とんと昔。就職したばかりの頃、お酒の席でいつも真っ先に酔いつぶれ(私が?とんでもない、そんなこと一度もありません)、皆で担いで階段を 降ろしたり、靴を履かせる(いつも人の物を履いて帰ってしまうから)世話のやける先輩がいました。その人はお豆腐が大好物で、晩酌の肴は決まって冷奴とか。「きっと奥さんが酒の肴を作ってくれないんだよ。」なんて私達は何時も陰口を利いていたものです。その人の豆腐の薀蓄がまたなかなか面白いらしいのですが、若い私達は全く頓着せず、「豆腐なんて皆同じ」と何時も上の空で真面目に聞いていませんでした。
「先輩ごめんなさい。」
今、先輩と同じ歳になり、
貴重な話を聞き逃したことを
とっても後悔しています。
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