ごちゃまぜCafe

ふと思ったこと、見たもの、おいしかったもの、
その他何でもありな感想いろいろを、気が向くままに書いてます(^^)

祇園Abbesses

2009-05-31 23:58:34 | グルメ
ディナーだと高いけど、ランチなら行けそうだから行ってみたい
そんな素敵なレストランがたくさんありますが
昨日はそんなレストランの一つ、
祇園の花見小路の真ん中にある、
町家を改造した建物にあるフレンチレストラン
"祇園Abbesses"へ行ってきました

予約したのがギリギリだったのもあって、
カウンター席しか空いてなかったのですが、
それだけ人気があるのねと期待に胸を膨らませて当日。

入り口がわかりにくくて、ちょっと迷ってしまいましたが(笑)、
落ち着いた雰囲気の店内は、
素敵なマダムやマドモアゼルの皆さんで満席でした。

一番リーズナブルな2,625のランチコースをいただきました
オードブル・スープ・メイン・パン・デザート・コーヒーor紅茶、
という内容で、これで十分満腹になりました

オードブルは、色々な野菜がふんだんに盛られたサラダで、
お漬け物もさりげなく入っていたのが素敵
普段サラダには入れないようなお野菜が入ってて、
野菜の甘みや旨みを感じられるサラダでした。
ドレッシングも添えられていた木の芽のソースも
おいしかったです
一緒に入っていたノルウェーサーモンも絶品
とろける味わいに感激でした

スープはオニオンのクリームスープで、
こちらもしつこさのない、旨みを凝縮したスープです
ブラックペッパーのふりかけ方がまた綺麗で、
センスを感じさせてくれるのも嬉しかったです

そして、メインは肉料理か魚料理かを選ぶのですが、
私は魚料理(スズキのソテー・バジルとガーリックソース)、
友達は肉料理(豚バラ肉のソテー・カレーソース)を
それぞれチョイスしました。
写真は、私が食べた"スズキのソテー"ですが、
この美しい盛りつけにまず感動
スズキの焼き加減が程よくて香ばしくて、
ソースもガーリックがそんなにきつくなくて、
魚の味を生かしたおいしさを味わえました~

デザートは、それぞれに違うものを出してくれて、
それを知ってこのレストランに決めたんですが(笑)、
味見しあって楽しめます
私がヨーグルトムースとシャーベットのフルーツコンポート添え、
友達がイチゴのミルフィーユのバニラアイス添えでした。
ムースもシャーベットもさっぱりしてておいしかったです
フルーツコンポートの甘みとのバランスがすごくいい
ミルフィーユはパイがサクサクで、
パイだけでもおいしいところに、
さらにカスタードクリームとイチゴのおいしさが加わって、
幸せなハーモニーが広がりました
違うスイーツを楽しめる心配り、すごく嬉しいですね

あと、パンもおいしかったです
自家製だと思いますが、パン屋さんに負けてないと思います。
外はカリッとしてるけど、中がふわっとしっとりしてて、
サイズも小ぶりだから食べやすくて、
残すのがもったいない!って思って(笑)、完食してしまいました。

季節ごとにメニューを変えてるみたいだし、
またいつか行きたいと思います

みはるちゃんへ私信:
大阪に帰ってきたら、このお店にランチしに行こうね

グイン・サーガ

2009-05-27 23:20:32 | 小説
今日、栗本薫先生が亡くなられたと知って、
本当に本当にびっくりしました…
まさか、と思いました。
ガンと闘病されていたのは知っていましたが、
新刊も出されていましたし、
再発しても、また治して書かれるだろうと思ってましたから…
本当にあまりにも早くて、ショックでした。

栗本作品の全部を読んでいないので
偉そうなことは言えませんが、
私にとって、"栗本薫=グイン・サーガ"でした。
おそらく、そう思われる方も多いのではないでしょうか?

