さとみん日記

ありのままに書く。

3月30日 『忘れないで 見つめることを』

2005-03-30 23:21:02 | Weblog
今日は日記です。バイト帰りに久しぶりにCDを買いました。ボーダフォンのCMタイアップ曲・木村カエラ「リルラ リルハ」です。CMで聞いて何となくいーなとか思いつつ、バイト中に店内で何回も流れてるのを聞いて、買っちゃいました。おまじないみたいなコトバ、『リルラ リルハ』、これはREAL LIFE REAL HEARTの意味なのだそう。作詞者は歌ってる本人・木村カエラ。楽曲に対する本人メッセージなど読んだけど、自分のまわりの苦しいなーとかしょんぼりしちゃうなーとか思うこと、自分次第で変えてけるよ、ってメッセージが入ってるんだって。なんてか、こうゆうこと聞くと自分の身に置き換えてしまい、いろいろ考えちゃいますな。あ、基本的には聞いててパワー出てくる曲だし、今の季節にぴったんこでございますにょ。あと最近聞いてて、さわやかだなーと思うんは、レミオロメン『南風』。CD持ってなくて一緒に買おーかなと思ったけど、結局買わなかった~。

今日はまたチャリを撤去されました。こないだは権太坂だったけど今度は今井町らしいです。毎回大冒険です。しょんぼり、けど冒険楽しんできます。

明日のゼミ飲み会、バイト後に参加するのでちょこっと遅刻ですが、楽しみですナリー。

『忘れないで 見つめることを
今できるでしょう?
今しかない この時間を
あなた次第で

REAL LIFE 流れゆく
REAL HEART 変わりゆく』
木村カエラ

3月27日 『一滴残らずうるわしい。』

2005-03-27 23:16:02 | Weblog
実家から帰ってきてから風邪ひきさんです。声がガラガラ、病いでテンションもおかしくて、なんていうかオカマです。ひろくんに散々バカにされました。でもバイトでは接客する度にお客さまが心配してくれました。女の子って、優しいなあ。

最近新しい種類のペット茶がたくさん出てますね。てかいつまでこの「飲み物」シリーズをわたしは続けるのかしら。今日も最近発売されたペット茶のCMを取り上げます。キリンビバレッジの「上海冷茶」です。

ちゃちゃちゃちゃっちゃちゃ ちゃちゃちゃちゃ~って音楽と「しゃんは~いれいちゃ~」って歌声。皆も印象に残ってるかと思います。このCMは今まで取り上げてきたナチュラル系のCMとは随分"色"が違いますね。てかお茶のCM自体ナチュラル系落ち着いた系が多いので、少し新鮮でございます。

わたし実はまだ飲んでないのですが、味としては「ほのかな甘みと透き通った香り」がある烏龍茶なのだそうな。味として本場・中国の味をどう出すかがポイントだったように、CMとしても本場・中国特に上海の"感じ"をどう出すかがポイントだったようです。CMは「Gold Dance」「Gold Lady」の2篇。両者ともピンクレディ『カルメン77』のカバー曲であるテーマ曲と、独特の振り付けが印象的です。「Gold Dance」篇は、活気とエネルギー溢れる上海、というイメージをテーマカラーのゴールドを象徴とした都市を舞台に表現しています。ダンスの振り付け一つ一つにも上海冷茶を象徴する意味があるそうな。「Gold Lady」篇では、無糖・無香料の純粋さとみずみずしい美味しさを伝えるというコンセプトのもと、深い東洋の森をイメージしたという舞台の中で上海冷茶ががぶ飲みされます。

わたしは普段"スキ"って思うのがだいたいナチュラル系で、実はこのCMがスキって訳ではないのですナリ。出演してる加藤ローサはスキけど。でも何でか、音楽とかCMの色の感じとか、目や耳に残っています。わたしはピンクレディのカバーってさっきまで知らなかったので、聞いたことあるから残ってる、って訳でもないようです。五感に訴えるCMは、やっぱし強いです。このCMでいうなら特に音ですかにゃ。今思ったのですが、音で分かるCMは、それが放映されてないトキでもCMできますネ。誰かが口ずさんじゃえばいーのだから。音は人間が普段生活してて、何も道具無しに作れる一番簡単な制作物な気がします。話題になることがさらにCMになる、と本で読みましたが、まさにその通りかと思います。

