ごちゃまぜCafe

ふと思ったこと、見たもの、おいしかったもの、
その他何でもありな感想いろいろを、気が向くままに書いてます(^^)

大文字・五山の送り火

2010-08-24 23:31:58 | 旅行・お出かけ
先週の月曜・8月16日の風物詩といえば、
京都の五山の送り火ですね。
そして五山の送り火といえば、なんといっても"大文字"

でも実は近くで見たことがなくて、
同じように見たことのない友達が「見てみたい」って言ってたので、
見に行ってきました~

20時点火で、仕事が終わってからも行けるのが嬉しいです
京阪の出町柳まで行ったんですが、
いつもは静かで落ち着いたこの駅に
あんなに人がひしめいているのを初めて見ました
改札の前に大行列ができてて、なかなか出られないという、
日頃の出町柳ではありえない光景にびっくり(笑)
これも予想外の貴重な体験でしたね

大文字を見やすいスポットといえば、
出町柳駅を出てすぐの鴨川のデルタですが、
そのエリアはすでに入り込めないくらい満員でした

見やすいスポットを探して歩く人々に押されながら、
橋を渡りきった花屋さんの近くで
なんとか見る場所を確保しました。
そこも人だらけで、本当は河川敷の公園に降りられる場所なんですが、
満員電車のような状態で進めませんでした…恐るべし、大文字(苦笑)

でも、山に「大」の字が浮かび上がった瞬間は、
周りで口々に「おお~」って声が上がって、
これは現地で見ているからこそのライブ感でしたね

そして、人が多くて暑くても、点火した後の10分か20分で
満足できるから大丈夫(笑)
短い時間で皆さん動き始めて、
私たちも抜けて行きました。

8月16日はお盆の最終日で、
"送り火"は祖先の霊を送るために灯されます。
我が家でも、16日の夜は玄関先でささやかに"送り火"をします。
この日は、この大文字を見ながら手を合わせました。

山に送り火を灯して、町全体で送るという風習が、
京都ならではで、風情があっていいですね
私も見た瞬間、やっぱり「おお~」って声が出ましたし、
遠目でも暑くても汗臭い人たちに囲まれても(笑)、
実際に見に来て良かったです

(山に登って点火する皆さん、
毎年ありがとうございますm(_ _)m
この日も暑い中を本当にお疲れさまでした!)

梅田阪急ビル オフィスタワー スカイロビー

2010-08-15 19:02:34 | 旅行・お出かけ
久しぶりに1階から阪急百貨店うめだ本店に入った時、
隣にオフィスタワーができてたので、入ってみました

真新しいビルってワクワクしますね
広いエントランスロビーの奥にエレベーターが並んでて、
このエレベーター1基がめっちゃ広くてびっくり。
大人数が乗っても大丈夫ですね。
外の景色も見られます

オフィスタワーですが、15階は一般の人も入れるスカイロビーです。
名前の通り、空やビルを見渡せる広い展望スペースで、
1枚目の写真がそこからの眺めです
雰囲気良くて素敵~
丸ビルがかわいい(笑)

かなり広く窓がとられているので、
色々な角度の景色が見えます。
窓に近づいて見ても見え方が変わって楽しいです


ヒルトンホテルからハービスENTを眺める景色で、
こんなに近くに見る感覚は初めてでした
右手は増床工事中の大丸梅田店で、大阪駅も見えます。



こちらが工事中の大阪駅です。
大きな中央の階段(エスカレーター?)ができてて、
三越伊勢丹が入る駅ビルもかなり出来上がってきてます。
完成した大阪駅の姿が想像できて楽しいです

昼間はこんな風に広々見渡せて、パノラマを楽しめますが、
夜はもっと素敵な夜景が見られると思います
また夜景も見に来たいです

このフロアには、タリーズコーヒーやレストランや
コンビニも入ってます。
タリーズでコーヒー飲みたかったけど、満席だったので断念
もう1軒くらい気軽にお茶できるお店があったらいいな~