ご存知の通り、世界最長のファンタジー小説です。
私は、高校の図書室で"グイン~"にめぐり逢いました。
当時は、児童文学以外では、日本人が書く
本格的な異世界ファンタジー小説はまだ少なくて、
そういう物語を読みたがっていた私にとって、
本当に嬉しい出会いでした。
(海外ものはあるのは知っていましたが、
翻訳の文章が読みにくいこともあって、
ちょっととっつきにくかったんです)

しかも、単純な勧善懲悪のストーリーではなく、
国と国との戦いや陰謀、それぞれの国の人々の
恋愛を含めた人間模様、
そして、世界全体に秘められた謎、といった
様々な要素が織りなす物語の面白さに、
衝撃を受けたことを、今でも覚えています。

今では、日本人の作家さんたちによる
数々の異世界ファンタジー小説がありますが、
その土壌を作ったのは、
この"グイン・サーガ"だったと思います。
私自身も、この作品のおかげで、
異世界ファンタジー小説の面白さを知って、
それからの読書の世界が広がりました。
そういう人って、私の他にもいるんじゃないかなと思ってます。

また、小説におけるイラスト(ビジュアル)の力を
よく生かした作品ということでも
パイオニアだったと思います。
イラストレーターの個性を生かした
美しい表紙や挿し絵が描かれることで、
読みながらその人物や世界が想像しやすくなって、
"グイン・サーガ"は文章とイラストの相乗効果で
さらに魅力が増したと思います。

あとは、キャラクターの魅力ですね。
様々なタイプの個性的なキャラクターたちが
作品の世界で生きてました。
グイン、リンダ、レムス、イシュトヴァーン、
ナリス、マリウス、スカール、アムネリス、
リギア、ヴァレリウス、etc.etc.…
"グイン~"を読んだ人は皆さんそれぞれに
ごひいきのキャラクターがいると思います。
私は当時、アルド・ナリスがごひいきでした。
"グイン~"を知ってる私の友達に言うと
みんな納得してましたが(笑)、
もしも今からもう一度読み直したら、
他のキャラクターが好きかも…
人物の造形がしっかりしているから、
読み方の幅が広がるんですね。
そういう点でもすごいと思います。

ちゃんと読むのは途中でやめてしまいましたが、
本屋で新刊を見ると、パラパラと内容を確認してました。
世界の状況が変わっていたり、
登場人物がそれぞれの人生を生きていて、
スケールの大きな大河作品ならではの
先の読めない面白さがありました。

きっと、ご本人も無念だっただろうと思うだけに、
こういう形で未完で終わってしまったのが
本当に残念です…

心からご冥福をお祈りしています。
たくさんの作品をありがとうございました。

スマイル

2009-05-25 00:42:06 | ドラマ・TV
このドラマは、ラブストーリーというより、
ヒューマンストーリーだと思って見ています。

弱者への差別的な見方や、零細企業を犠牲にする大企業とか、
マスコミの報道のあり方とか、色々な問題点を出しながら、
根っこにはそういうつらい悲しい思いや状況の中で支えあう、
あたたかい人たちの心と心のつながりを描いています。
人の醜さや冷たさを描くからこそ、
人の優しさや一途さ、思いやりがより深く心にしみてきます。

先週までの町村フーズへの疑惑は悲しい展開もあって、
やっと疑惑が晴れて良かったと思ったら、
今度は違う脅威が迫ってきて、
どうなるの?!ってハラハラしてます
未来の断片を挟みながら進んでるから、
展開は多少は予想できるけど、
それでも気になります。
最後までちゃんと見たいと思ってます。

松潤のビトは、なかなかはまり役ですね。
顔立ちがはっきりしてるから、
東南アジア系という設定に違和感がないし(笑)
差別や過去のことで苦しい思いをしながらも、
夢を持って、信じる人のために一生懸命頑張る姿に
素直な気持ちで応援したくなります。
松潤は王子様でない役の方が、私は好きです(笑)

そして、何よりもガッキーの花ちゃんが
もうすんごいかわいくてかわいくて、
彼女の姿に癒やされてます
花ちゃんの笑顔や、ビトへの一途な恋心に、
心がときめきます(笑) 見てるだけで幸せ
"ビト、花ちゃんを幸せにしてあげて!守ってあげて!"
って、見ながら真剣に応援してます。
二人の恋が初々しくて、純粋で、
見てて本当に素敵で胸がキュンとなります
(でも、花ちゃんはビトを守ろう、支えようと
頑張るところが、また素敵なんです )

あとは、悪役の小栗旬がいいですね(笑)
彼も王子様じゃない方が、私は素敵だと思います。
今回の林は本当に嫌な奴ですが、楽しそうに演じてて、
生き生きしてるように見えるのは、私だけでしょうか(笑)
ビトを苦しめてきた(これからも狂わせる?)男みたいだし、
今後の彼にも注目してます。

