目が覚めて、カーテンを開けてみた、天気予報通りに、空には雲の無い、幾日も待ち侘びていた天気、梅雨も少し疲れたのだろうか、ここらで一休み、良い天気にしてくれた。
この時期、気になる花があるので、その花に会いたくて午前中に急いで用事を済ませた。
目的地に向かって車は快調に走る、沿道から見えるどの家も、庭先やベランダに色とりどりの洗濯物が、いっせいに干され、まさに干し物の花盛りだ。車窓から眺めている、私までも、綺麗に洗られた様に、気分は爽快にハンドルを軽やかな裁きで、握っている。
杉木立の中を歩き、急傾斜地を登り詰め、
花の期待を胸に、岩場に取り付く。
最後の岩場を登り、顔を覗かせた。「あった、咲いてる」
『ニシノノカンゾウ』が、私を迎えてくれた。
花も夏の日差しを浴びて 「やはり、太陽が一番だね」と
大きく、深呼吸
おやおや此方さんは、背伸びですか。
私たちも此処にいるのよ、♪此処までおいで、手の鳴るほお~え♪
「さあ~ 捕まえたぞ~」「岩場に居る君は、可憐な好青年だ」
あらあら、貴女もいましたか、美少女のネジバナさん。
恥ずかしそうに、俯いて、誰を待っているのかな?
「僕を待っているんだよ」
僕はまれにしか現れない『シロネジバナ』だよ。
貴女は、岩場に映えるヒメレンゲ
目的の花散策を終えて、山頂へ
「なんだい此れは」三角点にない筈のユーコードが
埋め込まれている。
最近見掛けますが、一部のマニヤの方が利用している、自動認識チップです。
公共物である、三角点に埋め込まないで下さ~い。
多分、国交省も国土地理院も、許可していないはずで~す?。
もう一度、ノカンゾウを見て帰ろう・・・。