今、思ったのですが、日常で例えばこの「しゃんは~いれいちゃ~」を口ずさんでしまった人は何を考えてるかなって。キリンのまわし者でない限り、よし上海冷茶を売り込むぞ!って考えではないと思います。単純にリズムを楽しんでたり、無意識に近い状態で口ずさんじゃってるハズ。それがCMする側からしたら、利用すべき人間の特性だったりCMの狙い目だったりするのだと思いますが、CMされる側からしたら、そんな特性がどーのこーのより、単純に口ずさんで心地いいかどうかってことなんだと思います。この辺に、ビジネスの手段だけで終わらない、CMのエンターテインメント性とか文化性とかがあるんじゃないかな。また単純すぎるでしょうか(>_<)ビジネスにとっては"手段"かもしれないけど、違う視点からとればCMは"目的"にもなると思うのです。商品を売り込むという視点でシビアな会議を勝ち残った案が今世の中のCMとして放映されてるとは思うけど、商業手段だけとして作られたCMは長く続いてないと思います。商品自体に込められた想いを、その時代の、商業を抜きにしたニーズや雰囲気(=消費者の気持ち)にもうまくつなげるCMが、結果的には商業手段としても一番有効なのではないでしょうか。CMを美化しすぎでしょうか。

うーのどが痛いですわたしが作り出す"音"はいつ回復するのかなあ、トホホ。

3月22日 『飛ばない豚はただの豚だ』 

2005-03-22 23:55:51 | Weblog
先週末から昨日まで実家・宮城に帰ってきました。家族と苺狩りに行ったりして普通の一家団欒を久しぶりに楽しんできました。んっと(すごく)楽しかったです。昨日は昼には横浜に戻り、大石くんちへ。浜松を経由して名古屋へCM撮影に行く大石くん。浜松まで一緒に行って機材運びをしました。大石くんの実家は浜松駅の近くなんですが、駅周辺は再開発地域らしく、すごい美しかったです。歩道の幅がいきなし広かったり、静岡文化芸術大学のキャンパスの"ドラマの舞台になりそう"感もすごかったです。大石くんちのお母さんもねこ・モモちゃんもかわゆかったです昨日は急ぎ足で横浜まで帰ってきたので(大石くんは名古屋へ旅立ちました。)、今度またゆっくり行ってみたいです。ちなみに帰りは、風邪でちょこっと具合悪しになっちゃいました。

そいで今日は学祭の実行委員会がありました。全体の会議の後、わたしが所属する企画部の会議。企画部は今4人で、それぞれ担当の企画を持っています。わたしは結局のところ、実行委員WANTED!っていう企画とみんなDEミニゲームPARTYという企画を持つことになりました。実行委員WANTED!って企画は30分鬼ごっこみたいなもんで、鬼を実行委員がやって追いかけるのを参加受付した来場者などにやってもらう企画です。みんなDE~は教育6-7号館間のメンストで30人程度の規模でイスとりゲームや巨大カルタなどをやる予定です。色々考えた末、ランダムに皆で楽しむ企画に行き着きました。企画団体を巻き込んだ企画は、他のステージ企画の子がコンセプトに取り入れていたので・・・
けど、今日の話し合いというか、正規の会議の後ですが、その「他のステージ企画」が大回転?してしまって、全然色が違う企画に変わってしまいました。「企画団体を巻き込んだ」ものではなかなか企画が発展せず、その担当の子が企画部のリーダーってこともあって決まらないことへの焦りもあり…でわたしも、今回の学祭からずっと一緒に仕事してきた同じ学年の企画部の子が現役を離れてしまったり、じゃあ自分が一番シビアな目で企画を見てかなきゃとか変なプレッシャーを感じてしまってたりで、なんてか企画をしててもどこかワクワクしきれてない自分を感じてしまうことがあり、そんな自分が嫌です。最初は、今度の学祭はいろいろ制限が加えられるかもけど、それでも楽しい学祭を企画部で作っていこう!って話してたのに、自分の行動が伴っていないよ。そういう自分へのむかつきが、たまに企画部リーダーと話してるトキにもでちゃってる気がします。企画部のリーダーの子に申し訳ないです。
今日は反省?日記になってしまいました。最近ときどき、学祭企画が自分にとって何なのか考えてしまうことがあります。こんなこと、誰に相談?したらいーか分からず、ブログに書いちゃった今日この頃です。ただ自分はやると決めたことは最後までしっかりやりたいので、今度の清陵はしゃかりきにやります、どんな形でも「成功」をめざして。

今日、雑談してて『紅の豚』の名台詞は「飛べない豚は・・・」ではなく「飛ばない豚は・・・」なんだと教えてもらいました。一文字でかなり意味が違うな。ぶたさんとからかわれることがあり、この名台詞でいじめられたりすることがあります。どうせなら、飛ぶ豚になりたいです。

