磯間嶽の岩稜コース

2011-03-07 | 鹿児島県の山
鹿児島県のガイドブックに『岩稜を縦走するアルペン的な山【磯間嶽363m】』が
紹介されたいる。
今回このルートを歩きたく、3月5日深夜01:30佐世保を発った。
深夜の九州自動車道にヘッドライトを当て、路面に引かれた白線と路肩を示す白と黄色の反射鏡が、光っては消え又光っては消え去る事の繰り返しが長時間続く。
立ち寄るサービスエリヤには大型トラック等を含めて、休憩の車や中には仮眠中の車が数多く止まっている。
私も休憩を挟みながらひたすら車は南下し、05:30桜島SAに到着。
此処で仮眠をして、夜明けを待つことにした。エンジンを切るとやはりまだ寒いので、子守歌替わりに掛けておく。
冷え切った夜が、周辺の草木に白い霜を着せて静かに明けていく。
07:00オープンの売店が開くのを待ち朝食を済ませた後、目的地の南さつま市大浦町へ再び走り出す。


この案内板の通り進み目的地かと思いきや、此処は磯間嶽の20分程で登れる最短コースの上津貫登山口。引き返し岩稜コース登山口を探すことにした。


地元の方に訪ね確認し、目的の『岩稜コース登山口』に着く 09:52

15分程林道を歩いた後、岩稜に取り付く。


最初の展望岩よりのどかな集落

登山口の大浦町久保地区を見る。

体を反転させ

これから登り行く岩稜帯を見上げる。


みーさん 頑張っていま~す


大坊主岩・小坊主岩などの岩稜帯を過ぎ

325mピーク 11:02

樹間の尾根を歩く

再び岩稜尾根だ 気が抜けな~い。

そして又樹間道で、少し気分転換

そして岩を登り又下る


山頂が望める岩場 11:38

逞しく林立する大岩を眺め、しばし休憩 


樹木に被われた中嶽到着 11:57

四等三角点 点名 真尾 標高 394.6m
      緯度 31度20分29秒 経度 130度14分43秒

大岩の細い間を

難なく通り抜ける みーちゃん

山頂直下の核心部です

垂直に近い岩壁が待ち受けていますね~

さぁ~心引き締め 垂直のクサリ場に挑み

慎重に登る。 


山頂到着 13:05

山の神が、最高の天気で迎えてくれました。 有り難う・・・


山頂は360度の展望が得られる


遠く東南方向に開聞岳

北西側には野間岳が望め

低山ながら、手応えのある素晴らしい山を実感した。


下山は周回が出来る大浦登山口に向かう 13:36


こちらは谷筋に沿って下ります

非常に歩きやすく時間も掛からず
大浦登山口に下りた後は、車道を15分程歩いて

出発点の登山口に到着 14:24
良い山行でした。 


春3月です 磯間嶽で出会った花
簪(カンザシ)のような ギブシ

アオモジ


サツマイナモリ

ヤブ椿

まむし草

ここは貴重な植物の宝庫ですが・・・

平戸の志佐岳に咲くチョウセンノギクも有るらしいけど

この花は違うみたい。


岩稜帯で出会った、奇岩・珍岩の数々
頼もしい 大坊主岩

今にも落ちそうな 小坊主岩

オットセイ岩? 撮り方悪いのかな~

これは何となく想像できる ワン子岩 

お~~ たくましい・・・

シダ帽を被った 大岩


鹿児島の低山ながら起伏の激しい山稜を縦走し、岩稜帯歩きの中で花や奇岩・珍岩に出会え楽しめたことに、心身共に喜びを感じています。
さぁ~指宿の温泉宿に急ごう・・・【温泉とサツマイモ焼酎】で心と身体を癒し
明日は何処の山へ行こうか・・・



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