それにしても、夜にここのレストランに来たら
絶対ウットリものでしょうね
勝負デートのお店を探している方にピッタリかも

今建設中の新しい阪急うめだ本店が全部完成して、
全面開業した時には、百貨店とこのスカイロビーが
エスカレーターでつながるそうなので、今から楽しみです

特別展 龍馬伝 (京都文化博物館)

2010-08-02 00:12:40 | 旅行・お出かけ
7月19日で終わってしまいましたが、
「大河ドラマ特別展 龍馬伝」を見に行ってきました。
京都文化博物館は場所もいいし、
面白い展覧会をよく開いてくれるので、好きな博物館です

今回も、"大河ドラマ"って打ち出してるだけあって、
ドラマの内容にリンクした展示になってて、
見ていてわかりやすくて面白かったです
ドラマを思い出しながら展示を見て、史実に触れる感じで、
「これが○○か~なるほど」なんて思いながら見て回りました。
龍馬の着ていた着物とか、あの有名な写真とか、手紙や小物類もあって、
彼はリアルに幕末に生きていたんだなぁって実感します

龍馬だけでなく、彼の周りの人々、同じ時代を生きた人々も
ピックアップされてました。
ドラマにいない、知らない人も出てくるから、
「龍馬伝」のストーリーを中心にしつつも、
歴史全体の流れも多角的に見られたと思います。

また、龍馬が暗殺された近江屋の部屋も再現されてて、
龍馬と中岡慎太郎の暗殺の光景や
暗殺した犯人についても展示されていました。
揺るぎない事実なので、最後は切ない気持ちになりましたが、
歴史に"if"は禁物かもしれないけど、
それでもやっぱり、「もし、ここで暗殺されなかったら、
この人はどんなことを成し遂げたのかな。見てみたかったな」
って思ってしまいました。
そう思わずにいられないくらい、
あの短い人生で、大きな仕事をした龍馬は凄い人だと感じました。


今回の展覧会を見て、龍馬自身のした仕事はもちろん、
後に残された人々に与えた影響の大きさを実感しました。
龍馬の魅力、彼と同じ時代を生きた人々の魅力を、
わかりやすく感じさせてくれて、
歴史好きな人も楽しませてくれた展覧会だったと思います

史実を先取りして見られたので、
意外な結末の部分とかも見られたんですが、
むしろ、ドラマでそれらをどう描くのかが
ますます楽しみになりました
こういう大河ドラマにリンクした展覧会、
これからも是非やって欲しいです

(今週の話(8月1日)から、ついに中岡慎太郎が登場しましたね
中岡慎太郎を誰が演じるのか気になってたので、
上川隆也さんで嬉しいです かっこいい
話も気になるところで切られて(笑)、どうなるのか楽しみです~)

祇園祭 山鉾巡行

2010-07-19 00:45:21 | 旅行・お出かけ
この連休は毎日暑いですね
三連休だから、晴れてくれるのは嬉しいけど
この暑さは要注意ですね。
皆さんはどこかにお出かけされてますか?

私は土曜(17日)に祇園祭の山鉾巡行を見に行ってきました
最近テニスを始めたんですが、そこで友達になった子が地方出身で、
祇園祭を見たことがないから見てみたいってことで行ってきました
休みの日に重なるなんてなかなかないから、貴重な機会でした

山鉾巡行は四条烏丸での"くじ改め"や
四条河原町の角での"辻廻し"が有名ですね。
でも、その分観客が多いのがわかっていたので、
御池通の方に見に行きました。
それでもすごい数の人たちがひしめいてましたね(笑)
大量の人垣で、"辻廻し"は見えなかったんですが
動く鉾を間近で見られて、雰囲気は十分楽しめました
少しずつ鉾が角度を変えていくのが見えて、
その度に拍手が起きてたのが、まさに"ライブ感"でした(笑)