3月17日 『ウソつかない』

2005-03-17 01:53:03 | Weblog
『ウソつかない だからキズつく だからキズつける
 ウソつかない だからスキ だからキライ
 ウソつかない だからクルシイ だからラクチン
 ウソつかない だからタタカウ だからアイシアウ
 ウソつかない だからイタイ だからキモチイイ
 ウソつかない だから

 もっと もっと 迷っていい もっと もっと 迷おうよ
 だから ウソつかない じぶんに』

今日横浜駅の東横線に続く自由通路?で見た広告です。広告主はリクルート、早速PCで調べてみたら、おとといの新聞(1つは昨日)に広告として掲載されたものでした。広告の種類は5種類でそれぞれ、『ハイジャンプ』『マラソン』『ダンス』『卓球』『桜』編が5つの新聞に掲載されたようです。広告の対象は、新しく社会に出る人・高校を卒業した人、だそうな。
この広告が並んで通路に貼ってあり、おお、と思いました。わたし、もともとカタカナの響きやリズムがスキなので、この広告の響きあう感じに惹かれました。や、ひらがなで書いても響きなんて変わらんじゃんともいえるかもけど、やっぱり日常生活してて「今のコトバは絶対カタカナの響きだ!」ってのがあると思います。この広告はすごいメッセージ性が強くて、なにか「商品」を売る為の広告とは違う気がしました。リクルートにとっての商品に近いものを売る為のものなのかもしれないけれど、それに留まらないメッセージを見た人は受け取るんじゃないかな。対象は新社会人・高校を卒業した人、とあるけれど皆がそれぞれ別れを経験し新しいスタートを切る”春”っていう季節の中においては、対象は万人になるんじゃないでしょうか。
ウソつかない、って単純なことなのに実は難しいこと。必要なうそも、悪いうそも、優しいうそも、悲しいうそも、世の中にはたくさんあるけれど、その中でも"じぶん"の一番真の部分にうそをつかないようにしたいなあ。
この広告を見たとき、人はなにを受け取るだろう、何が皆のこころに浮かぶだろう。コトバは人に何を与えるだろう。

3月15日 『ねえ ナナ』

2005-03-15 23:25:48 | Weblog
今日は大人気マンガ『NANA』最新巻の発売日でした。早速購入です☆もともと作者の矢沢あいさんのマンガは大好きなんですが、どして好きなのかなーと考えてみたら、絵もお話も好きけど、マンガに出てくるコトバにもすんごい魅かれてるなあと感じました。『天使なんかじゃない』に出てる、幸せの三原則や『ご近所物語』に出てくる台詞たちに、救われたり涙を流したりしました。『NANA』は奈々、ナナをいう二人の女の子が主人公のマンガです。大体各回の最初と最後にモノローグがあります。(というかほとんどの世間一般のマンガはそういう構成かしら。)モノローグは奈々の視点で書かれてることが多いですが、お話の中の「いま」より少し後の視点で書かれています。マンガはまだ進行中で、「いま」から少し後までに何の事件が起きたのか分からないけど、ちょこっとさみしげなモノローグが多いです。

今日も単なる日記でごめんないさい。1コCM調べたけどしっくりこずで、ナオカツ『NANA』で半泣きになつてしまいました。そうそう、昨日突如徳ちゃんのお家でやってた飲みに参加させてもらいました。おぐおぐやアヤネや玉ちゃんがいて、気づけば皆去年の新入生歓迎イベント・新夜祭のスタッフでした。去年の今頃は、新夜祭のリーダーで毎日あくせく準備に励んでたなあ、なつかしい。ちなみに新夜祭は今年もあります、大分様相は違うようですが。今年のスタッフの方とは、直接認識はほぼないけれど、がんばれーしょんして欲しいです。わたしは新夜祭を開催した母団体・NPO法人横浜エンジェルズ・フォーラムを荒らしてしまった感じがして、気軽に今年のことを聞けない感じがしてて、、、なんていうか去年あんなに愛したイベントのことを今こんな風に感じてしまうのが悲しい。加えて言うなら、イベントをやって、一緒にスタッフをやった皆を中心にたくさんの人に関われたのはすごく嬉しかったけれど、本当に会場にお客さんとして来た皆を楽しませることができていたのかは、反省が残っています。自分に対しての少し嫌悪に似た反省や、スタッフやお客さんに対しての罪悪感に似た気持ちです。多分一生こころに残ると思う。

