ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

「私」とは何か

2024-08-06 | 自分史

何も食べられず

飲むこともままならず

連日続く痛み耐え切れず、入院

一夜明け

 

点滴、薬効にて、痛み治まり・・・

 

病患い、肉体的な衰えに対し、

常に眠けに誘われはするものの

意識は、保てている

精神世界は、むしろ拡がった

 

死に向き合うことで

自己嫌悪を繰り返しながらも

今となっては、少なからず

成長出来たように感じる

 

「意識」に対する「無意識」

 

それら留意するようになったのは

先にも記した、

河合隼雄氏著『無意識の構造』〜

その後に続く『ユング心理学入門』

 

それまで、自我(意識)のみが

自身の世界であったのが一変

三十半ば、精神面にて転機が

訪れた

 

とは言え、現実に追われる日々

いつの間にか、それら支えも

遠のきがちとなり

あらためて気付くきっかけとなるのは

いつも体調不良であったように思う

 

ここ数年を振り返るならば

この現状

田坂氏の著書にも記されている

いわゆる「自己組織化」の結果として

納得せざるを得ない

 

私とは何か

それをどう捉えることで

答えは変わる

 

意識が肉体に宿るなら

死が無となり全ては終わる

 

その先にあるもの、つながるもの

 

端から見たら

取るに足りない出来ではあるが

曲作り、ギターのフレーズにて

感じることも多かった

ともあれ

 

真実を知る日は、

遠くなく

 

野口哲生


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