この鉾の後ろのタペストリー、見えるでしょうか?
かなり西洋風な絵柄ですよね。
純和風な鉾にあの西洋風の絵が不思議にマッチしていて面白いです
西洋との交流が垣間見られて、祇園祭の奥深さを感じました

巡行は大きな鉾と小さな鉾が交互にやってきて、
大きな鉾は華やかで迫力満点で、
小さな鉾は人形やからくりがあって、
それぞれに良さがありました
友達も雰囲気を楽しんでくれたみたいで、
喜んでもらえて良かったです

ただ、本当に暑くて、焼けるような太陽が照りつけてたので、
見てるのは1時間くらいが限界でした
全部見てたら倒れそうなくらい暑かったです
鉾の屋根の上に乗っている皆さんがとても心配でした
あの炎天下で頑張っていたお祭りのスタッフの皆さん全員に感謝です
本当にお疲れ様でした!

これから夏祭りや花火大会のシーズンですが、
行かれる方は、熱中症や日焼け対策をしっかりとって、
水分を補給しながら見てくださいね!

ルノワール~伝統と革新~ (国立国際美術館)

2010-06-26 20:47:26 | 旅行・お出かけ

この展覧会も、初めてポスターを見た時から
行きたいな~って狙ってました
長谷川等伯の時もでしたけど、
ルノワールだけを集めた展覧会を見られるなんて
貴重な機会に巡り会えて感謝です

大阪・中之島にある国立国際美術館で
明日(6月27日)まで開催してます。
写真だとわかりにくいかもしれませんが
かなり特徴のある、近代的なデザインの建物です
初めて行く方も、遠目からでもきっとすぐ見つかると思います(笑)

(ちなみにすぐお隣は大阪市立科学館で、
ここのプラネタリウムはオススメです)

先週の土曜日に見に行ってきました。
この日は晴れ間も見えてラッキー
なので、人が多いだろうと覚悟して行きましたが、
思っていたよりは楽に、落ち着いてゆっくり見られました

今回の目玉は何点かありますが、
私は「可愛いイレーヌ」が一番楽しみでした
今回の展覧会のチラシやポスターに使われていたので、
見たことがある方も多いのではないでしょうか?こちらの絵です。



実物もとても綺麗でかわいくて、
透き通るような髪や肌が描かれていて、見られて大満足でした

今回、初めてこんなにたくさんのルノワールの絵を見て、
この画家さんの筆遣いや色彩の美しさに、とても感動しました
風景画も人物画も、ほとんどの絵に明るい光を感じて、
絵の内側から、キラキラした輝きが溢れてきてるように見えました

今回初めて見た風景画で、気に入ったのがこの2つ。

上が「シャトゥーのセーヌ川」、
下が「エスタックのオリーブ畑」です。

絵はがきなので、あまり綺麗に撮れなくて残念
でも、実物の絵は本当に綺麗で、
河辺のまばゆい光や、夕暮れの柔らかい光が
絵から溢れてきてました
実物の絵は大きいから、引いて見ると
その実際の風景が浮かび上がってくるように感じて、本当に綺麗でした

印象派の絵って、輪郭や色彩をあえてぼやかして描かれているので、
写真ではその光や美しさが伝わりにくいような気がします。
今回初めて、印象派の画家さん達が描いた光と色彩を実感できました
これだけでも見に行けて良かった!って思ってます

ちなみに「団扇を持つ若い女」もお気に入り

この絵も色鮮やかで、女性の美しさも(特に眼差し)際立ってて、
見た瞬間に引き寄せられました

「レースの帽子の少女」や「野原で花を摘む娘たち」も
やわらかい色と光で描かれていて、一目惚れしました
あと、意外にも静物画や彫刻もあって、これらも良かったです
ルノワールのイメージになかった、
新しい部分も知ることができたのも嬉しかったですね~

印象派の本当の魅力とか、意外な部分とか、
今まで知らなかった素敵なところをいっぱい見ることができました
こういう嬉しい発見があるのが、展覧会の良さですね
ルノワールが前よりもっと大好きになった1日でした