小栗旬は今年の大河で石田三成をやってますが、
こちらも"頭が良すぎて不器用な、誤解される男"で、
結構はまってると思います。
彼は王子様や普通のヒーローより、
こういう一癖あるタイプの役の方が、
いい味を出せる役者さんな気がします。
引き出しのたくさんある俳優になれる人じゃないかなと
最近の彼を見ていて思います。

今シーズンはたくさんあって大変だけど(笑)、
また追々、他のドラマの感想も書きますね。

クラブハリエのバウムクーヘン

2009-05-24 19:10:07 | グルメ
昨日は美容院に行ってきました。
インフルエンザが心配でしたが、
あまりにも髪が伸びて、量も増えて限界がきたので…(^^ゞ
でも、行ってみたら、思っていたよりも
お客さんがたくさん来てました。

"今年はショートが流行ってますから、
ちょっとだけショートっぽくしましょう"って
いつもお願いしている美容師さんにオススメされました

最近はショートの女の子が増えてますね
堀北真希ちゃんとか榮倉奈々ちゃんとか、
すごくかわいくて素敵です
顔はさておき(笑)、髪型の仕上がりは堀北真希ちゃん風でした。
家では再現しにくいけど(苦笑)、これから初夏だし、
爽やかな感じになってよかったです

さて、梅田の美容院に行ってるので、
帰りに阪急百貨店に行って、
なくなってきた化粧品を買ったり、靴を修理に出したり、
デパ地下で母に頼まれたお漬け物(笑)を買いました。
こっちもいつもと変わらずお客さんがひしめいてて、
外出を控えてる人ってそんなにいないみたいです。

その後、たねやさんの和菓子をチェックしに(笑)、
こちらも相変わらず人だらけだった、阪神百貨店のデパ地下へ
そしたら何と! いつもは売り切れてる
クラブハリエのバウムクーヘンが、
なんと昨日のその時はまだ買えることがわかって、
速攻ゲットしました 思わぬラッキーでした

ここのバウムクーヘンは全国的にも有名で、
バウムクーヘンのベストテンに入るくらいの名品です。
売り切れてることが多いので、
なかなか食べられないのですが、
人気があるのがわかるおいしさです

生地がふんわりしっとりしてて、
卵と牛乳とバターのおいしさが伝わってきます
周りにお砂糖がコーティングされてますが、
甘すぎなくて、バウムクーヘン生地のシンプルなおいしさに
ちょうど合うように作られているのがわかります

たくさんの人が、あの阪神百貨店名物の行列に並んででも
買いたくなる気持ちもわかります(笑)
シンプルで余計な味が入らないからこそ、
飽きがこないし、また食べたくなるんですよね

私にとっても、このバウムクーヘンは
ずっと定番の一つであり続けると思います

八坂庚申堂

2009-05-17 23:30:24 | 旅行・お出かけ
昨日も今日もあいにくの雨でしたね
せっかくの週末が雨だと残念ですが、
雨降りのお出かけもまた違った風情があります

京都で用事があったので、終わった後で、
行ってみたかった八坂庚申堂へ行ってきました

八坂庚申堂は八坂の塔のすぐ近くに佇む小さなお寺で、
境内の中央にある小さなお堂の周りにくくられた
色とりどりの"くくり猿"が有名です。
写真の通り、本当にカラフルで綺麗です。

この"くくり猿"に願い事を託してくくるのですが、
願い事を叶えるために、欲を一つ我慢する、
という意味でくくりつけるそうです。

"くくり猿"は手足をくくられて動けない姿なので、
願う人も心を動かさないで、
願い事を叶えるために自分をコントロールしなさい、
という意味が込められているんですね。

私ももちろん、くくりつけてきました
何か一つ我慢して、心を動かさないように頑張ります!

ちなみに、庚申の由来は"庚(かのえ)申(さる)"の日で、
この日は人間の行った悪行を天帝に告げる虫が
人間の寝ている間に脱け出していくため、
虫が告げに行かないように徹夜していたそうです。
それを"庚申待ち"というのですが、
このお寺のご本尊の青面金剛(しょうめんこんごう)様が
この虫を食べるため、"庚申待ち"の日には
この仏様を拝むようになったと知って、
深い由緒があるんだなぁと感慨深かったです。

庚申さんの日は年に数回あって、その日に参拝に行くと、
こんにゃく炊きを振る舞ってもらえるそうです
私もいつか行ってみたいと思います。

京都に来られて、八坂の塔に行く機会がありましたら、
ぜひお立ち寄りくださいませ。オススメです