数日前まだぎっくり腰になる前にシニアパスポートのスタンプラリーで
一度も行った事のない河田山古墳群史跡資料館に向かった
何処にあるのか分からないが近くまで行けば何とかなるだろうと・・
八里台から加賀産業道路の交差点でパスポートに
電話番号が書いてあったので連絡して道順を聞いた
方向音痴なので何かややこしそうで道に迷いそう (^_^;)
交差点から福井方面に進路を取り
国府台交差点を行き過ぎて桜生水の看板が立っていたら左折・・
細い道を結構進んでどうにか目的地に着いた
河田山ここらでは「かわだやま」ではなくて「こうだやま」と云う
資料館にはおじさんが一人退屈そうにしている
案内を断って一人でゆっくり閲覧した
資料館自体はそんなに広くない
一通り見て歩いて前の事務所でおじさんに礼を言ったら・・
少し説明すると云われた
やっと来た見物者をそのまま帰す訳にもいかない感じだね (-^艸^-)
昭和60年:東部産業振興団地(国府台)を造成する計画で古墳を発掘調査
昭和61年:尾根の全貌が明らかになり新たに60基の古墳が発見
昭和62年:重要な発見が相次ぐ 7世紀中旬に作られた横穴式石室
地元の石材を使った精巧な切石積みの石室で天井がアーチ型となる可能性がある
ー以上パンフよりの抜粋ー
早い話が7世紀の古墳時代には左の様な石室が普通で右の様なアーチ式は極めて珍しい・・らしい
上のイラストは多分こんな感じだろうと図形を組み合わせて描きました (笑)
又、この頃は死亡した人は土葬が通常だが
この石室には骨壺が発見されている
・・と云う事は地方の豪族が亡くなった時の石室の可能性が ヽ(゜Д゜;)ノ!!
高松塚古墳は壁画で有名だが
アーチ式古墳がはっきりしたらそれに劣らない・・
そんな事をおじさんが熱く語っていた ( ..)φメモメモ
資料館の前には小高い山があって12号墳がある
現在は見物客も少ないので入り口に鍵が掛っているが
見物するのなら鍵を貸しますからどうぞ
・・と云うので鍵を借りて寒い中階段を上がる (;´ω`;)サムィィィィ
入り口は狭いが鍵を外して中に入ると屈まなくても天井には着かなかった
横に積まれた石は良く見ると上の方が湾曲している
鍵を返した時に少し意地悪な質問を・・
ここには一日何人位の見学者が来るのですか?
平均して3人/日らしい
・・と云う事は1年に1000人程か (=ω=.)
それでも太平洋側の県から団体さんがバスで見学に来るらしい
ま!シニアパスポートを頂かなければこんな所があるとは分からなかった
小松市にも珍しい古墳がある事が分かっただけでも良かったな (*^^)v
いにしえの 古墳入って 想い馳せ (⦿ω⦿;;).。oO