆さんのおかげもあり、ようやく物件を探しおおせました。

それからというのもデイにも時折り顔を出しながら、荷物まとめが始まりました。まだ引っ越し前ですので、キッチン周りやバス周りの物や日用品は部屋に出したままではありますけれど、本日、ほぼ片付きました。部屋の前の廊下はまだ捨てる物の山となっておりますが。

一人でする整理しながらの荷物造りのまあ大変だったこと大変だったこと。社会福祉協議会に頼む手もありますが、複雑に入り組んだ物々を整理しながらではそこに居続けてもらうには待たせることになり、私も相手も気まずくむしろやりにくいのではと踏んだのでした。

引っ越し日と引っ越し業者選定は決まり、移転先での週一で入ってくれるヘルパーさん派遣業者さんとも近日話を持つことになっており、残すところあとは甲として家主様のサインと印の入った正式契約書と鍵をもらうのみとなります。

引っ越し当日に雨が降らなければよいのですが、時節柄、どうなりましょう。

移転先のそこは千里の方面にぽっこり盛り上がっている丘陵地帯を上がった台地のようなところにあり、駅からちょっと昇った泉のある小さな広場をさらに上へと上がらなければなりません。それが東側のルートです。

ですが地図を見たり人様のお話を伺うにつれ、そこはどうやら西へ少し降りると国道に出て、そのまま真っ直ぐいくらか行くと次の駅に出るようです。

買い物や床屋やら、クリニックやらいろいろ考えまするに、まずそこへ越したなら、行政や警察や銀行への転居届もさることながら、あちこち歩き回るなり自転車で巡回してみるなりすることの優先度が高そうです。

そこではもう住環境による精神衛生悪化を気にすることもなく、広々とした中で障害を抱えつつも、芸術なり私生活なりもう少し豊かにやっていけそうです。

ただ東の平地にあるスーパー2軒だけはデイもあるところですので寄ったりする折り、ここいらは物価が高いなと、そこのところ少し心配ではあります。道に慣れると恒例の豚肉は業務スーパーでという遠出もできるかもしれません。帰りがただし登りですので更に大変かもしれませんが、ある晴れた朝にでも出掛けるとおそらくは気分勝ちすることだってあり得なくありません。

たった1ミリの煙草だって大層なお金を取られます。非課税世帯への臨時給付金でしのいでいたのですが、このままゆくと生活が破綻してしまいます。ですので私はかねてより考えていたとおり移転したらばその地域で禁煙外来をやっている診療所の門戸を叩き、以降まったくの非喫煙者になります。

絵画を四つ切りで描けるテーブルをニトリの通販で購入するつもりであります。けれどもこれはあくまでも組み立て式であり、おそろしいことおそろしいこと私一人ではできかねますので、その辺今思案しております。

次からのオペラアリアの連作も決まっており、王道といわれる作品が続きます。予定絵画作品も頭にあり、それぞれ向こうでの生活が落ち着いてからということになりましょう。

泉の広場を抜けて

上へと歩けども

どこも似たよな顔をした

目星のない

住宅街を

私はゆくことになる

でも私には

人生のアップダウンは用済みで

私の心はいつも平坦

そうありたい

逆説的に

 

そうだ

ひとを招こう

ダイニング兼応接間が

用意されるはずだ

ただしそれも

予算あっての物種

予算ちゃんと取れるかしらん

 

広い廊下には持参の

白斑入りギボウシという宿根草

こいつがとても強靱で冬の不毛は

どこへ行ったのか

暖かくなるとすぐ大きな葉を

広げだし秋まで

それが実在するのを

疑わせさせない

 

苔類の小さくきれいな鉢が

5つある

手入れの要らない

不適なフェロー

その美しさときたら

比肩するものなし

 

それら傍には

一鉢だけ新しく

大葉を植えよう

そうしたら

もう大きな株のものを

買うことになるだろう

水をやらなければ

これみよがしに

しょぼしょぼと

人の気を目一杯引く

水さえやれば

したたるような若々しさを

いつまでもたたえてる

私はその若さを頂くのだ

適宜剪定するのが

たくましく育てるコツだともいう

 

部屋への光だけは今より

減少しそうだ

そう思ったひには

外に出て緑の公園にでも

出掛けりゃいい

 

この暑い日々は

私は日焼け止めを顔にだけ

塗っている

しわやしみはお手柔らかにと

気付けば

56の歳

60頃には左膝の人工関節手術が

待っている

60までには

私も待たず 誰彼も待たず

多くの方との出会いとつながりを

所望する

 

ああ 私はこの4年で

人生にある流れをもたらしたい

それは今までの生活をひっくり返さない

それはこれからの生活に花を持たせる

 

そんな大げさなことを

ひっそり

考える

泉の広場の私なのだ


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