そよ風に吹かれて!

関西圏を主にしたポタリングブログです!
貧弱ペダルですがロードとミニベロでゆったり色々な所を訪れています。

伏見名水めぐり

2016-03-22 22:13:46 | ポタリング

3月21日(月曜日)晴れ

今年も始まりました。「伏見名水スタンプラリー」
今回は阪急西向日駅から回ることにしました。
レンタサイクル10:15にスタートします。まだ新しいサイクルで最高。

西国街道めぐりで会えなかった長岡宮跡、駅から直ぐの所でした。
朝堂院公園となっていますが、784年~794年に長岡京時代として
現在でいう国会議事堂のような役割を果たしていたようです。
公園内は広々として入り口には案内所もあります。

府道202を東に久我橋を渡ると城南宮までは後少しです。
風が強いので肌寒いですが、空は青く澄み切ってポタリングには気持ちがいいです。

鳥羽離宮跡公園に着きます。
鳥羽離宮は平安時代の後期に白河上皇の院政開始の象徴として造営された御所など
広大な離宮だったようです。

公園内には鳥羽伏見の戦いの碑があり、江戸幕府と新政府軍が衝突、
この辺りで合戦が続いたようで歴史深い場所となっています。

スタンプラリーのスタートは毎回城南宮からで、今日もここでスタンプシートを
頂きました。
名水「菊水若水」

しだれ梅の時期は過ぎ、今は椿が見頃のようです。中では梅の木の剪定をされており
翌年に向けての手入れです。「ご苦労様です」
「さくら切るバカ、うめ切らぬバカ」とも申します。

城南宮の周辺には天皇御陵が有りました。
油小路通り沿いに白河天皇陵を参拝します。

油小路通りを東に鳥羽天皇陵。

隣に安楽寿院
鳥羽離宮、鳥羽天皇に纏わる寺院のようです。

南隣には近衛天皇陵が有りました。
城南宮は平安遷都の際、都の南に守護神として創設され、
鳥羽離宮の造営に縁のある天皇陵が存在していました。

安楽寿院から東に進むと近鉄京都線の踏切、普通電車が通り過ぎていきます。

R24の城南宮参道道交差点に着きました。
ここから東に進み再びスタンプラリーを続けることに。

料亭「清和壮」通常は月曜日定休ですが祝日は営業とのことです。
中に入ってみます。工事中のようで趣が前回とは違います。
入り口の門をくぐると、すぐ前にスタンプラリーの用紙とスタンプがあり、
名水の取水口も新しく築かれています。味は変わりません。
名水「清和の井」

清和荘から東に、京阪電車の踏切を越えて行きます。
偶然にもトーマス号の列車です。「いってらっしゃーい」

3つ目のスタンプは藤森神社です。
墨染駅が近く、ここから始める方も多いと思います。私も歩きの時はここからスタートしました。
ここまで来る間にもウォーキングでスタンプラリーをされている方と出会いました。
境内に舎人親王崇教の碑が新しく出来ています。

5月の大祭には駆け馬神事が催され見応えがあります。
境内には馬の絵や像があちらこちらに。

ここの水を頂きに来られる方も多く、じょうろが用意されてありがたいです。
名水「不二の水」

藤森神社からは南に向かって伏見市内へ。
キンシ正宗さんに着きました。休日は入り口の門が閉まっていますが、
スタンプは捺印できるように門前に置かれています。
名水「常盤井水」

伏見区庁舎の近くに大黒寺があり薩摩藩ゆかりの寺として有名です。
奥にさくらがちらほらと咲いていました。
名水「金運清水」

寺院の境内には寺田屋殉難九烈士の墓碑があります。

伏見の酒蔵通りに来ました。
最初は黄桜カッパカントリー。毎年の如く賑わっています。
お土産に純米吟醸酒を一つ買ってみました。フルーティな香りで飲みやすく酔ってしまいそうです。
名水「伏水」

東には「鳥せい本店」さん、酒蔵神聖。ここの焼き鳥は最高ですがお昼は待ち時間覚悟です。
今日も十数名の方が待合室で並んでいました。
名水「白菊水」

伏見の竜馬通り、商店街が細い路地の両側に立ち並び、坂本竜馬に縁のある商品が
多く売られています。

竜馬通りには撮影用の衝立。
竜馬寿司など色々とありますよ。

坂本竜馬の定宿寺田屋もこのように、中も拝見できます。

刀傷、弾痕も柱に残り、当時をしのばせます。

十石船水路に酒蔵が連なります。土手に柳の木が有りますが、今年は
背が低く枝を切り落とされてスッキリしています。

随分とスタンプも押して来ました。十石船の乗船場近くに長建寺はあります。
名水「閼伽水」

境内には枝垂桜が満開です。
桜を見る前に仏さまに参ってください。

酒蔵、月桂冠大倉記念館。中に入って名水「さかみず」
ここでもお土産に清酒を買ってみました。糖質0、飲みやすく酔っています。

伏見の桃陵団地があり、江戸時代には奉行所があったとのことです。
入り口の門や団地の壁には木目調の色使いがされています。

スタンプラリーの最後は御香宮神社となります。

参道の脇に「黒田節」誕生の地とあります。
♪酒は飲め飲め 飲むならば 日の本一のこの槍を 飲みとる程に飲むならば
これぞまことの 黒田武士(^^♪
伏見桃山の大名・福島正則の屋敷に黒田家の家臣・母里太兵衛が招かれた時の事。
正則が大きな鉢を杯にに見立て、飲み干せば望みの品を与えると強いたため、
太兵衛は座上に架かった槍をいただきたいと、その槍とは正則が豊臣秀吉から賜った
秘蔵の品。
太兵衛は注がれた酒をすべて飲み干し、槍を持ち帰った。後悔した正則は、何度も
返してほしいと使いを出したが太兵衛はついに返さなかったという。
この名槍「日本号」別名「呑み取り槍」現在も福岡市博物館にあるそうです。

御香宮境内には名水「御香水」

伏見市内を歩くと両替町、この辺りは両替商が多く有った土地のようです。

十石船に乗ると運河を進み、折り返し点の三栖閘門に着きます。
左手に資料館があり、昔の操作室を復元し、三栖閘門の成り立ちや伏見の歴史を
紹介されています。

スタンプラリーの地図に名水の場所が描かれており、今日のルートを線引きしました。
〇囲みが名水です。

昨年までは11か所でしたが、乃木神社の「勝水」が減って10か所で達成です。
今回のお猪口は「伏水」でした。
今回で11種類のお猪口提供が一回りして、私は今日で7種類を集めることが出来ました。
今後もこのスタンプラリーを継続されることをお願いします。

伏見から阪急西向日駅まで戻ってレンタサイクルを返却し家路につきました。

本日の記録
 走行距離:21.6km

最後まで読んでいただき、有難うございました。

励みになりますので、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安威川ダムカレーサイクリング | トップ | 五月山まで、お花見サイクリング »
最新の画像もっと見る

ポタリング」カテゴリの最新記事