なんか暗いや。実は投稿に失敗してこの文章書くの3回めです。最初はこんな締めくくりじゃなかったんだけど。。。昨日勢いで徳ちゃんPCを借りて学祭企画の企画書を書きました。何かを生むことになんだか変な恐怖感もあるけれど、今度はそれを越えるような完成度があるイベントにできたらいーなあ。

アマゾンで大石くんに教えてもらった『広告大入門』を格安で購入できました。分厚い本なので、少しずつ読んできます。


3月10日 『春、伊右衛門。』

2005-03-10 12:19:50 | Weblog
久しぶりの投稿です!3月に入ってからわたわたと予定を詰め込んでしまってました。更新してない間に20歳になったり、地元のお友達が横浜に遊びにきたり、実行委員の追いコンがあったりなどイベント目白押しでしたちなみに昨日が追いコンだったんですが、やっぱり先輩たちがいなくなるのはスゴイ寂しいなーと思いました

イベントごとのない日はほぼバイトを1日中してます。バイトの休憩中に最近よく飲んでるのがサントリーの「伊右衛門」です。今日はこのお茶のCMを取り上げます。
お茶は種類がありすぎてドレが美味しいのかよく分からないというのが本音でしたが、たしかに伊右衛門は美味しい!と思いました。なんか苦味があんましない感じが飲みやすい感じ。実際、雑誌のお茶ランキングでも1位です。発売去年3月で、約10ヶ月で清涼飲料水初年度の過去最多記録8億2080万本売り上げたそうです。日経トレンディの"2004年ヒット商品ベスト30"でも「冬のソナタ」に続き第二位に輝いてます。

そんな伊右衛門のCM。あまり意識して見たことはなかったけど、印象に残っていました。舞台は京都、茶匠・伊右衛門とその妻が登場します。CM中に流れる久石譲のドラマチックな音楽も印象的です。お茶のCMは色々あるけど、よくあるのはキレイなお姉さんが登場するものかな、それを考えるとちょこっと伊右衛門はCMに流れる空気や温度が違う気がします。
発売元のサントリーの方によると、ペットボトルのお茶を一番よく飲むのは、実はお父さん世代らしいです。だからCMのテーマも夫婦なのだそうな。HPで今までの伊右衛門のCMを見返してみましたが、たしかに描かれてるのは日本のよい夫婦という感じです。人物の設定だけじゃなくて、京都っていう場所と江戸時代ていう時代設定がその空気や温度をつくっています。CMはお父さん世代向けにつくられたようですが、CMにキュンときてしまうのは、もう一つのよくペット茶を飲む人たち・女性が多いんじゃないかなと思いました。描かれる正統派の夫婦が、最近の日本の純愛ブームにぴったり当てはまってる感じます。以前カゴメのCMを取り上げた時にかぶりそうですが、この伊右衛門のCMに描こうとしてるのも、正統派の、本物のこだわり、本物の美味しさ、本物の愛なんじゃないかな~。

広告は受け取る側(=消費者)にとっては商品についての"ニュース"です。商品のニュース化がうまく行けば、商品は世の中の話題や評判になります。このニュース化のために必要なのが"いま"に共振するセンス。人びとはいま、何を知りたがり、何を欲しがっているのか。同時代の"空気"や"気分"に共振する感覚をもっていることが広告にとって大切です。この言葉は天野祐吉さんの著書にありました。だとしたら、伊右衛門のCMもその"いま"に共振するセンスをもっていると言えるのではないかな。事件などを取り上げる報道としてのニュースが、世の中でつかれてる"うそ"を扱うニュースが多い気がします。伊右衛門のCMは、その"うそ"を扱うニュースを見た世の中の人びとが思う気持ち「"うそ"ばっかりの世の中なのかな、"本物"ってなにかな」「"本物"が欲しい」って気持ちを反映したCMなのかなと思います。CMは虚構の世界というけど、その虚構をつくるもとになっているのはリアルな"いま"なのです。

わたしが今まで取り上げてきたCMも"本物"感を出そうとしてるCMがほとんどです。(あとはすっきり感があるのが多いにゃ。)自分が好きだと思うCMを通して、自分が"いま"何を求めてるのか(それは"モノ"としてだけではなく。)が見えてきそうだなーと思いました。

電車に乗ってたら伊右衛門の広告がありました。『春、伊右衛門。』キャッチコピーはこれだけだった。爆発的に売れたこのお茶にとっては、もう名前だけで充分なんかな~。中吊りの広告がのれん型なのも印象的でした。